こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
すっかりクールビズが定着しましたね。
定着しすぎて、当たり前になったので、クールビズという言葉自体をあまり聞かなくなりました。
これまでも、このブログでビジネスマンの定点観測をしてきました。
2011年の夏の時点では、ビジネスマンがネクタイをしないというのが、
少しずつ普通になってきたことが伝わってきます。
昨年2014年のブログによると、クールビズではない人(上着を着て、ネクタイもしている人)は、
20人に1人くらいという状況ですので、昨年の時点で、クールビズは行き渡ったと言ってよいですね。
そして、今年2015年ですが、9月中旬に私が朝のラッシュ時に池袋駅で観察したところ、
ネクタイをしている人を探すのが難しいくらいにクールビズが当然の状況となっていました。
統計をとったわけではないので正確な数字ではないですが、
ざっと見渡しても、30人に1人くらいしかネクタイをしていない状況でした。
(たまにネクタイをしている人がいると思うと、男子高校生で制服でネクタイを着用しているなど。)
もちろん、会社によっては、ネクタイ着用をしているところもまだあるのかもしれませんが、
5年前とくらべると大きく変わったことがわかります。
仕事をする側としては、日本の夏は暑いですので、
大変助かります。
私自身も夏にクライアント企業に訪問する時に、2009年くらいまではネクタイを着用することが多かったのですが、
2011年以降はネクタイ着用が減り、Yシャツも長袖から半袖になり、年々クールビズ化していきました。
今は、もっぱら半袖Yシャツでノーネクタイです。
ただ、2013年にスーパークールビズで、ポロシャツもOKというような空気がありましたが、
今年2015年のビジネスマンを見ていると、ポロシャツは減少し、半袖Yシャツが主流です。
軽装にも礼儀ありということで、暗黙のルールとして、半袖YシャツまではOKという企業が多いのではないのではないでしょうか。
社会は徐々に変わっていきますね。
また、来年以降も、ビジネスマンの定点観測を続けていきたいと思います。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
先日、東京藝術大学の芸祭に行ってきました。
インターンの一環です。
何のインターンかといえば、コインランドリーのインターンなんです。
コインランドリーと芸大とインターン、なんだか関係のないような3者なのですが、
実は関係があります。
現在、コインランドリーにて「家族の顔の絵展」を行なっています。
近隣の小学生以下の子ども15人による絵が飾られています。
洗濯機と乾燥機があるだけの無味乾燥となりがちなコインランドリーですが、
子どもたちが描いた絵があることで、あたたかな空間となっています。
今年の末くらいまで展示を予定しています。
では、その次の来年からですが、同じではなくて、他の企画を考えました。
次回は、大学生にこの壁を活用して、絵を展示する機会を提供できたらと考えています。
そこで、大学生のインターン生2人と、はじめて東京藝術大学の芸祭に行ってきました。
さすが芸大と思ったのは、パンフレット。
通常多くの大学の学園祭では、パンフレットがいかにも大学生がつくった小冊子という完成度なのですが、
芸大のパンフレットは、厚み、デザイン、内容が本格的です。
500円で売られていたのですが、充分にその値段に値します。
ただ、芸大生に営業力は無いようで、パンフレット内の広告枠に空きが目立っていましたが^^
そして、芸大の展示を見てみると・・・!
なかなかよい作品がありました。
実際に、コインランドリー内の壁に作品展示をお願いするかどうかはまだわかりませんが、
レベル感がつかめました。
折を見て、お声がけしてみたいと思います。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
本日は、アイデアが秀逸なWEBサイトのご紹介です。
私たちは、日々買い物をするわけですが、
食べ物には賞味期限がありますよね。
お店では、賞味期限が切れたものは売ってはいけないですので、
賞味期限が迫って来たら、値下げをしたり、それでも賞味期限が切れてしまったら廃棄することになります。
廃棄となると、企業にとっては廃棄コストもかかりますし、
そして何より、もったいないですよね。
そんな社会問題を解決したのが、「KURADASHI.jp」というWEBサイトです。
賞味期限が迫って来た商品を買い取って、格安で販売しているサイトです。
さらに、このサイトでは、購入代金の一部を被災地支援に回したり、
観光保護支援や動物保護、社会福祉支援に役立てられたりしています。
商品を販売しているお店も買い手が見つかって嬉しいですし、
買い手も商品が安く買えて、購入代金の一部が社会的な支援にまわって良いですし、
世間もこのビジネスモデルが広まるにつれて、支援額も増えて、救われる人が増えるのでよいです。
つまり、買い手よし、売り手よし、世間よしの3方よしのビジネスモデルですね。
なかなか、このビジネスモデルを維持するのも大変なのではないかと思います。
ただ社会的意義のあるビジネスなので、「KURODAI.jp」には頑張って欲しいと思います。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
20代くらいの人で、起業したいという人がときどき相談にきます。
ただ、まだ漠然としているようで、
何から手を付けたら良いかわからないという人が多いですね。
それは、わかります。
私がそうでしたので。
20代って、やる気はあっても、絶対的に経験が少ないので、糸口がつかめないということがあるんですね。
私は、29歳の時に起業しましたが、やはり五里霧中の中を無我夢中で走って、
何とか自分の会社を興すことができました。
起業をするには、効果的な手順があります。
そこで、起業をしたい人向けに、本を書きました。
電子書籍
『10年後、自分の会社で働く方法―起業するための42のヒント―』という本です。
ちなみに2013年6月に発売した『30歳までに起業する!自由なマイクロカンパニーの創り方』の改訂版です。
すでに前著を買った人は買わないでください。内容が同じですので。
起業をしたいという人は、相談に来る前に、先にこちらの本を読んでみてください。
(相談のフィーは安くはないですし)
ちなみに、Kindleで通常500円で売られているのですが、今期間限定で半額の250円になっています。
いつ終わるのかはわかりません。
そもそも安価な電子書籍ですが、半額なので、雇われない生き方に関心のある人は、
今すぐ読んでみることをおすすめします。
電車の通勤通学の時間でスマートフォンやタブレットで読めます。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
5年目の大学での講義(前期)が終了しました。
現在、採点の真っ最中です。
2つの大学で約300名の学生が私のWEBマーケティング講義を受講しました。
それで、現在成績をつけているのですが、なかなか簡単ではない仕事です。
やはり人数ですね。
人数が多いと採点の作業に時間がかかります。
多いのはいいのですが、本気の学生も多かったので、
その熱意に応えたいので、1人1人正確につけていきたいと考えています。
そこで、大学の成績は、
授業の出席と、任意のレポートと、期末試験の3つから総合的に評価をするようにしています。
期末試験は、昨年までの30問から10問増やして、今年は40問にしました。
これまでで最も多い出題数です。
問題数が多いほうが、結果にバラつきが出て、学生の実力がより正確に出るからです。
ただ、採点する時の丸付けという、無機質な時間がちょっと苦手なんです。
40問を300人分というと、なかなかの量です。
今回、なぜ40問も出せたかというと、1つの大学でマークシートを利用できることがわかったからです。
マークシートで4択の問題を30問ほど出題しました。
これにより、採点時間が一気に削減できました。
40問中、30問を4択、8問を記述(単語レベル)、2問を論述にしました。
なぜ全ての問題をマークシートにしなかったか?
やはり、記述式も入れることで、学生がしっかり勉強してきたかどうか、
マークシートで正解を選べるレベルだけではなくて、アウトプットできるレベルなのかを見分けられるからです。
マークシートの採点は、本当にあっという間でした。
大学の職員さんが、学生がマークし終わったマークシートの用紙を高速スキャナで読み込んでいきます。
そして、パソコンに正当が読み込まれるわけです。
やってみたら、あっけなくマークシート部分の採点が終わります。
私の数時間の採点時間が削減されました。
あとは、記述式の採点などは、人力なのですが、このあたりはまだ機械にはできません。
私が粛々と行なっていきます。
マークシートは素晴らしいので、来年以降も使用していきたいと思います。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
本日は常識は変えられるという話です。
私がイギリスに留学していた2001年頃は、
ロンドンのパブはタバコの煙で店内はモクモクでした。
パブ文化ができた頃からですから、100年以上そうでした。
それが常識だったので、パブ イコール タバコ臭いところというイメージでした。
それが、イギリス政府の方針転換で、2007年に屋根のあるお店などの施設では禁煙にすることになりました。
パブも例外ではありません。
はじめ、誰もが無理だと思いました。
しかし、2012年にイギリスに訪れた時に、
パブに行ってみると、煙がすっかりなくなっていました。
まるで昔からそうであったかのように、
それが常識になっていました。
常識は変えられるのですね。
常識にとらわれない会社があります。
たとえば、始業時間。
多くの会社で9時が始まりですが、誰が決めましたか?
ある会社では、サマータイムで7時始業にしました。
2時間早いですので、16時に仕事が終わり、残業もなし。
そういう旗を立てると、そういうのが最高だという人が集まるようになります。
残業はできないので集中して仕事をします。
また、ある会社では、タバコは健康にとって良いことがないので、
従業員の健康を守るためにも喫煙者をインターン生も含めて採用しないと決めました。
すると、当然ですが健康的な人が集まるようになりました。
会社は星の数ほどあるので、それぞれの会社でフィットする人が集まるのが最高です。
夜型の人は、夜型の人が集まる会社に所属するのが仕事がしやすいですし、
先程の例とは逆にヘビースモーカーが集まる会社という旗を立てる会社があってもいいと思います。
万人向けで特徴がなくなるのではなく、気の合う素敵な仲間と仕事をすれば良いというわけです。
これはクライアントを選ぶ時も同様です。
企業は、単純に拡大すればよいのかというと、それが唯一の正解ではありません。
カティサークは、何千社を相手にするような事業をしていないですし、
そこまで拡大しようとは考えていません。
クライアント企業の担当者さんの名前と顔がすぐに思い浮かぶ範囲の仕事がベストだと考えています。
そうすることで、スピーディーに対応できますし、共感できる企業と深く付き合うことで、
親身になれます。
すると、支援された企業も伸びていきます。
これからもそうあり続けたいと思います。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
大学の前期の講義もラストスパートの時期となりました。
あと2週程度でおしまいで、夏休みに入ります。
本日は、講義をしていて気づいた意外なことについて紹介したいと思います。
講義で、メールマガジン(メルマガ)について触れたんですね。
そうしたら、その日の学生からのアンケートで、
「本日、メルマガという言葉が出てきましたが、メルマガってなんですか?」
という質問があったんです。
これ、昔からネットを使っている人だったら、「メルマガ」を知らないの!?
と、びっくりされるかもしれません。
実は、学生アンケートを取ると、そもそもメールを使わないという学生が7%ほどいるんです。
またはメールは使うけれど、メールボックスを開く頻度が、週に1回くらいという学生も10%と少なくありません。
それでは、友人と何で連絡を取っているかというと、完全にLINEです。
私の担当している講義(合計300人近く)の学生のLINE普及率は99%ですからね。
LINEはコミュニケーションの完全なインフラなんです。
友達とのコミュニケーションがLINEなので、メールを使わなくなったということですね。
今、20代後半から30代の人がこれを読んでいたら、
「私の学生時代は、ケータイのキャリアのメアドでやりとりしてたなー。」
と、懐かしく思う人もいるでしょう。
というわけで、メルマガを配信している企業は、ターゲットを学生に絞っている場合には、
今の学生には効果が薄いです。
もちろんやってもいいですよ。
ただね、メルマガを発行するなら、社会人向けにすべきなんです。
社会人は、メールを使います。
だって、名刺交換をすると99.9%、メールアドレスは書いてありますから。
(これまで名刺交換をしてメアドが書いてなかった人はいました。その人は国会議員でした。)
社会人向けにはメルマガ(と、LINE)を。
学生向けにはLINEを。
これが2015年現在の新しい鉄則になりつつあります。
それでは企業は、学生をターゲットにした商品やサービスがあった時に、LINEを攻略したいわけですね。
では、どうやって攻略するか?
またのブログで書いてみたいと思います。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
先日、カティサークのオフィスにてインターンをしました。
インターン生は、私の大学での講義を受講している学生に募集をかけるとすぐに埋まります。
平日は、学生は大学で講義がありますし、
私も仕事でクライアント企業の対応をしているため土日に行うことが多いです。
今回も、日曜日にインターンを行いました。
講義の時には、数百人の学生を相手にしているので、残念ながらほぼ顔と名前は一致しません。
なんだか見たことがあるなー、くらいなものです。
それが、インターンとなると、グッと人数が絞られますので、
顔と名前が一致するようになります。
インターンを通して、アルバイトではできないことを体験してもらっています。
ちょうどアルバイトと仕事の中間のような位置づけです。
というわけで、学生にとって良い機会なのではないかと思います。
( ↑ マインドマップでアイデア出しをしていく学生も )
今回のインターンでは、コインランドリーの「家族の顔の絵展」の表彰式のアイデアを出してもらいました。
「家族の顔の絵展」とは、小学生までのお子さんに、お母さんの顔や、
お父さんの顔、おじいちゃん、おばあちゃんの顔など、家族の顔を描いてもらい、ご応募いただきます。
入選作品は、コインランドリーの壁に額縁付きで貼り、
展覧会としてコインランドリーにいらした方に見てもらえるという内容です。
表彰式では、絵を描いてくれた小学生までの子どもたちが主役になるようなアイデアを出して欲しいとインターン生に打診しました。
インターン生のアイデアは素晴らしいです。
社会人のように、実現可能性とか、予算のこととか、考えません。
自由なんです。
もちろんいい意味で。
発想が解き放たれるのですね。
そのアイデアを活用して実施することもあります。
内容は、表彰式に来てくれた小学生までのお子さんへのサプライズなので、
まだここでは書けません。
表彰式が終わりましたらレポートしてみたいと思います。
そんな中、コインランドリーは無人ですので無機質になりがちです。
利用いただくお客様にとって少しでもあたたかみを感じていただけるようなことがないかと学生にアイデアを募りました。
すると、ウォールステッカーというアイデアがでてきました。
壁に貼るステッカーを提案してきたわけです。
私も他のコインランドリーオーナーさんが、ウォールステッカーを実装していて、
雰囲気が良くなることがわかっていましたし、学生のアイデアがとっても良かったので、
その場でAmazonにアクセスし、みんなでどのウォールステッカーが良いかをピックアップしていきました。
そして、多数決の投票をしていきました。
実際に学生の感性で選び、その場で注文しました。
そのウォールステッカーが、本日届きました。
近々コインランドリーに行きますので、壁に貼ってみたいと思います。
その様子は、またこのブログで書いてみたいと思います。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
大学の講義も前期があと1ヶ月弱で終わる時期に差し掛かってきました。
大学生に、「TwitterとFacebookで登録ユーザー数が多いのはどっち?」
と聞くと、「Twitter」と答える学生が多いです。
これを読まれている方は、どっちだと思いますか?
Facebookと答える人もおおいかもしれませんね。
実際、日本でのユーザー数について、Facebookの方がユーザー数が多いです。
Facebookの2400万人に対して、Twitterは1980万人です。
なぜ、学生は「Twitter」の方が多いと答えるか?
それは、Twitterは9割の学生が使っているからなんです。
なじみがあるからですね。
それに対して、Facebookは7割の学生がアカウントを開設しているものの、
アカウントだけとって終わりというケースが多いです。
Twitterは、気軽に有名人や友達をフォローしたり、ツイートするのが簡単で
学生にとっては、与し易いようです。
一方で、Facebookは、アカウントを取ってみたものの、
実名で顔出しだし、ちょっと使いにくいと考えている学生が多いんですね。
さらに、年齢が高い人が利用しているイメージがあり、ハードルが高いようなんです。
人は、普段利用しているものを常識だと思う傾向があります。
それが、TwitterとFacebookの学生への調査でよくあらわれました。
実はこれ、LINEの調査でもあったんです。
次回のブログでは、LINEについての意外だったことについて書いてみたいと思います。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
大学での講義は、早いもので今年も前期10週目となりました。
高幡不動駅で途中下車して、高幡不動尊金剛寺に行ってきました。
行ってみて知ったのですが、あじさい祭りが開かれていました。
あじさいが見頃です。
山の斜面に沿ってたくさんのあじさいが咲いていました。
そんな中、大学では、ソーシャルメディアに関する講義をしてきました。
FacebookやTwitterやLINEがソーシャル・ネットワーキング・サービスの代表例ですね。
この分野は変化のスピードが早いので、
ここ数年で教える内容も逐次アップデートされています。
5年前に大学で教え始めた時には、まだLINEは存在しませんでした。
その頃は、まだmixiがSNSとしての力をギリギリ保っていました。
LINEは今や国内で5200万人が使用するサービスに育っています。
大学生は99%がLINEを使用しています。
スマートフォンを持っている人はほぼLINEを入れていると言っても過言ではないです。
大学生に毎回感想を書いてもらっています。
その中に、こんなものがありました。
「mixiは使ったことがないけれど、そういえばお母さんが使っていました」
この感想、面白いなー、と思います。
mixiがサービスを開始したのが、2004年ですので、今から11年前です。
それで、2010年くらいまでがmixiのブームだったわけです。
今の大学生が20歳とすると、学生が10歳から15歳の時がmixiの全盛期ということで、
その親が使ってたというわけですね。
mixiは、昔話になりつつあります。
ちなみに、「YouTubeがサービスを開始したは、いつだか覚えていますか?」
と、学生に聞くと、
「20年くらい前ですか?」と答えるわけです。
でも、実際には、10年前の2005年です。
多くの学生にとっては、もうYouTubeは無くてはならないメディアになっています。
テレビはみないという学生も、YouTubeは見ています。
なじみ深いので、昔からあるように感じているのですね。
それから、TwitterとFacebookについてですが、少し長くなりそうですので、
また次回のブログで書いてみたいと思います。