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社長ブログ

仲間と切磋琢磨する: カティサーク起業直前ストーリー7

 
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こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
本日は、カティサークの起業直前ストーリーの7回目です。

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( ↑ 海から眺める富士、快晴 )

起業直前期の仲間について書いてみたいと思います。
起業する前から、仲間がいました。

2001年に就任した小泉純一郎元首相の元、経済特区や、産業振興政策、
「自己責任」という言葉が盛んに使われ出し、
日本がより自由競争の時代に舵を切った時代背景があります。

2003年2月1日からは、株式会社は1000万円、有限会社は300万円の資本金の下限をあらため、
1円から起業できるようにしました。

少額資本でも会社を設立できるよう、起業を後押ししようという機運が高まっていました。

2004年当時、私は埼玉県朝霞市に住んでいました。
最寄り駅で言うと、東武東上線の朝霞駅です。

埼玉県は、上田清司知事のリーダーシップの元、ベンチャー支援制度、起業支援制度が充実していました。

2004年には、国と埼玉県の機関で、ベンチャービジネス立ち上げの勉強会が開かれました。
2週間に1回程度勉強会が開かれて、ビジネスプランを練り上げるという会です。

3カ月の勉強会で、全体で6回開かれたと記憶しています。
人数は私を入れて6名。

30代が3名、40代が1名、50代が1名。
私は当時20代でその中では一番若かったです。

全員が本気で起業をめざしており、中にはすでに起業して数カ月の先輩もおり、
ビジネスプランを発表しあったり、アドバイスをいただいたり最高の会でした。

勉強会自体は3カ月くらいで終わったのですが、
その後も3カ月?半年に1回くらい定期的に会って切磋琢磨していきました。

同じ境遇の仲間を得たことは、非常に大きな力となりました。
現在も、たまに連絡を取り合っています。

次回の起業直前ストーリーでは、起業時にこだわったもの・ことについて書いてみたいと思います。

インタビュー前に準備することと、インタビュー時の心得リスト

 
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こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。

先日、書籍のインタビューを受けたので、
本日は、インタビュー前に準備することと、インタビュー時の心得リストを書いてみたいと思います。

◆事前にやっておくこと

・事前にメールでやりとりし、趣旨を理解する

・質問が前もって用意されていれば、答えを準備する
(プリントアウトして当日渡す)

・テーマの周辺知識に関する資料を用意する
(プリントアウトして当日渡す)

・当日写真撮影があるかどうか確認しておく
(撮影があれば身だしなみも整えておく)

準備と段取りがうまくいくと、それだけで8割型うまくいく

◆インタビュー当日

・再度趣旨を確認し、事前に用意したことを中心に答える。

インタビューが進んでくると、質問者が、あいまいな質問をしてくることがある。
どうとでも捉えられる質問である。

こんなときは、「それって、何が聞きたいんですか?」
と聞いても、質問者の側にも明確な質問がない時がある。

そんなときは、質問への明確な答えではなく、
意外な答えをいってみよう。

新たな何かを引き出そうとしていると心得て、全く別の答えを言ってみると、
思わぬ方向から、話が展開することがある。

8割型は、こちらで準備してきたものをベースとして答える必要であるが、
あとの2割は、質問者の力量でかわってくる。

即興・アドリブで新たな引き出しが開けられると、実りあるインタビューとなる。

書籍のインタビュー

 
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こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。

昨日、書籍のインタビューを受けました。

35歳?45歳の著者30人にインタビューをしたものをまとめた書籍で、
私は、30人のうちの1人として登場する予定です。

今回は、インタビューですので、私が原稿を書いていくのではなく、
インタビューにもとづいて編集者さんが書籍にしていく形式です。

元々、この話は、あるベストセラー作家さんからメールをいただいたことから始まりました。

その人とは、「週末起業」という言葉を作り広めたことでも知られている藤井孝一さんです。

個人的にこれまで、勉強会に講師として呼んでいただいたり、
著者の会にお声がけいただいたりして、お世話になってます。

今回の書籍の企画は、藤井孝一さんからのお声がけでしたので、賛同しました。

30人の著者の中には、その分野の第一人者が多くおり、テレビなどで見かける人もけっこうおります。
できた書籍を早く読んでみたいのですが、12月頃に書店に並ぶようなスケジュールだそうです。

昨日のインタビュー内容が、どんな文章になるのか、個人的にも大変興味があります。
この書籍の件、新着情報が入り次第、このブログでもまた書いてみたいと思います。

「エッグタイマー」でカウントダウン:役立つサイト

 
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こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
本日は、便利なサイトを紹介します。

エッグタイマーです。

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ボックスに時間を入力するだけで、カウントダウンしてくれます。

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( ↑ 「エッグタイマー」は指定した時間をカウントダウンしてくれる )

画面デザインがシンプルですね。
時間がくると音も鳴ります。

たとえば、「この仕事を10分で終わらせる」と決めたら、
エッグタイマーで10分を指定して締め切りを設定し、
カウントダウンするという使い方もいいでしょう。

プレゼン時間が1人あたり10分と決められた勉強会のときにも、
エッグタイマーを使うといいでしょう。

さまざまな用途で使えるサイトです。

ブルーオーシャンで起業する方法: カティサーク起業直前ストーリー6

 
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こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
本日は、カティサークの起業直前ストーリーです。

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( ↑ 海から登る朝日 )

事業をはじめるにあたって、
研究開発に資金が必要な起業ではなく、すぐにはじめられる事業を指向しました。

しかし、すぐにはじめられる事業は、一般的には参入障壁が低く、競合が激しくなります。
では、競争を避けるにはどうしたら良いか?

答えは、ポジショニング、差別化でした。

WEB分野に決めたはいいけれど、2004年当時、すでにホームページを制作する企業はたくさんありました。
それでは、他の企業との差別化にはなりません。

私らしく、私の強みが活かせる分野に絞るのに悩みました。
たどり着いたのが、WEBブランディングという分野です。

ホームページ制作をするだけの企業はたくさんあるのですが、
当時、WEBマーケティングにも精通している企業はそれほどありませんでした。

まして、WEBで企業価値を高める(WEBブランディング)ができる企業は、当時ほぼありませんでした。

私は2001年?2003年のイギリスの大学院を経て、国際ビジネスの修士号を修得しており、
この国際マーケティング分野は、私が得意とするところです。

ここに、学生時代からずっと取り組んでいたWEBを結びつけると、ブルーオーシャンが拡がっていました。

つまり、WEBの制作とマーケティングを掛け合わせた分野(WEBブランディング)です。
この分野で起業することを決めました。

多くの起業アイデアの中から、はじめは、中国茶で起業しようと考えていたくらいですので、
「WEBブランディングの分野で世界一のサービスを提供する」というところにたどり着くまでには
紆余曲折がありました。

ここまでたどり着くのに仲間の存在がとても大きかったです。
次回の起業直前ストーリーでは、起業直前期の仲間について書いてみたいと思います。

最近の大学は企業との連携も深まってます

 
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こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。

先日、文京学院大学の経営学部の某ゼミのお手伝いをしてきました。
文京学院大学は、私がWEBマーケティングの非常勤講師をしている大学でもあります。

マーケティングの一環として、
実際に発売されている企業の商品(アロマオイル)をゼミ生がプロモーションするという内容です。

企業と連携して、実際の商品を扱っているところがいいですね。

その企業のアロマオイルは、画一的な商品ではなく、
カスタムメイドでブレンドできるところが一般的なアロマオイルとの違いです。

実際のプロモーションの内容ですが、
学生は、ホームページを制作し、Facebookページも制作し、ツイッターでツイートし始めました。

そして現在、アロマオイルが当たる懸賞を実施し、さらにアロマの講習会までを計画しています。

スピーディーに動いており、9月末には全ての施策を完了するスケジュールです。

私は、ホームページの制作、アクセスを増加させる施策、
Facebookとサイトの連携などの戦術についてアドバイスしました。

実際にやるのは学生ですので、彼らにとってみれば、
学生らしいプロモーションを提案・実施でき、実社会で社会人が何をやっているかを体感できます。

学生はこのプロジェクトを通して何を学ぶのでしょうか。
社会とつながる機会ですので、とても有意義ですね。

起業分野を絞り込むポイント: カティサーク起業直前ストーリー5

 
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こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
本日は、カティサークの起業直前ストーリーです。

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( ↑ ブルーオーシャンと月とムーンリバー )

起業する時のポイントです。

・自分が好きでずっと続けられること。
・自分の強みが活かせること。
・社会貢献できること。
・競合がいないブルーオーシャンであること。
・その分野の開拓者であり、第1人者になれること。
・近い分野に競合がいる場合は、差別化し、競合しないこと。
・少額資本ではじめられること。
・定期的にコンスタントな売上を計上できること。

それを満たしたのが、WEBブランディングでした。

実質的に、私よりも上の年代の人に、この分野に詳しい人は少ないです。

なぜなら、そもそも産業がなかったからです。
インターネット業界は1990年代に勃興したので、それより上の世代がいないんですね。

私の世代は、Windows95というOSが大学生の学び盛りに発売された世代です。
そこで、実際にWEBを使いながら、自らも業界を創り上げていこうと決意しました。

おかげさまでクライアント企業にも恵まれて、ともに成果をあげることができ、
その後、そのノウハウを多くの人に提供すべく、書籍を出版したり、大学で講義を受け持っています。

次回は、WEBブランディング、WEBマーケティングについて書いていきたいと思います。

押切孝雄の8月のチャレンジを公開します

 
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こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。

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先月7月から、SADAMEというツールを活用して毎月のチャレンジを公開しています。

そのおかげで、公開したからには「やらなきゃ」という意識が高まり、先月は家族サービスや、
ダイエットの目標数値をクリアできました。

今月は、一歩進めて、緊急ではないが重要な「第二領域」のことに集中していきたいと思います。

たとえば、「自社サービスを365回アップする」という目標があります。
これは、2011年は毎日1つ何がしかの更新をして、着実に前進するという目標です。

毎日改善できることですので、1つ1つはほんの小さなことです。
たとえば、自社サイトの「新着情報」に最新情報をアップすることも1つですし、
ホームページを見直して、文章を改良することも1つとカウントしていきます。

ただ、これだけのことが、なかなかできていません。
どうしても自社のことが後回しになってしまっている現状があります。

今月8月は、自社サービスを更新することにこだわってみたいと思います。

詳しいチャレンジはSADAMEのページで見られます

中国茶で起業を志した理由: カティサーク起業直前ストーリー4

 
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こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
本日は、カティサークの起業直前ストーリーです。

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( ↑ 中国式のマグカップで中国茶をいただく )

2004年当時、中国茶で起業しようと考えていた理由は、
大学1年生のときに留学した北京大学で、
ジャスミン茶を囲んで仲間で話をした雰囲気がとても良かったのが、そもそものきっかけです。

友人と話をした部屋の真ん中には中国茶があり、ジャスミンの良い香りと共に話が弾みました。
中国茶を囲んで話をすることで、人と知り合い、ダイアローグが始まり、刺激となり、アイデアがでてきます。

中国茶を通して、多くの人にこの楽しさを味わってほしいという気持ちでした。

文化的な理解が深まったり、そこに集った人が、元気になってまたそれぞれの元の場所へ帰っていくことを通して、
社会貢献をしていきたいと思いました。

最終的には、中国茶での起業ではなく、WEBブランディングでの起業となりますが、
その後も中国茶を囲んでみんなであれこれ話すという雰囲気が好きなので、
2006年からmixiで「中国茶カフェ」というコミュニティを運営しており、
定期的にリアルに中国茶のお茶会を開いています。

次回は、起業する分野を絞り込んでいったポイントについて書いていきたいと思います。

蔵王のお釜とミツバチ:山形の夏2011

 
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こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。

お盆の時期に故郷の山形に行ってきました。

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( ↑ 「蔵王のお釜」はカルデラ湖でグリーンの水をたたえている )

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( ↑ 標高1000メートルを超えた場所に咲く高山植物にもミツバチが )

お盆のこの時期は、例年ずっと天気が晴れが続くことはあまりなく、雨が降る日もあるのですが、
今年はありがたいことに晴れが続きました。

蔵王の自然は雄大で、森林の香りが心地よく、自然と触れ合えたお盆となりました。