cuttysark

社長ブログ

【2021年度版】大学生のSNS利用率・PCスマホ普及率アンケート調査結果(最長で11年分)

 
category:社長ブログ

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

大学で開講している「WEBマーケティング」講義が今年で11年目に入りました。


今年2021年も昨年からのコロナ禍に見舞われた中での講義シリーズとなりました。

アンケートの第一弾がまとまりましたので、シェアいたします。


2021年度の対象は、東京23区内にある大学の主に経営学部の2年から4年生です。


2021年のアンケートの有効回答数は263名です。

今回のアンケートは、デバイス(パソコン、スマホ、タブレット)の所有率と、
SNS(Twitter、Facebook、Instagram、LINE、TikTok)のアカウント開設率についてのアンケートです。

SNSアカウント:Twitterの開設率

はじめにTwitterアカウントの保有率からみていきましょう。

2021年のTwitterアカウント所有率は90%でした。


Twitterに関するアンケートは2013年からとっていますが、

この間、低い年で83%、高い年は95%の間を推移しており、全期間にわたって8割以上と高位で安定しています。


社会人では、Twitterは毎日利用する人としない人で比較的はっきり分かれると思います。

また、Twitterは過去に使っていたけれど、
今は使わなくなって久しいなという人も相当数いるのではないでしょうか。


これが、
大学生となるとTwitter利用は活発です。
ニュースはニュースアプリではなくTwitter、
検索は、Google検索ではなくてtwitterで検索をする学生もおります。

Twitterのアカウントを1つだけでなく、複数開設していることもごく普通にあります。

Twitterは、大学生が利用しているSNSのド定番といえそうです。

SNSアカウント:Instagramの開設率

続いてInstagramです。

Instagramはアンケートを取り始めた2015年から一貫して増加して、2019年には90%に達しました。

そして今年2021年は89%という結果でした。
約9割ですので、大学生にとっては、Twitterと並び2大SNSといえます。



写真がメインということと、芸能人などの著名人も活用しており、

華やかなものや現在のトレンドをキャッチアップするのに活発に利用している実態が見て取れます。

現在では、アパレルブランドがInstagramから自社のECへ誘導する事例が増えています。
ソーシャルコマースという分野ですね。

SNSアカウント:Facebookの開設率

続いて、Facebookです。

Facebookは、2011年から11年間アンケートをとっていますが、

2014年の76%をピークにして下落が続いています。

2021年は25%と、ついに4人に1人まで下げました。

Twitterと違ってFacebookは実名制という点もハードルが高い要因になっています。

やはり、大学生にとっては、自分のお父さんが使っているSNSで私生活をさらすのは抵抗があるというのは理解できます。
また、私見となりますが、日本語ユーザに限って言えば、
ここ数年でFacebook内での友人の投稿数が明らかに減っているように思われます。
私もFacebookを利用していますが、ここ数年で投稿する頻度が減りました。

SNSアカウント:LINEの開設率

つづいてLINEです。

LINEの2021年は、99%という結果でした。

日本人の学生はほぼ持っています。


海外からの留学生はLINEにアカウントを持っていないこともあります。
したがって、
これは留学生の人数とも関係します。
コロナ禍ということもあり、
海外からの留学生が限定的ですので、高いLINEアカウント率となりました。

SNSアカウント:TikTokの開設率

さて、つづいてはTikTokです。

TikTokは、昨年2019年からアンケートを取りはじめて今年で3年目です。

2019年に38%で、今年2021年は54%と過半数となりました。


9割前後のInstagramやTwitterとは大きな開きがありますが、

TikTokは大学生にとっても人気のアプリになってきています。
今後の成長に注目です。

自分のパソコンの所有率

次は、パソコンの所有率についてみていきましょう。

パソコンについては、家族のパソコンではなくて、自分のパソコンを持っているかどうかのアンケートです。

「自分のパソコンを持っている」と答えた学生は、
例年5−6割程度で推移していたのですが、今年は9割へと増えました。

コロナウイルスの影響により2020年に8割へと増えたのですが、
今年2021年は、さらに自分のパソコンを購入した学生が増えました。

スマートフォンがこれほどまでに使いやすくなった現在で、
自分のパソコンがなくても事足りるといえばそうかもしれませんが、

やはり勉強をするなら、パソコンがあったほうが画面も大きくキーボードもありますので、
格段に仕事効率は良いだろうと思います。

5Gも少しずつエリアが広がってきましたので、スマホでテザリングをすれば、
自宅だけでなく、
外出中にも学習できる環境が整ってきました。

対面講義をしていても、自分のパソコンを大学に持ってきて講義を受ける学生が目に見えて増えました。

スマホ:iOS vs Android

つづいてスマートフォンです。

スマートフォンの保有率は、100%です。

朝起きたら顔を洗うように、家を出るときは靴を履くように、
スマートフォンは日常に欠かせないガジェットとなって数年がたちました。

ではその端末が、iPhoneなのか、それともAndroidのスマホなのかを聞きました。


すると、iPhoneが91%でした(アンドロイドは9%のみ)。
大学生はiPhone好きなんですね!

昨年2020年のアンケートでは94%でしたので、
2021年もiPhone人気は健在です。

これは東京の大学に在籍している学生に限ったことなのか、
日本全国で同じ状況なのかは興味があります。
もし東京以外の都市で教えられている教員の方がおられましたら、
ぜひアンケートをとって、結果をシェアくださいませ。

自分のタブレットの保有率


タブレットの普及率は2021年は25%でした。
この数年は20%台であり、
それ以上上昇する気配はありません。

たしかに、iPad proは新聞の画面も収まって紙の新聞いらずになりますし、

アップルペンシルで手書きできて使いやすいです。

さらに、Macbookの横にiPadをおいてサイドカーという機能を使えば、
iPadが拡張ディスプレイになります。

画面が2画面になりますので、とても使いやすく一度使い始めると、
外出時には、MacbookとiPadはペアで持ち歩くようになる人もいるほどです。


ただし、大学生にととっては、タブレットは、
大きな画面のスマホという位置づけを脱しきらず、

ファーストチョイスはスマートフォン、

セカンドチョイスはパソコン、

そして、サードチョイスにタブレットという実態が見て取れます。


ちなみに、スマートウオッチやVRのヘッドセットは、フォースチョイス、フィフスチョイスですね。

大学生のSNS利用率まとめ

2021年のSNSとスマホなどのハードウエアのアンケートをとってみて、

特にSNSは年々使う人が増えていくものと、そうでないものの潮流が見て取れました。


SNSでは特に、多くの人が使えば使うほど利便性が増す、ネットワーク効果があります。


逆に、使われないSNSは、利便性が低下します。


現在の大学生にとって、SNSは気軽に匿名でも投稿できるTwitterと、
画像がメインのInstagramが双璧です。



LINEはクローズドなコミュニケーションのインフラといえます。

今年2021年は、オンライン講義と対面講義のミックスでした。
厳密には、対面講義を計画だったのですが、
緊急事態宣言を受けて、オンラインでの講義も数週間に渡り行いました。

対面とオンラインとどちらが良いかですが、
それぞれの良さがありますが、
大人数向けの講義に限って言えば、
個人的には対面でもオンラインでもなく、
オンデマンドが最適ではないかと感じています。

学生の意見となりますが、
講義室での対面での講義では、電車が遅れたり、
私語をする学生がいたりして講義に集中しずらいなど、
万全な状態で受講できるとは限らないのです。

それに対して、オンデマンドでの配信では、何度でも再生できます。
講義形式の場合では、学びの効率化という点では、オンデマンドに軍配が上がります。

さて、来年2022年はどうなるでしょうか。
機会がありましたらシェアいたします。


ちなみに、大学の「WEBマーケティング」講義で教科書として使用している書籍がこちらです
『デジタルマーケティングの教室』マイナビ出版

【2021年度】インスタやってない大学生割合(7年分:2015年から2021年)

 
category:社長ブログ

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
大学でのインスタに関するアンケートがまとまりましたので、シェアいたします。

大学で開講している「WEBマーケティング」講義が今年で11年目に入りました。

今年2021年も昨年からのコロナ禍に見舞われた中での講義シリーズとなりました。


インスタに関するアンケートの2021年度の対象は、東京23区内にある大学の主に経営学部の2年から4年生です。
2021年のアンケートの有効回答数は263名です。
今回のアンケートは、Instagramのアカウント開設率についてのアンケートです。

Instagramのアカウント開設率

Instagramのアカウント開設率です。

Instagramは大学生の間で拡大が続いています。

アンケートを取り始めた2015年から一貫して増加して、
2019年には90%に達しました。


そして昨年2020年は86%という結果でした。
2021年は89%でした。


約9割ですので、
大学生にとっては、Twitterと並び2大SNSといえます。


Instagramをやっていない大学生は11%に

逆に言えば、インスタをやっていない大学生の割合は、年々減少しています。
2021年には、11%となりました。

大学生によっては、インスタのアカウントは、1つだけでなく、
複数アカウントを利用している人もいるほどです。

ただ、ここで注意すべきことは、東京の私立大学へ通う学生へのアンケート結果だということです。
日本全国の平均ではありませんので、このデータを引用する際などはご注意ください。

Instagramの魅力

大学生の状況を見ていると、
インスタを見ていて、ECサイトへ移動して購入という行動も当たり前になってきています。
これはソーシャルコマースと呼ばれるものです。
アパレルブランドなどは特に顕著です。
Instagramでソーシャルコマースが気軽にできる現状があります。

このソーシャルコマースについては、
拙著『デジタルマーケティングの教室』(マイナビ出版)でも書きましたが、
また別途このブログなどでも書いてみたいと思います。

また、日々の情報源がInstagramという大学生も多くいます。
インスタで検索するというわけです。

現在は、インスタをやっていない大学生は少数派です。
ただし、これから5年先、10年先は、わかりません。
TikTokも急速にシェアを伸ばしています。

SNSの状況は、1年経つと少しずつ変わっているため、また来年以降もシェアできればと思います。

時間効率化:移動時間を減らす

 
category:社長ブログ

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

現在、大学での仕事に時間を多く取られるようになったため、
試行錯誤して、時間の使い方を変えました。

仕事の成果を変えずに、時間を有効にする方法です。

まず、稼働する時間帯を変えました。
昨年2020年の夏に『デジタルマーケティングの教室』(マイナビ出版)の執筆で、
朝4時に起きて7時くらいまでの3時間を集中して書いていったのですが、
これがとても良かったのです。

そこで、2021年4月から戸板女子短期大学にて専任講師の仕事も増えましたが、
朝4時に起きることを継続しています。

特に着任1年目のため、講義は、すべて1から用意をする必要があります。
講義スライドをkeynoteやPowerPointでつくるのですが、1枚1枚すべて作るのですね。
これは、時間がかかります。

そして、毎回学生からアンケートを取りますが、
そのアンケートを翌週の講義のはじめに学生へシェアして紹介したり、
グラフにするなどして見せています。

そのため、朝4時に起きて6時まで自宅で用意をして、
大学へ向かい、朝7時に大学に到着して、9時までの講義開始まで講義の準備をします。
この4時間がとても重要な時間で、集中して講義準備を進めます。
(ちなみに、朝7時に出校というのは、教員の中では1番早いです。)

この、朝に集中するのは、とても良いですね。
頭がすっきりしていますし、自分のペースですすめられます。
朝9時までに仕事の準備が終わっていると、心にも余裕が生まれます。

そして、カティサークのコンサルティングの仕事も普通にあります。
むろん、大学とは関係ない日程でおこなうのですが、
コンサルティングの仕事は、企業の経営者や担当者さんと顔を合わせて進めます。

これまでは、移動して、企業に訪問してすすめることが多かったのですが、
コロナ禍により、Zoomなどのオンラインが増えました。

実際にオンラインで1年以上やってみると、何も問題がないのですね。
逆に、事前の準備にも時間が取れますので、内容の充実度の面からも効率的です。

移動があると、1時間移動して1時間コンサルティングで帰宅に1時間合計3時間かかります。
オンラインでは移動時間がゼロなので、本編のコンサルティングを1時間できます。

移動がないというたったそれだけのことが、とても効率的です。

しかも、1日1社しか訪問できなかったのが、2社できます。
コロナが明けても、今後はオンラインを中心にしていこうと思います。

移動を最小限にすることで、効率化が進むことになります。

BBTにてデジタルマーケティング講座の収録

 
category:社長ブログ

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

大前研一先生のビジネス・ブレークスルー様にて、
デジタルマーケティングに関する講座の収録をしてきました。

6回の講義シリーズの初回でしたが、
元青森テレビアナウンサーの南祐希さんが隣で小気味よく進行くださり、
とっても話しやすかったです。

私は山形の出身ということで、同じ東北つながりということもあってか
初顔合わせではありましたが、親近感がありました。

コロナ禍での収録ということで、
間に透明パーテーションがあるところがいつもの収録とは違うところです。

これから3ヶ月かけて収録が進み、夏には全講義を撮り終えてリリースとなる予定です。

海外留学はした方が良いか?

 
category:社長ブログ

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

現在、大学で教育をしていて、学生から留学に関する質問があります。
海外留学をしたほうが良いのか?

また、子供を持つ親であれば、子供を留学させたほうが良いのかどうかについて考えることもあるでしょう。

私自身、大学時代に3度留学しました。
その経験から言えることは、海外経験は、絶対的におすすめです。

「井の中の蛙大海を知らず」という言葉がありますが、
海外体験は、人を強制的に井戸の中から出させることに意味があると思います。

やはり、海外へ出てみるとわかることがあるのですね。

卑近な事例となりますが、私の体験を書いてみたいと思います。

私は、山形県の生まれで、高校卒業の18歳までずっと山形で育ちました。
今とは違いインターネットもなく、
同じ空の先に広がっているはずの世界を夢想する日々でした。

はやく世界を見てみたいという意識が強くありました。

大学に入学してすぐにゼミ形式の講義がありました。
その時の先生が夏に1ヵ月北京大学に短期留学の引率をされるというのです。

すぐに応募しました。
そして、その年の8月には北京にいました。
19歳にして初めて飛行機に乗りこんで。

1994年当時の北京は、空港から市内への幹線道路を農業用の荷台を積んだ馬車が走るなど、
すさまじく発展途上でした。

また、大学の構内に湖(池ではなく)があるなど、
そのスケールの大きさに圧倒されました。

そして、餐厅(レストラン)でヘビやカエル料理を食べたり
(イメージと異なり、特にカエルの唐揚げは食べてみると美味しい)
と食の多様性にも驚かされました。

この経験があまりに刺激的だったため、
その後、大学1年の冬休みにもう1つの大国アメリカに1カ月間、短期留学しました。

すると、意外にもアメリカでも馬車が走っているのを目にしました。
しかも車がない時代の19世紀に走っていたような馬車です。
伝統的な生活をするアーミッシュ(※)のものだと知りました。

※アーミッシュ(Amish)は、アメリカ合衆国のオハイオ州・ペンシルベニア州・中西部などに居住するドイツ系移民の宗教集団。移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活をしていることで知られる。

出典wikipediaより抜粋

アメリカも中国も両方とも1カ月という短い期間でしたが、
現地でしか体験できないことの連続で、
両大国を実際に自分の目で見て、五感で感じられたことは幸運でした。
 
中国やアメリカの同年代の学生たちと話していると、
かならず、日本のことを聞かれます。
しかし、それら1つ1つの質問に対して満足に答えられていない自分を認識しました。
 
世界を知りたいと思って、中国やアメリカに行ったけれど、
結局は自分が生まれ育った日本のことを良く知らないという事実を思い知らされました。
 
そこで、大学2年の夏に日本各地を実際に訪れました。
当時JRより「青春18きっぷ」という普通電車や快速電車であれば乗り放題のチケットが発売されており、
東京から電車を乗り継いでの旅でした。

ちょうど、1995年は、戦後50年ということで、
日本を再考するイベントが多かったように思います。
8月6日は、広島の原爆ドームを訪れ平和記念式典に参列し、
8月9日は、長崎を訪ねました。

その後、大学3年生のときには上海に半年間ほど留学することになります。

長くなるため、このくらいにしますが、大学時代の3度の留学が、
その後の人生を決めたと言っても過言ではありません。

さらに、社会人になってから、英国の大学院に留学して、修士号を取りましたが、
今思い起こせば、はじめの北京への夏の1ヶ月間の短期留学がなければ、
留学していなかったかもしれません。

大学ですごす期間はとても尊いものだと思います。

もし、あなたが親で、子供が留学に行きたいと言ってきたら、
心配事もたくさんあると思います。

治安や周りの環境など。
男の子の親ならともかく、娘なら尚更でしょう。

留学先は、事前にしっかり選んで、リスクを減らすことは重要です。
たしかにリスクもありますが、そこで得られるリターンもまた少なからずあります。

「かわいい子には旅をさせよ」という言葉ありますが、
今、その言葉をアップデートするなら、
「かわいい子には留学をさせよ」。

また、留学にはお金はかかります。
お金は湯水のように出てくるものでもありません。

そんなときには、留学の費用を子どもに貸せばよいのです。
子どもが大学を卒業して、就職して働き始めてから、
毎月数万円でも留学費用を返してもらうようにしたらいかがでしょうか。

親としても、子どもという「投資」に対して、投資しっぱなしではなくて、
将来に渡ってリターンを得られます。

大学教員の3つの役割とは?

 
category:社長ブログ

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
大学での専任教員として、4月1日に着任してから1ヶ月半が経過しました。

1日に3コマある日もあり、
90分☓3コマ=4時間半ずっとしゃべる仕事ということで、
4月の末までに、喉の使いすぎで、声が枯れました(笑)

専門クリニックへ行って、薬を処方してもらい、
ゴールデンウィーク中に喉を休めて、何とか持ち直したところです。

この間、毎日、大学について考えながら、仕事をしてきたため、
いろいろと見えてきた部分があります。

本日は、大学での教員の3つの仕事について書いてみたいと思います。

1:学生を成長させること

大学というと、学生教育というのが一番はじめに思い浮かびます。
やはり、入学した学生を成長させて卒業させるというのは、大学の務めです。

四年制大学は、4年ありますが、
短期大学は、2年しかありません。

4月に入学して、2年生になる前、1年もたたない間に、就職活動が始まります。
そこで、一般的な四年制大学に比べると、ぎっしり詰まったカリキュラムとなります。

出欠も厳格で、講義を受けていたとしても、
20分以上遅刻してくると、欠席扱いとなるというような大学もあるくらいです。

そのため、1回1回の講義が真剣勝負なのですね。
教員の側では、毎回の講義を分析して、次回にフィードバックするようにしています。

私の場合は、毎回の講義の最後に、クイズを行い、学生の習熟度、理解度を把握しています。
その上で、翌週の講義のときに、軽く復習から入り、学生の質問へ回答するようにしています。

また、現在、緊急事態宣言を受けて、講義がオンライン(Zoom)になっているのですが、
「ブレイクアウトルーム」なども活用して、小グループに分かれて、学生通しがディスカッションをすることで、
さまざまな人の意見に触れる機会を設けることもあります。

オンライン講義で、リアル講義を超えることが可能なのか、
永遠の課題ですが、試行錯誤しながら、学生の学びが最大化するように対応しています。

2:大学を成長させること:

大学教員の仕事の2つ目は、学内のことで、「大学を成長させること」です。

これは、大学の運営に関することです。
たとえば、学内に、さまざまな委員会があります。

大学のカリキュラムに関することや、学生に関すること、履修システムなどさまざまあります。

大学教員に求められる役割は、大学を改善する方法を提案して、実施していくことです。

学生にも教職員にも望まれる、優れたシステムを思いついたとします。

しかし、優れたアイデアだけがあればよいかということ、それだけではありません。
言いっぱなしで終わっては、意味をなさないからですね。

実施するには、関係者への根回しも必要ですし、
実行力も必要です。

私も、いくつかの委員会に携わっています。
アイデアを形にするのは簡単ではないですが、
関係する人みんなにとって時間が効率化されるシステムで
賛同者も少なからずいますので、1つずつ形にしていきたいと思います。

3:社会へ貢献すること:

大学教員の3つ目の仕事は、社会へ貢献することです。
具体的には、大学は教育機関であると同時に、研究機関でもあります。

研究を通して、新たな知見を論文などで発表することです。
優れた論文は、社会を変革する力があるのですね。

個人的にも、現在、複数の研究プロジェクトが進行中で、
論文にする機会も増えていきます。

研究するからには、社会にとって有意義な内容を発表していきたいと思います。

これにより、社会に貢献していけるのですね。
現実は、なかなか一筋縄ではいきませんが、だからこそ面白みがあるのだと思います。

『デジタルマーケティングの教室』が書店に続々と入荷しています

 
category:社長ブログ

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

『デジタルマーケティングの教室』が発刊となってから約2週間がたちました。

さまざまな書店にて展開されています。
写真は知人が書店にて撮ってくださったものです。

↑市ヶ谷の文教堂書店様

↑神保町の三省堂書店本店様

↑川越の紀伊国屋書店

↑川越のブックファースト様

↑志木の旭屋書店様

↑東京八重洲の八重洲ブックセンター本店様

↑渋谷の啓文堂書店本店様

とてもありがたいですね。
関心を持つ多くの人へ届いていっているという実感がわいてきます。

大学の「Webマーケティング」講義でも、教科書として使用しています。

先週、今週で大学生へ配本しました。

どんな印象を持ったかと、学生が書いた感想をみると、
「フルカラーで読みやすい」、「図表が多くて理解しやすい」というものの他に、
「フォント(書体)が読みやすい」というものも。
フォントかと突っ込みたくもなりますが(笑)

たしかにブックデザインが秀逸で、読みやすい書体ですね^^

大学の役割の変化とは?(「聞く」から「やってみる」へ)

 
category:社長ブログ

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

大学で教えていて、大学の役割の変化を感じています。
講義で一方通行で教える方式は、役割を終えようとしているのではないかということです。

たしかに、100人、200人の学生を相手にして、
大きな講義室に学生を集めての講義形式は効率的です。
これまでは。

しかし、現在は、ネットがありますので、
1000人、2000人に一度に講義をしようとおもったらできるのですね。

どういうことかというと、
YouTubeなどでも、無料で、専門的な情報があります。
しかも、オンデマンド方式で、自分が学びたい時に再生すればよいわけです。

しかも、動画は編集されていて、わかりやすいものもあります。

すると、知識を提供するという観点からは、
内容によっては、大学の教員が教えるよりも
YouTubeのほうが、わかりやすいものもこれから増えてくるでしょう。

つまり、単に知識を吸収するだけなら、YouTubeを見ていたほうがわかりやすいことがあるということです。

それでは、大学の役割はなにかというと、
その先の実践だと私は考えています。

「習う」→「やってみる」→「フィードバックがある」→「改善する」

このようなプロセスがあって、人は成長していきます。
従来の講義は、「習う」なんです。

次の「やってみる」プロセスがあってはじめて、上達したり、身についていきます。

というわけで、
私が講義で重要視しているのは、実践です。

デジタルマーケティング系の科目を受けている学生には、
「実際にやってみよう」と行動を促しています。
ECについて、習うだけでなく、自分でも売ってみようというわけです。

10年前なら、ECを立ち上げるのに費用も労力もかかりましたが、
現在ならBASEで10分でECが立ち上がります。
費用も固定費ゼロ円です。

もちろんそれだけでは売れないので、
プロモーションについても実践していくことになります。
Twitterが良いのか、Instagramが良いのかなど、学びが多くあります。

また、一度に160人以上が受講している講義中にも、
学生が考えて、書いてみるワークを取り入れています。

学生が習うだけでなく、「やってみる」というフェーズへとスムーズに移行させるためです。

また、パソコンを扱う40人程度のクラスの場合には、
テーマについて、まずは1人で書いてみる、パソコンを操作してみる、
グループディスカッションをするというようなことを通して、
身につく環境を整備しています。

これであれば、大学の意味があると思います。

グループディスカッションは、
リアルに集まらなくても、オンラインの講義でもできます。

たとえば、Zoomであれば、ブレイクアウトルームを活用することでできます。

講義を聞くだけなら、自分1人でできますが、「やってみる」フェーズでは、
ディスカッションをしたり、共同作業が発生することもあります。

ここまでの経験を振り返ってみると、最終的に重要なのは、仲間・級友なんだと思います。
どんな仲間がいるか、ディスカッションは、温かい雰囲気で、
言いたいことが言えるか、といった環境づくりが大事なんですね。

すると、その場がいきいきしてきます。
コロナ禍であっても学びを深めることはできるということを実践しています。

『デジタルマーケティングの教室』(マイナビ出版)が4/26に発刊

 

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

『デジタルマーケティングの教室』(マイナビ出版)という本が、明日(4/26)デビューします。

大学で10年以上デジタルマーケティングに関する講義で携わってきていて、
これまで、受講した大学生がWEBショップを立ち上げて、
数百万円の売上をあげたり、
長年一緒にデジタルマーケティングに取り組んでいる企業が生み出している成果など、
これまでの年月の集大成といえる内容となりました。

30社以上の事例が出てくるのだけど、
取材して話を伺ったり、
1社1社、編集者さんと手分けして許諾の連絡をとったりしていったのですが、
本当に素敵な企業や団体ばかりで、
書籍で紹介できること、とてもうれしく思います。

たしかに文章を18万字くらい書いたのは私かもしれないけど、
読者目線でわかりやすい構成にして、
載せられることと載せられないことの区別をして、
編集くださったのは出版社の編集者さんで、
最終的には十数万字程度にスッキリ読みやすく編集くださいました。

手元に、出版直前の見本誌があるのですが、
フルカラーで、大野文彰さんの素敵なイラストも入っていて、
著者の力はごく一部でしかなく、
査読的に携わってくださった方、
ブックデザインの方、DTP、、、
多くの人の力を合わせて、分厚い1冊になりました。

通常、本というものは、
著者の書きたいことだけを書けるわけでなく、
必ず制約があるものだけれど、
今回、著者理論の消費者の行動心理モデル「AISARE」をはじめ、
書きたいことしか書いていないほどです(笑)。

企画から約1年かけて、形になりました!

まだ発売前ですが、いくつかの教育機関からお声がけいただくなど、
すでに反響が入り始めていて、その速さに驚いています。

のびのびと書かせてくれた出版社には感謝です。

戸板女子短期大学の教員に着任

 
category:社長ブログ

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

このブログにてはじめて書く話なのですが、
4月1日に、戸板女子短期大学にて専任の教員として着任しています。
「国際コミュニケーション学科」におります。

そして、大学の講義が始まりました。

10年以上教えている文京学院大学でも引き続き教えており、
2つの大学、合計で1週間に12コマを担当しています。

90分の講義を週12回分おこなっているということです。

大学教員の人ならわかると思いますが、
週12コマは、かなり多めではないかと思います。
先生によっては、週5コマとか6コマを担当という場合もあると思います。

コマ数の多さという点において、
日本中のすべての大学の先生の中でもおそらく、トップ10%に入るのではないかと思います。

私の場合は、
デジタルマーケティングに関する科目
ビジネスに関する科目
情報リテラシーに関する科目
データサイエンスに関する科目
ゼミに関する科目を中心に、私のスケジュールを埋めています。

特に今年は、初年度のため、初めて担当する講義について
1から講義資料を作り上げています。

keynoteやPowerPointの資料だけでなく、
動画の資料も作ることがあります。

毎回の講義の準備は万全にするために
朝4時起きで、家で6時まで講義資料を作り、
早朝の電車で大学へ到着し、
7時から大学の研究室で講義資料を引き続き作ります。

そして、9時に講義がはじまるという状況です。

そして、もちろん、カティサークでのコンサルティングの仕事もしています。
先日は、大学で18時に講義が終わり、
顧問先へすぐに電車で移動して19時から横浜でコンサルティングという日がありました。

そして、本日土曜日は、埼玉の顧客企業にてコンサルティングですが、
その前に、このブログを書いています。

こんな生活ですが、大変充実しています。
やはり、学生や顧問先企業の成長や、成果が目に見えるからですね。

そして、必死になって毎日仕事をしていると、
思わぬ救いの手が出てくるのです。

4月に着任した短大では、教員の先生も、職員の方も、
コミュニケーションが豊かで、新任の私を助けてくれようとします。

来週の講義の内容を充実させるために、学生の学びを最大化するために、
どんな講義にしようかと考えていると、
他の先生が、ドンピシャのタイミングで参考資料を送ってくれたりします。

こういったことに救われつつ、感謝しながら仕事を進めています。

人は1人でできることは限られているけれど、
協力すると、2倍にも3倍にも成果をあげられるということを実感しています。

本当にホスピタリティが素晴らしく、
自分も貢献すべく、必死にもがいているところです。