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既成概念にとらわれず常識を変えていく

2015年07月29日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
本日は常識は変えられるという話です。

私がイギリスに留学していた2001年頃は、
ロンドンのパブはタバコの煙で店内はモクモクでした。

パブ文化ができた頃からですから、100年以上そうでした。
それが常識だったので、パブ イコール タバコ臭いところというイメージでした。

それが、イギリス政府の方針転換で、2007年に屋根のあるお店などの施設では禁煙にすることになりました。
パブも例外ではありません。

はじめ、誰もが無理だと思いました。

しかし、2012年にイギリスに訪れた時に、
パブに行ってみると、煙がすっかりなくなっていました。

まるで昔からそうであったかのように、
それが常識になっていました。

常識は変えられるのですね。

常識にとらわれない会社があります。
たとえば、始業時間。
多くの会社で9時が始まりですが、誰が決めましたか?

ある会社では、サマータイムで7時始業にしました。
2時間早いですので、16時に仕事が終わり、残業もなし。

そういう旗を立てると、そういうのが最高だという人が集まるようになります。
残業はできないので集中して仕事をします。

また、ある会社では、タバコは健康にとって良いことがないので、
従業員の健康を守るためにも喫煙者をインターン生も含めて採用しないと決めました。
すると、当然ですが健康的な人が集まるようになりました。

会社は星の数ほどあるので、それぞれの会社でフィットする人が集まるのが最高です。
夜型の人は、夜型の人が集まる会社に所属するのが仕事がしやすいですし、
先程の例とは逆にヘビースモーカーが集まる会社という旗を立てる会社があってもいいと思います。

万人向けで特徴がなくなるのではなく、気の合う素敵な仲間と仕事をすれば良いというわけです。

これはクライアントを選ぶ時も同様です。
企業は、単純に拡大すればよいのかというと、それが唯一の正解ではありません。

カティサークは、何千社を相手にするような事業をしていないですし、
そこまで拡大しようとは考えていません。

クライアント企業の担当者さんの名前と顔がすぐに思い浮かぶ範囲の仕事がベストだと考えています。
そうすることで、スピーディーに対応できますし、共感できる企業と深く付き合うことで、
親身になれます。

すると、支援された企業も伸びていきます。
これからもそうあり続けたいと思います。