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ブルーオーシャンで起業する方法: カティサーク起業直前ストーリー6

2011年08月24日

こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
本日は、カティサークの起業直前ストーリーです。

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( ↑ 海から登る朝日 )

事業をはじめるにあたって、
研究開発に資金が必要な起業ではなく、すぐにはじめられる事業を指向しました。

しかし、すぐにはじめられる事業は、一般的には参入障壁が低く、競合が激しくなります。
では、競争を避けるにはどうしたら良いか?

答えは、ポジショニング、差別化でした。

WEB分野に決めたはいいけれど、2004年当時、すでにホームページを制作する企業はたくさんありました。
それでは、他の企業との差別化にはなりません。

私らしく、私の強みが活かせる分野に絞るのに悩みました。
たどり着いたのが、WEBブランディングという分野です。

ホームページ制作をするだけの企業はたくさんあるのですが、
当時、WEBマーケティングにも精通している企業はそれほどありませんでした。

まして、WEBで企業価値を高める(WEBブランディング)ができる企業は、当時ほぼありませんでした。

私は2001年?2003年のイギリスの大学院を経て、国際ビジネスの修士号を修得しており、
この国際マーケティング分野は、私が得意とするところです。

ここに、学生時代からずっと取り組んでいたWEBを結びつけると、ブルーオーシャンが拡がっていました。

つまり、WEBの制作とマーケティングを掛け合わせた分野(WEBブランディング)です。
この分野で起業することを決めました。

多くの起業アイデアの中から、はじめは、中国茶で起業しようと考えていたくらいですので、
「WEBブランディングの分野で世界一のサービスを提供する」というところにたどり着くまでには
紆余曲折がありました。

ここまでたどり着くのに仲間の存在がとても大きかったです。
次回の起業直前ストーリーでは、起業直前期の仲間について書いてみたいと思います。