こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
( ↑ 棚一面にカレーのスパイス。 シンガポールのリトルインディアのスーパーにて )
シンガポールでは、何かとiPod Touchを活用しました。
主に記録媒体として、地下鉄の移動中も、乗り継ぎでプラットフォームで待っている時も、
通りで信号待ちをしている時でも、
ちょっとした時間で、そのときに感じたことを記録できました。
しかも、音声認識アプリを活用することで、入力の手間が大幅に減りました。
音声認識アプリですので、iPod touchに話しかけると、精度よく文字化してくれます。
iPodのおかげで全く時間の無駄がありませんでした。
そのようにしてちょっとした空き時間でiPod touchで文字化していったところ
3日間のシンガポール滞在中に、2500字くらいになっていました。
今回の一連のシンガポールに関するブログも、この時にiPodに書きためたアイデアを中心に文章を再構成しています。
そして、デジカメも記録に役立ちました。
3日間で、350枚撮りました。
フィルムのカメラの時代でしたら、36枚撮りフィルムに10本ですので、
かさばりますし、なかなか難しかったと思います。
記念写真ではなく、押さえておきたい事物を記録写真として気軽に撮れるあたりが
デジカメの素晴らしさですね。
iPod touchで文章化しなかったことも、350枚の記録写真をみるだけでかなりの部分を思い出すことができます。
次回、シンガポールの最終回。
「価値観を基にした国づくり」とネットでできることを書きます。
こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
( ↑ ホテル「マンダリン・オーチャード・シンガポール」のロビー 奥にプールが見える )
その国を良く知るために、2泊以上滞在する場合は、たいていホテルを変えます。
ホテルを変えるポイントは、場所とグレードです。
1泊は、地元の人も住んでいるような地区のローカルな一般レベルのホテルです。
もう1泊は、中心地の高級ホテルです。
すると、さまざまなことがわかります。
( ↑ ローカルな地区にあるホテル まるでアパートみたいな外観 )
カランという地区にあるローカルなホテルでは、中華圏からの団体客でごった返し、
ホテル周辺は、シンガポールに暮らす人びとの営みが垣間見られたのに対し、
オーチャード・ロードという中心地の高級ホテルでは欧米や日本からの宿泊客が多く、設備が良くラグジュアリーです。
ただ、日常のきれいさというよりも「よそゆき」なきれいさではあります。
ネット事情でいえば、どちらのホテルでも有料でした。
ローカルなホテルでは、2時間5シンガポールドル(約350円)を請求されました。
中心地の高級ホテルでは、24時間で32シンガポールドル(2200円)というレートでした。
ローカルなホテルが載っている地図を持って来なかったのですが、
iPod touchでネットにつながって地図を確認でき、問題なくホテルにチェックインできました。
今回のシンガポールでは、さまざまな場面でiPod touchが活躍したのですが、
次回はその活用法について、書いてみたいと思います。
こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
( ↑ シンガポールは緑豊かな「ガーデンシティ」である )
シンガポール滞在中に、現地に駐在中の日本人と会食する機会がありました。
日系の某大手企業のビジネスマンです。
彼が「シンガポールは、東京24区と言われているんですよ」と言っていたのが印象的です。
もちろん東京は23区しかなく、24区ではないのですが、シンガポールが24番目の区に相当するほど
日本人の存在感があることのたとえだそうです。
外務省の統計を調べてみたところ、実際には約24,000人(2010年)の日本人が生活しています。
(外務省の統計データ PDFへリンク)
邦人数が24,000人というと、シンガポールの人口が約473万人(2008年)ですので、
0.5パーセントくらいが日本人ということであまり多くないようにも感じます。
ただ、上記外務省の統計の在留邦人数のランキングを見ると、
意外なことに、日本に地理的にも文化的にも近い台湾に住む日本人(約2万人)よりも、
シンガポールに住む日本人の方が多くなっていることがわかります。
この事実は新しい視野を与えてくれました。
シンガポールに永住する日本人も多いようで、
それだけシンガポールが住みやすいということの裏付けでしょう。
シンガポールで強く実感したことは、緑も多く街もきれいに保たれており、人も親切でしたので、
日本人が住みやすい理由があります。
今回、シンガポールで知り合った日本人との出会いは、
mixiのシンガポールのコミュニティに書き込んだのがきっかけでした。
今度シンガポールにいくので、ぜひカフェで話しましょうとの呼びかけに、
連絡をいただき実現しました。
ソーシャルネットワーキングサービスがなかったら実現していないですので、mixiに感謝ですね。
次回は、シンガポールのネット事情について書いてみたいと思います。
こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
私はシンガポール滞在中に、マンダリン・オーチャード・シンガポールというホテルにも泊まったのですが、
その目の前の通りは、銀座や赤坂のような繁華街になっており、シンガポールを代表するショッピングストリートです。
このオーチャード・ロードで、日本の震災に対する募金活動が行われていました。
震災募金活動をしているグループに話を聞いてみました。
左から3番目の男性は日本人にも見えるのですが、シンガポール人です。
ただ彼は日本にもルーツがあり、千葉に親戚がいて、2年前に桜を見に行けたけれど、
今年は行けないのが残念と言っていました。
彼らは募金してくれた人の写真を撮って、facebookにアップする活動をしています。
もちろん募金は義援金として日本に送るそうですが、
感心したのは単なる募金だけでなく、facebookにもアップすることで、
日本の被災者へのエールになることです。
( ↑ facebookに設置されたシンガポールからの「がんばってJAPAN!」ページ )
その写真と募金は日に日に増えており、多くのシンガポールに住む人びとの心遣いを感じることができます。
シンガポールでは、私が知っているだけでもさらにいくつかのグループがあります。
( ↑ いくつものボランティアグループが日本での震災に対する募金活動を行っている )
これらの活動は、たいへん心強いものです。
そして、facebookは確実に世界的なプラットフォームに成長したと実感しました。
こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
( ↑ シンガポール 2011年4月8日朝 )
2011年3月11日に起こった東北関東大震災で、日本は大きく変わりました。
これからの日本は、戦後65年の間に築き上げてきた安全・平和な日本ではありません。
日本人がいくら平和で安全だと主張しても、海外の人びとは、日本の原発の事故のことを恐れており、
輸出産業も停滞し、日本への信頼感が低下する可能性があります。
ちょっと考えすぎと言われるかもしれませんが、海外から見れば、
これからは、日本や日本人への見方が変わってしまうことを覚悟しなくてはなりません。
そう考えた時に、これから5年、10年の将来のビジョンと、日本のために個人として経営者として何ができるのか、
これまでの枠組みを取り外し、ゼロベースで再構築しないと無理ではないかと思いました。
海外からの投資を呼び込むことに成功し、発展を続け、1人あたりのGDPが高く、
さまざまな民族が同居し、でも隣人として尊重し、温和に、価値観を基に国を成している国。
お手本になる国はないかと考えたときに、シンガポールが浮かびました。
急遽、先週末にシンガポールに行き、シンガポールの状況を見てきました。
日本での仕事のこともあり、シンガポールには金、土、日のたった3日間の滞在ではありましたが、
今週のブログでは、シンガポールで体験したこと、考えたことを書いていきたいと思います。
こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
昨日、仙台から知り合いが東京にまいりました。
先日のこのブログで、皇居の大手門の白い漆喰の壁が崩落した箇所があることを
紹介しました。
その知り合いによると、仙台の青葉城では、城を覆っている石垣の一部が崩れたそうです。
石垣が崩れるって、すごい話ですね。
言ってみれば、石垣は城を守る基礎にあたる部分ですから。
戦国時代から江戸時代に築城されたことを考えると、
数百年びくともしなかった石垣を崩落させた地震の力は想像を超えるものです。
やはり東北と東京では、温度差があるそうです。
地震の当事者であり、被災者が身近にいるのでリアリティが違います。
これから5年くらいのスパンで何が必要なのか。
たとえば、東北のものを消費するということも必要ですが、
その知り合い(マーケティング分野の大学教授)の考えでは、
東北に立地する企業への減税・免税措置は有効だといいます。
これにより、東北に元々いた企業のみならず、これから進出する企業も出てくる可能性があり、
産業分野での復興のスピードが増します。
さらに「東北復興マーク」をつくることも有効ではないかと話していました。
そのマークを東北産の商品に貼ります。
そして、売上の一部を東北復興に回します。
その人は具体的に動き出しているようですので、もし何か進展がありましたら
このブログでも紹介してまいりたいと思います。
こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
これまでは紙の新聞を読んで、気になった記事は、ハサミで切り取って、
ファイルに保存していました。
しかしながら紙に保存すると、スペースをとりますし、分類する手間がかかります。
そして、いざもう一度読もうと思ったときに、目当ての記事を探し出す時間がかかります。
これらの問題を一気に解決しました。
紙ベースでの情報受信をやめたことで実現しました。
まず紙の新聞をとることをやめました。
それにかえて「RSSリーダー」を利用しています。
「RSSリーダー」にも多くの種類がありますが
私は「Googleリーダー」というRSSリーダーを活用しています。
NIKKEI NET
asahi.com
日テレNEWS24
毎日jp
TechCrunch Japan
はてなブックマーク
BLOGOS
CNET Japan
GIGAZINE
ABC News
Google News
などから情報を受信しています。
すべて無料です。
気になった記事は「☆」マークをつけていきます。
すると、後日記事をもう一度見たい時に探すのも楽です。
Googleリーダーだけですと、まだ完璧ではないですので、
Googleアラート、iGoogleも併用して情報を集めています。
紙ではなく、はじめからデータで情報を受信するというところがポイントなのですが、
ニュースは上記の方法で解決できるとして、問題は紙の本ですよね。
このあたりの解決方法について、次回のこのブログで書いていきたいと思います。
こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
たった数年前までは、データを紙に残しておかないと心配でした。
パソコンのデータはいつクラッシュしても、散逸してもおかしくない不安定さがあったからです。
仕事の紙の資料は、必ずファイリングしてとっておきました。
また、重要なメールなどもプリントアウトして、
2000年代前半までは紙ベースで保存していた時期もありました。
2000年代後半に入ってくるとさすがにメールをプリントアウトして保存することはなくなりましたが、
重要なホームページの情報などは、いつWEB上からなくなってもおかしくないので、
紙にプリントアウトし保存しました。
しかし、現在2011年では、WebページもEvernoteで保存しておけば、保存時の情報を閲覧できます。
ここ1年くらいの変化ですが、だんだんと紙に残すよりもデータに残す方が利便性が高くなってきました。
利便性は下記の3つにまとめられます
・物理的保存スペースをとらない
・場所にとらわれない
・検索すればすぐに見つかる
そこで現在、紙の資料をデジタルデータにする作業を進めています。
たとえば、仕事の資料は、スキャナで読み込んでデータ化します。
本は、背表紙部分を裁断して、スキャナで読み込んでデータ化します。
新聞は、印刷された紙では読まずに、パソコン上のデータで読むようにしています。
ペーパーレス化、データ化することで劇的に利便性の高まった方法を、
何回かにわけて、このブログで具体的に書いていきたいと思います。
こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
うららかに桜が咲き始めました。
事務所から歩いたところにある、皇居の大手門の桜です。
1年に一度の本当にきれいな桜の時期です。
( ↑ 皇居「大手門」の桜 )
しかし、目を凝らしてみると何かが変です。
中心付近をズームしてみます。
( ↑ 地震の影響で漆喰の壁の一部が崩れている )
東北関東大震災の影響で、壁の一部が崩落しているのがご覧頂けるでしょうか。
2011年3月11日を境にして、すべてが変わってしまいました。
みんな冷静をよそおっていますが、地震、津波、原発、放射能で、日本に住む人々は内心少なからず揺れています。
でもこんな時に何ができるのか。
それぞれが知恵を出し合って、強い心で少しずつ動き始めています。
こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
本日は、いつもこのブログを見てくださっている方にとっては、すぐにピンとくるかもしれない話題です。
数年前からこのブログに「RSS」ボタンがついており、
RSSリーダーをお使いの方は、このブログがアップされたときに、すぐに情報を受け取ることができます。
ちなみに私は、「googleリーダー」というRSSリーダーを利用していて、
毎日さまざまな情報源からニュースなどの情報を取得しています。
(RSSリーダーについては、また後日詳しく書いてみたいと思います)

(↑ 「RSS」「facebook」「Twitter」ボタンの画像、毎回のブログの下にあります)
このRSSに加え、数日前から「facebook」と「Twitter」ボタンを設定しました。
毎回のブログの最後についていますので、ピンと来る人もいると思います。
facebookに登録している人は、「facebook」ボタンを押すと、「いいね!」を表明できます。
ボタンをクリックすることで、単に「いいね!」という気持ちを表せるだけなのですが、
読んでくださっている方との「つながり」を感じさせてくれる機能です。
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ツイッターで、ツイートしたいサイトを見つけた時に、URLをコピペする面倒がなくなり、
簡単にツイートできる便利な機能です。
私の周りでは最近とくにfacebookでのやりとりが増えてきています。
facebookやTwitterといったソーシャルメディアは「つながり」の可視化がうまく仕組化されたメディアだと思います。