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将来のビジョンを再構築するとき

2011年04月12日

こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。

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( ↑ シンガポール 2011年4月8日朝 )

2011年3月11日に起こった東北関東大震災で、日本は大きく変わりました。

これからの日本は、戦後65年の間に築き上げてきた安全・平和な日本ではありません。

日本人がいくら平和で安全だと主張しても、海外の人びとは、日本の原発の事故のことを恐れており、
輸出産業も停滞し、日本への信頼感が低下する可能性があります。

ちょっと考えすぎと言われるかもしれませんが、海外から見れば、
これからは、日本や日本人への見方が変わってしまうことを覚悟しなくてはなりません。

そう考えた時に、これから5年、10年の将来のビジョンと、日本のために個人として経営者として何ができるのか、
これまでの枠組みを取り外し、ゼロベースで再構築しないと無理ではないかと思いました。

海外からの投資を呼び込むことに成功し、発展を続け、1人あたりのGDPが高く、
さまざまな民族が同居し、でも隣人として尊重し、温和に、価値観を基に国を成している国。

お手本になる国はないかと考えたときに、シンガポールが浮かびました。

急遽、先週末にシンガポールに行き、シンガポールの状況を見てきました。

日本での仕事のこともあり、シンガポールには金、土、日のたった3日間の滞在ではありましたが、
今週のブログでは、シンガポールで体験したこと、考えたことを書いていきたいと思います。