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社長ブログ

出版社にて次回作の打合せ

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

昨日、出版社にて次作の打合せをしてきました。
前作『WEBマーケティング集中講義』(マイナビ)の第2弾を書くことになったんです。

前作の時に、retty、metamojiなどのベンチャー企業をはじめ、
創業100年超の老舗米店のマーケティングまで、
業種的にも時系列的にも幅広い守備範囲でインタビュー取材も重ねて「中の人」の生の声に迫りつつ時間をかけて作りました。

おかげさまで現在4刷と市場から及第点をいただいています。
ただ、発売から早くも3年がたち、その間に多くの事例がでてきました。

本を書く時は、産みの苦しみといいましょうか、
最後の追い込みのときには、もう「これを最後に本を書かない」と思うくらいになるのですが、
しばらく時間がたって、私個人的にも続編を書く意欲が湧いてきたのですね。

次回作もコンテンツのクオリティにこだわって作っていこうと思います。

私の認識では、すでにIoTを原動力とした第4次産業革命が始まっていて、デジタルマーケティング時代の新しい教科を作っていきたいです。

実際、大学の教科書としても使っていく予定でおります。

新しい本の制作にあたり、何社かインタビューをする企業は私の中では決まっています。

もし、このブログを読んでいて、
デジタルマーケティングの分野で面白い取り組みをしている企業を知っている方は、
自薦他薦に関わらずお知らせくださいね。

【悲報】東京マラソン、チャリティ枠も埋まる。。

 

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

先月のブログで、東京マラソンにチャリティ枠で出ようとしていたことを書きました。
しかし、早々と3000人のチャリティランナー枠も埋まってしまったようです。

チャリティ枠で出るには10万円出す必要があるのですが、
そこまでしても走りたい人が3000人もいるって、すごい事態ですね。

しかも募集締切が11月なのに9月の時点で埋まるって、
東京マラソンは完全にブランドになりましたね。

私は、クラウドファンディングしていて、応援してくださった方もいらしたので、申し訳ない気持ちです。
9月末くらいまで待って、そこまで集まらなければあとは自分で払おうと思っていたのですが、
9月下旬にはすでにチャリティ枠も埋まったということで、東京マラソンに出られないことが確定しました。

ただ、東京マラソンに出る予定で練習用にエントリーしていた「埼玉30K」という30キロのロードレースには出る予定でいます。
11月の上旬にありますので、東京マラソンは走れませんが、今シーズンは、埼玉30Kを本番として走ろうと思います。

ちなみに、走るための道具も進化していて、それはスマホアプリだったりするのですが、
また機会を見て、このブログで書いてみたいと思います。

映画のマーケティング01:『君の名は。』はレクイエムである

 

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

最近映画を観ましたか?
私は、『君の名は。』と『シンゴジラ』を観ました。

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両方ともまったく観る予定がなかったのですが、
Facebookで友人が「『シンゴジラ』を6回(映画館で)観た」とか、
「『君の名は。』をこれから映画館で2回目を観てきます。」
という事を書き込むのを見て、一体どんな映画なんだろうという興味がわいてきました。

それで『シンゴジラ』を観に行ったわけですが、
セリフまわしが速いですね。
通常の映画を1.3倍速で見ているかのようでした。
映画『ソーシャルネットワーク』もセリフ回しが速かったけれど、それよりも速いくらいでした。

私は、映画のDVDを借りてくると、1.3倍速くらいで再生するので、
まったく問題ない速さだったのですが、
人によっては、速くて1回観ただけではわけがわからないのではないかと思いました。
(だからといって、先述の知り合いはシンゴジラを6回観たというわけではないですが)

『君の名は。』は、アニメだし、これもまったく観る気はなかったですが、
複数の友人がSNSで絶賛しているのですね。

そこで、映画館へ足を運んだのですが、
こちらは最高でした。

もう少し付け加えると、東日本の震災を体験して、
5年たった2016年という今の日本で観ると、傷が癒やされていくように感じる映画です。

一方で日本の風土を丹念に描くというプレゼンテーションになっており、
震災うんぬんは別として、映像美とプロットの良さから海外でもヒットするのではないかと期待できる作品です。

ネタバレになるといけないので内容には触れませんが、
一言で言えば映画全体が鎮魂曲(レクイエム)ですね。

失ったものは返ってこないけれど、希望が込められた作品でした。
癒やしを感じる人が多いのではないでしょうか。

今回の2つの映画の存在を知って、映画館へ見に行ったエピソードから、
映画の観客動員のためのマーケティングについて考えてる3回シリーズを書いてみたいと思います。

次回(2回目)は、2010年までの映画マーケティングについてです。

電力自由化で電気料金が1割安価になったなら何をする?

 
category:社長ブログ

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

カティサークでは、昨年より店舗経営もしています。
店舗の電力って、決して無視できないレベルで費用がかかるんですね。

そこで、今年2016年4月から電力が自由化となりましたので、
東京電力から、さっそく別の電力会社へと電気の契約を替えました。

これまでかかっていた電気料金とくらべて約10%ほど電力が安くなります。
店舗の電気使用量は、一般家庭よりも格段に多いため、
10%といっても、年間の電力料金でいうと、けっこうな違いになるんです。

毎月かかる費用が抑えられるので、その分、利益が積み上がります。
その利益を内部留保するのでなくて、お店の内装の充実や広告費に投入します。

すると、店舗にお越しになるお客さんがさらに増えて、顧客満足も高まって好循環となります。

電力自由化といった制度が起点となって、様々な電力会社から契約を選べるようになり起こったメリットですね。

こういう話を知人としていると、
「電力会社を替えることで停電することはないのですか?」
と聞かれることがあります。

結論としては、停電することはありません。

では、どうして停電しないかというと、
結局、送電線には電力が流れているので、仮に足りなくなった場合には自動的に供給されるのですね。

ただ、電力が用意できない状態ではいけませんので、
もし新しく契約した電力会社側で電気量を準備できなかった場合には、
その電力会社にペナルティがかかる仕組みのようです。

なかなかおもしろい仕組みですね。

事業所や工場を経営されている経営者さんで、まだ電力会社を替えていなければ、
そろそろ替えても良い時期かもしれません。

運が上がる、たった1つの方法

 
category:社長ブログ

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

本日は運が上がる方法について書きますが、運が上がるとはどういうことでしょうか?

運が上がるとは、何か良い結果をもたらす機会が増えることです。

ラッキーな事が増えるということなのですが、
それでは、何か良い結果をもたらす可能性はどうやったら増えるでしょうか?

思いがけない新たな情報を得ることでチャンスが増えます。
その思いがけない良い情報に対して行動すると果実を得るわけですね。

そして、それが自分のものになるということです。

たとえば、本を読むと、思いがけない新たな情報が見つかることがあります。
セミナーに参加しても同様です。

本やセミナーで得た情報を実践してみると、売上が上がったりします。

したがって、本を読んでもセミナーに参加しても運は上がります。

今回紹介するのは、もう1つの運を上げる方法です。

それは、「初めての人と話す」です。

初めての人と話すと、新たな情報が見つかることがあります。

思いがけない情報を得ることがあります。

たとえば、先日のブログで伊香保でのことを書きましたが、
あのエピソードも、宿で働いていた中国人に話しかけたのがきっかけでした。

初めての人に話かけると、これまで知らなかった情報を得ることがあります。
運が良くなるというのは、結局は人と人とのコミュニケーションだからです。

本の情報より、セミナーの情報より、人と直接話す方がリアルな1次情報を得られます。
というわけで、しかるべき場所で、初めての人とコミュニケーションを取ってみることをおすすめします。

そこから思いがけなく長い友人関係になったりします。

私の場合は、約20年も前に大学生時代に訪れた香港で知り合った日本人と意気投合して、
日本帰国してからも、ときどきランチをご一緒したりしています。

と言っても、話しかけられた場合は別です。

道を歩いていても話しかけてくる人は怪しいですし、
海外旅行をしていて話しかけられた時は、ちょっと注意が必要です。
海外で、話しかけてくる人は、何らかの騙しが目的で声をかけてくる可能性が無いとはいえないからです。

人を見る目も養われてくるので、初めての人と話すという、この方法をぜひ試してみてください。

埼玉県産業振興公社にてローカルビジネスSEOセミナー

 

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

2016年9月15日に埼玉県産業振興公社にてローカルビジネスSEOセミナー講師をしてきました。

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前の週の川越商工会議所でのセミナーと同じテーマです。

同じ3時間だったのですが、参加者の属性に合わせて内容を少し変えました。

今回の参加者は、店舗を持っている事業者だけではなく、製造業やBtoBの企業が多かったです。

Googleマイビジネスの登録は、店舗を運営されている企業であればもちろん必要ですが、
それ以外の業種でも設定しておくと検索に有利です。

そこで、Googleマイビジネスの有用性と詳細の解説をしました。
さらに、YouTubeの動画やLINE@なども。

セミナーの最後で、その日学んだことを参加企業に落とし込むワークと、
1つだけ実施するならどんなことをするかのワークをしました。

セミナーで話したことを実践すると、まず確実に会社の売上が上がります。

すでにセミナーから数日たっていますので、
参加された企業さんは、実施をすすめているところかもしれません。

今、WEBの世界で起こっている有用な情報を提供することで、
多くの企業の業績が更に良くなることを願っています。

熊本震災支援をどうするか?

 

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

熊本震災支援をどうするかについて考えています。

英国のカティサーク号が火災した時には、Tシャツをつくってその売上を寄付しました。
東日本大震災の時には、拙著『サードネットワーク』(技術評論社)の印税を全額寄付しました。

そして、今回の熊本震災なのですが、どうするか?

やはり、普通に寄付しても、カティサークらしくない、ということで、
東京マラソンで支援しようかと検討しています。

東京マラソンは、通常の抽選枠の他に、
チャリティ枠があります。

チャリティ枠は3000人と限定されているのですが、
最低10万円寄付すると、チャリティランナーとしてチャリティランができるのですね。

私だけが10万円を寄付しても平凡なので、
チャリティ枠をシェアしたいと思います。

たとえば、Aさんは1万円分を寄付します。
Bさんは、1000円を寄付します。
Cさんは、5万円分を寄付します。

このようにして全体として10万円以上の寄付を募ります。

最低10万円が集まらないと東京マラソンに出走できませんので、
もし、10万円が集まらなかったら、責任をもって私が10万円を超えるように寄付します。

ちなみに、ふるさと納税と同じように、税額が所得から控除されます。
なので、ふるさと納税している人にとっては、ふるさと納税同様に、
大きな負担感なく、自分で納税先を決められる感覚で寄付できます。

チャリティ枠に寄付してくださった方の想いを載せて、私が当日東京マラソンを走ります。

まだ未定ですが、当日は、「熊本支援」の何がしかをつけて走ります。

チャリティしてくださった方の枠も用意します。

たとえば、帽子や肩や背中に、寄付してくださった方のサービスのロゴでも、一筆書かかれた想いでもつけて走ります。

寄付金は100%、熊本支援へ寄付されます。

自分ではマラソンを走るのはアレだけど、熊本支援はしたいという方がいらっしゃいましたら、下記ページより支援が可能です。

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ありがたいことに、すでに支援いただいております。
想いをのせて走ります。

夏の避暑地仕事4(最終回):伊香保と草津

 

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( ↑草津の湯畑 )

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

今回は、夏の避暑地仕事の最終回です。
今年は、伊香保と草津に行ってきました。

昨年までは、1箇所に1週間の滞在でした。
2014年は軽井沢のペンションに1週間、
2015年は札幌に1週間でした。

2016年は伊香保も草津も同じ群馬県内ということもあり半々でした。

ちなみに、昨年は札幌に1週間だったのですが、
同じ札幌でも前半はairbnbを利用しての宿泊、後半はホテルに宿泊しました。

これにより、airbnbを体験しつつ、ホテルにも泊まれました。
1週間の間に2つを体験できる感じが良かったのですね。

今年2016年は、同じ目的地で宿泊施設を変えるのではなく、目的地自体を2箇所にすることにしました。

先日、家族でやりたい100のことを作りました。
その中に、「100箇所の温泉地に行く」というのがあります。
(「家族でやりたい100のこと」につきましてはまた別の回に書きます)

100の温泉地って、1年に1回行ったら、100年かかりますよね。
実現が難しそうです。

でも、1回で2箇所回ったら、50年で行けます。
また、それを年間2回行ったら、25年で行けます。
ぐっと現実的になってきます。

というわけで、今年の避暑地仕事は1週間の期間で、
ずっと1箇所だけでなくて、前半と後半で2箇所行ってしまうことにしました。

伊香保と草津、両方とも群馬県で、車で1時間半くらいです。

私は、伊香保も草津も初めてだったのですが、
連続して行くことで、比較できました。

伊香保と草津、両方とも温泉地として有名ですが、泉質はまったく違います。
色自体、伊香保は、茶色っぽい色に対して、草津は硫黄が入っていて白っぽい。

街の全体的な印象としては、伊香保は、こじんまりしています。
草津は、温泉だけでなく、スキー場もあり、サッカーのクラブチームもあり、リゾートの雰囲気があり大きめです。

どちらが良い悪いということはありません。
どちらも特徴があります。

今回の伊香保と草津のように、1度に2箇所以上を訪れるような機会を増やしていこうと思います。
来年はどこにいくか、これから検討していきたいと思います。

おすすめの場所がありましたら、お知らせください。

夏の避暑地仕事3:docomo回線のモバイルルータの安心感

 
category:ガジェット

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( ↑ 森の中の宿からの朝日。docomoのSIMカードのモバイルルータなら山の中でもしっかり電波が入る )

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

2016年7月に、WiMAXからdocomo回線のSIMカードを挿入したモバイルルータに替えたことは、
少し前のブログで紹介したとおりです。

使い始めて1ヶ月以上が経ち、その使い勝手を紹介します。
なんといってもどこでもつながる安心感が半端ないですね。

WiMAXを使用していた頃、遠出する時には、WiMAXの電波がしっかり入るエリアかどうかを
WiMAXのWEBサイトで確認してからでかけました。

調べなくてはいけない時点で少し手間なのですが、
WEBサイト上のつながるエリアと実際のつながるエリアが違うということが散見されました。

たとえば、一昨年の軽井沢での避暑地での仕事の時には、
ペンションにネット回線がなかったので、WiMAXを持参して使おうと思いました。

そこで、ペンションを予約する前に、WiMAXのサイトを見たところ、つながるエリアになっていました。
それを信じてペンションの予約を入れたのですが、
軽井沢のペンションについて、仕事をしようとWiMAXのスイッチをONにすると、アンテナが立っていない!

電波が入ると書かれているのに、実際には入らないという状況でした。

結局、その1週間はWiMAXはただの文鎮でした。

ネット回線は、スマホのテザリングを利用して難を乗り切りました。

WiMAXは速いのが良いところですが、電波が入らないエリアがあって、これがストレスだったんですね。

また、都市部でも地下ではほとんど入らないですので、地下のお店には入れないですし、
高層ビルでも電波状況が悪いことがありました。

こういうことが、docomo回線のSIMカードだと無いですね。
ケータイの電波が届く地域であれば、ネットにつながるという安心感があります。

WiMAXよりも少し遅かったとしても、電波が入らなくて使えないよりは良いです。
これは、何にも代えがたいです。

誤解してほしくないのは、WiMAXをディスっているわけではありません。
個人的にWiMAXは通算6年以上も毎日持ち歩き、愛用してきました。

WiMAXを卒業するのが、逆に寂しいくらいです。
そして、これは現在の話ですので、将来的にWiMAXも地下や地方や高層ビルなどでもつながるようになることを願っています。

というわけで、モバイルルータはdocomo回線のSIMカードにして本当に良かったです。
ひとまず、モバイルルータに関する問題は解決して、悩まされることも無くなったと思います。
ちなみに私は、OCNモバイルoneの10ギガプランに入っています。

日本の8月に振り返る祖先のこと3(最終回)

 

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

9月に入ってしばらくたちましたが、本日は「日本の8月に振り返る祖先のこと」の3回目(最終回)です。

70年以上前のこと、志願兵で5年の任期を終えて、
日本に帰ってきていた祖母の兄の元に、召集令状が届きます。

再び戦場へ出征することになったのですが、
ここから先は、詳しいことはわかりません。

1つだけ明らかなことは、公式文書の下記の一文です。
祖母の兄が「昭和拾九年拾壱月三拾日時刻不詳ペリリニー島二於テ戦死」とあります。

「昭和19年11月30日にペリリュー島で戦死した」ということですね。

はじめからペリリュー島に従軍したのか、
戦地を転戦していて最終的にペリリュー島に至ったのか定かではありません。

ただ、「ペリリニー島」という聞き慣れない文字があったのですが、
2015年に天皇陛下がペリリュー島へ慰問したことでペリリュー島が全国的にも広く知られることとなった島だとピンときました。

「ペリリュー島の戦い」とはどんな戦いだったのだろうと、調べました。

NHKスペシャルの映像が、YouTubeに上がっていますので、下記に貼り付けます。

激戦の島だったようですね。

公式の記録では、ペリリュー島の戦いは、昭和19年11月25日に幕を閉じているようです。

祖母の兄が、11月30日に誰かに看取られて戦死したかどうかはわかりません。

計算をすると、32歳で亡くなったことになります。
その前に志願兵だった5年がありますから、20代の半ばから従軍していたのでしょう。

もし、生き抜いていたら何をやりたかったでしょうか。

ご冥福をお祈りいたします。

やはり、今、生きているということを考えると、
生きているだけで丸儲けですね。

先人たちの無念も鑑みて、
強くしなやかに生きていきたいと思います。

参考のため、ペリリュー島の当時の様子がわかるリンクを下記に貼っておきます。

ペリリューの戦い(NAVERまとめより)