こんにちは、押切孝雄です。
日々の生活が忙しい人も多いと思います。
1年間は365日ありますが、
本日は、5日伸びて、1年が370日になる方法をご紹介します。
もちろん物理的に5日伸びるわけではありませんので、
これまでどうしてもかかっていた時間を削減して、5日分の時間を生み出す方法です。
それは、洗濯乾燥機の導入です。
家族の洗濯物を洗濯機で洗濯する場合、
洗濯物をベランダに干す時間と、取り込む時間を合わせると、
1日あたりまとめて15分くらいかかっている家庭も少なくないのではないでしょうか。
すると、1年間365日で、5475分かかるわけです。
およそ91時間です。
ここに洗濯乾燥機を導入すると、洗濯物を干す時間と取り込む時間がゼロになります。
つまり年間91時間ほどが浮くことになります。
5日間は24時間☓5日=120時間です。
寝ている時間を1日8時間だとすると、
5日間で実際に活動している時間は、80時間です。
つまり、1年間で5日分以上の活動時間を他の活動に当たられる計算となります。
その生み出された年間91時間を何に当てるかですが、
たとえば、TOEICの勉強に当てるとしましょう。
勉強方法や元のスコアにもよりますが、50点くらいはアップする可能性があります。
1日15分程度の時間ですが、軽視できないのですね。
実は、私の家で、洗濯乾燥機を導入しまして、洗濯のストレスがなくなりました。
家族が夜にお風呂に入り終わったら、洗濯乾燥機を予約しておきます。
翌朝に起きると、乾燥まで出来上がっているというわけです。
もちろん雨の日でも洗濯物が乾かないということも無いですし、
生乾きの匂いからも解放されます。
また、バスタオルなどもふわふわに仕上がります。
乾燥温度も最適化されている(高温すぎない)ため、
洗濯物が縮んだり、傷んだりすることもほぼ無いような設計となっています。
日々の少しの時間を生み出して、生活の質を向上させてくれるものとして
洗濯乾燥機はとても強力な白物家電です。
こんにちは、押切孝雄です。
本日は、大学の話です。
大学生は、現在、夏休みです。
8月初旬から9月中旬まで、前期と後期の間の期間ですね。
1ヶ月半くらいあるため、
さまざまなことにチャレンジする人がいます。
コロナの影響で今年は、海外への留学はなかなか難しいですが、
企業へのインターンをする学生は少なくありません。
それでは、大学の教員は夏休みに何をしているか?
なのですが、やはり研究ですね。
前期、後期の講義がある期間は、どうしても学生対応におわれることも多く、
なかなか腰を落ち着けて論文を書いたり、研究をすることが難しいものです。
それで、前期が終わったタイミングに集中して研究に取り組む大学教員も少なくないと思われます。
かくいう私も、この夏休みのタイミングで、論文や書籍を書いています。
大学の教員は論文を書かなければ、評価されません。
現在、3本の論文を並行して進めています。
私が1人で書く(単著)論文と、複数人で書く(共著)論文があります。
1人で書くのも良いですが、複数人で書くとそれぞれの強みが活かせて
なかなか面白いものです。
また、このブログではじめて書きますが、
実は、ある出版社よりお声がけいただき、来年出版予定の本があります。
春にはオファーいただいていたのですが、
大学の講義期間中(4月から7月)は全く手を付けられませんでしたので、
やっと、この夏休みの期間に書いています。
すでに1章を書き上げて出版社へはお送りしています。
今は、2章、3章と書いているところです。
と言っている間に、あと2週間ほどで、あっという間に後期に入ります。
後期に入りますと、執筆している時間がなかなか取れなくなりますため、
集中して書いてまいります。
さらに、大学教員が夏休みに行っていることがもう1つあるのですが、
それは、また次回のブログでご紹介します。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
どうすれば、張り合いを持ちつつ楽に目標を達成できるか?
目標を達成する科学についての研究をしています。
前回紹介した手法は「中くらいのつながり」でした。
今回は、「紙の本」ではなく、「アプリの活用」です。
時代は変わりました。
「紙の本」ではなく、「スマホのアプリ」を活用することで、
劇的に効率が上がります。
スマホのアプリなら、
椅子に座って勉強する必要がありません。
起きてすぐに寝たままスマホのアプリを開いて勉強を始められます。
勉強を始める敷居が低いです。
たとえば、TOEICです。
990点は楽に取ろうと思っている人がいるとします。
すると、リスニングは100問、リーディングは100問あり、
両方とも95問以上取る必要があります。
基本的に間違えないということですね。
そのためには、単語を覚え、(単語はフレーズで覚える)
英語の独特のつながる音を聞き取り、
簡単な単語でもつながると聞こえないことがあるため、必ず音で勉強します
聞いて意味がわかるようになるには、見てわかる→音読をする→聞いてわかるというフェーズがあります。
問題を解くフェーズでは、音が聞こえて理解できるのと、問題が解けるのはまた別です。
どこを注意して聴いてなければならないか、問題を解けるように、問題の先読みを必ず行います。
単体の問題を解けるのと、連続してテストが終わるまでパフォーマンスを保てるかについてもGapがあります。
解らない問題は、直感でつけてよいので、次に影響しない、引きずらない心理的マネジメントが必要です。
たとえば、これを2ヶ月間、集中して勉強します。
1日2時間くらいです。
どこで時間を見つけるかなのですが、
朝起きてからの1時間と、仕事への行き帰りの電車で1時間です。
これで2時間を捻出できます。
朝の1時間は、起きてすぐ、ベッドから出ません。
ワイヤレスイヤホンをつけて、いきなり、スマホのアプリではじめます。
すると、勉強しているという気分がなく、勉強をすすめることができます。
この勉強するぞと机に向かうことなく、勉強してしまっている状態がいいのです。
ベッドでスマホで朝の1時間勉強ができてしまうと、
そのあとの1日が、気分的にとても楽になります。
電車でも同様です。移動中に勉強ができます。
ワイヤレスイヤホンでノイズキャンセル機能があるものでしたら、
電車内の音がかなり抑えられますので、リスニングもできます。
イヤホンにノイズキャンセル機能がない場合でも、電車内では、基本的にはpart5の文法ができます。
ただ、勉強をはじめて1ヶ月くらいはモチベーションが保てても、自分一人だとどうしても、張り合いがありません。
そんなときには、前回のブログで紹介した「みんチャレ」などのアプリを使います。
重要なことの一つは張り合いをもって毎日を過ごすことです。
「みんチャレ」では、意識の高いグループが見つかるはずです。
TOEICだけでも数十あります。
この中で、自分にあったグループを見つけます。
700点とか、900点とか、レベル別にさまざまなグループが見つかります。
あとは、毎日、画像を1枚アップしていくだけです。
これだけのことで張り合いが出てきます。
1言コメントを入れていきます。
なかなか覚えられない単語を書き込むなどしても良いでしょう。
自分だけでなく、一緒に勉強している仲間にも参考になります。
TOEICの勉強方法やTOEICのpartごとの対策方法は、
YouTubeでいくらでも見つかります。
多くのTOEIC990点を取った人がチャンネルを運営しています。
たとえば、「猛牛先生」というチャンネルがありますが、
具体的な解き方も動画で紹介しており、参考になります。
TOEICの勉強は、全てスマートフォン1台でできます。
完全にスマホ1つでできる時代になったということです。
わたしが学生の頃(もう20年以上前)は、紙の本で学習しましたが、
今は、一切本を使わずにできます。
アプリのみです。
たとえば、「abceed」というアプリでは、
単語も間違ったものだけが出てきたり、2回以上間違ったものだけソートして出せたり、
忘却曲線に沿ったものを自動で出してくれたりします。
また、音声があり、タップするだけで、何度でもリピートが可能です。
紙の本の場合には、音声がついていることもありますが、どうしても探したりする時間がかかります。
スマホのアプリでは、音声を探す手間がかかりません。
時間的にとても効率的です。
語学の勉強は、アプリで、劇的に進むようになりました。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
さまざま目標を持っている人も多いと思います。
たとえば、資格試験に合格したいとか、
TOEICで990点の満点を取りたいなどです。
これらの目標に共通するのは、一夜漬けでは合格できないので、
日々コンスタントに積み上げることです。
ただ、はじめはやる気があっても、だんだんモチベーションが下がってきて、
なかなか1ヶ月、2ヶ月と高いモチベーションをキープするのが難しいということは、
よくあることではないでしょうか。
そこで、どうすれば、張り合いを持ちつつ楽に目標を達成できるのか?
現在、目標を達成する科学についての研究をしています。
そのコアアイデアは、「中くらいのつながり」です。
強いつながりでも、弱いつながりでもなく「中くらいのつながり」というのがキーです。
「強いつながり」とは、家族のような生きていく時に基本となるつながりです。
「弱いつながり」とは、1度会ったことのある人で、ごくたまに連絡を取り合うような間柄です。
SNSのつながりのなかでも、弱くつながっている人がいると思いますが、これは典型的な「弱いつながり」です。
私が、注目しているのは、「中くらいのつながり」です。
この「中くらいのつながり」という概念は
拙著『デジタルマーケティングの教室』(マイナビ出版)でも触れました。
たとえば、「みんチャレ」というアプリがあります。
このアプリをみると、自発的に作られたさまざまなグループがあります。
TOEICだけでも、「600点を目指す」グループから「900点をとる」グループといったレベル別に関するもの、
「part3,4を暗記する」といった内容に関するものなどさまざまあります。
これらのうち、自分にふさわしいグループに入ります。
「みんチャレ」の場合は、1グループ5人までなので、
5人満員のグループは、誰かが脱落したりやめない限り入れません。
満員なら、自分で新たにグループを作るのも手です。
そして、毎日、自分がやったことを投稿していきます。
投稿は、スマホの画面キャプチャや写真をアップするだけなので、
とても手軽です。
他の人も毎日アップしていきます。
他の人がアップすると、スマホにお知らせが来ます。
お知らせが来たら、「いいね」のスタンプをタップします。
たったこれだけのことですが、
他の人も自分と同じ目標に向かっているため、張り合いがでてきます。
基本的に匿名のため、誰なのかはわかりません。
自分から、性別や何歳代かを設定できますが、設定は義務ではなく、ユーザの自由です。
モチベーションを維持する方法は、
同じようなモチベーションの人と、やったことをシェアするだけでよいのです。
知り合いである必要はありません。
1人で資格試験ややりたいことを続けるのが難しくても、
同じ目標を持つ人と切磋琢磨する仕組みがあります。
また、資格試験だけでなく、朝はやく起きるのを習慣にしたいという人もいるかもしれません。
そんなときにも、「中くらいのつながり」は役に立ちます。
個人的に、昨年の夏以降、朝4時に起きて本の原稿を書くということをしていた期間があったおかげで
今でも朝4−5時に起きて、仕事をはじめています。
もう早朝から仕事を開始するというのは習慣になったと言ってもよいのですが、
「みんチャレ」で朝早く起きるグループがあったため、入ってみました。
そして、朝4−5時に起きて、毎日投稿をしています。
すると、他の人も同じ頃に起きて投稿をするため、
すでに習慣になっていることであっても、朝起きることについて、
張り合いがでてきます。
「みんチャレ」は、それぞれの目標について、中くらいのつながりを持てるので良いですね。
また、目標は1つである必要はなく、複数あって良いということです。
たとえば、朝早く起きて、TOEICの勉強をしつつ、毎日走ることを日課にしているといった場合、
複数の目標を達成を目指しますので、
当たり前ですが、自分と全く同じ目標を持った人は稀有です。
そこで、目標を分解して、「朝早く起きる」「TOEICを勉強する」「毎日走る」と分けてみれば、
それぞれの目標にチャレンジしている人は見つかるものです。
1人ではできないことでも、「中くらいのつながり」があれば、達成できることがあります。
その意味では「中くらいのつながり」をキープする手段として、
「みんチャレ」は、理想的なアプリといえます。
「みんチャレ」は、1つのグループであれば、無料ではじめられますので、
実に気軽です。
目標を楽に達成するためには、「中くらいのつながり」が重要であり、
それを維持する方法(アプリ)は、すでにあります。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
大学で開講している「WEBマーケティング」講義が今年で11年目に入りました。
今年2021年も昨年からのコロナ禍に見舞われた中での講義シリーズとなりました。
アンケートの第一弾がまとまりましたので、シェアいたします。
2021年度の対象は、東京23区内にある大学の主に経営学部の2年から4年生です。
2021年のアンケートの有効回答数は263名です。
今回のアンケートは、デバイス(パソコン、スマホ、タブレット)の所有率と、 SNS(Twitter、Facebook、Instagram、LINE、TikTok)のアカウント開設率についてのアンケートです。
はじめにTwitterアカウントの保有率からみていきましょう。

2021年のTwitterアカウント所有率は90%でした。
Twitterに関するアンケートは2013年からとっていますが、
この間、低い年で83%、高い年は95%の間を推移しており、全期間にわたって8割以上と高位で安定しています。
社会人では、Twitterは毎日利用する人としない人で比較的はっきり分かれると思います。
また、Twitterは過去に使っていたけれど、
今は使わなくなって久しいなという人も相当数いるのではないでしょうか。
これが、
大学生となるとTwitter利用は活発です。
ニュースはニュースアプリではなくTwitter、
検索は、Google検索ではなくてtwitterで検索をする学生もおります。
Twitterのアカウントを1つだけでなく、複数開設していることもごく普通にあります。
Twitterは、大学生が利用しているSNSのド定番といえそうです。
続いてInstagramです。

Instagramはアンケートを取り始めた2015年から一貫して増加して、2019年には90%に達しました。
そして今年2021年は89%という結果でした。
約9割ですので、大学生にとっては、Twitterと並び2大SNSといえます。
写真がメインということと、芸能人などの著名人も活用しており、
華やかなものや現在のトレンドをキャッチアップするのに活発に利用している実態が見て取れます。
現在では、アパレルブランドがInstagramから自社のECへ誘導する事例が増えています。
ソーシャルコマースという分野ですね。
続いて、Facebookです。
Facebookは、2011年から11年間アンケートをとっていますが、
2014年の76%をピークにして下落が続いています。
2021年は25%と、ついに4人に1人まで下げました。
Twitterと違ってFacebookは実名制という点もハードルが高い要因になっています。
やはり、大学生にとっては、自分のお父さんが使っているSNSで私生活をさらすのは抵抗があるというのは理解できます。
また、私見となりますが、日本語ユーザに限って言えば、
ここ数年でFacebook内での友人の投稿数が明らかに減っているように思われます。
私もFacebookを利用していますが、ここ数年で投稿する頻度が減りました。
つづいてLINEです。
LINEの2021年は、99%という結果でした。
日本人の学生はほぼ持っています。
海外からの留学生はLINEにアカウントを持っていないこともあります。
したがって、
これは留学生の人数とも関係します。
コロナ禍ということもあり、
海外からの留学生が限定的ですので、高いLINEアカウント率となりました。
さて、つづいてはTikTokです。

TikTokは、昨年2019年からアンケートを取りはじめて今年で3年目です。
2019年に38%で、今年2021年は54%と過半数となりました。
9割前後のInstagramやTwitterとは大きな開きがありますが、
TikTokは大学生にとっても人気のアプリになってきています。
今後の成長に注目です。
次は、パソコンの所有率についてみていきましょう。

パソコンについては、家族のパソコンではなくて、自分のパソコンを持っているかどうかのアンケートです。
「自分のパソコンを持っている」と答えた学生は、
例年5−6割程度で推移していたのですが、今年は9割へと増えました。
コロナウイルスの影響により2020年に8割へと増えたのですが、
今年2021年は、さらに自分のパソコンを購入した学生が増えました。
スマートフォンがこれほどまでに使いやすくなった現在で、
自分のパソコンがなくても事足りるといえばそうかもしれませんが、
やはり勉強をするなら、パソコンがあったほうが画面も大きくキーボードもありますので、
格段に仕事効率は良いだろうと思います。
5Gも少しずつエリアが広がってきましたので、スマホでテザリングをすれば、
自宅だけでなく、
外出中にも学習できる環境が整ってきました。
対面講義をしていても、自分のパソコンを大学に持ってきて講義を受ける学生が目に見えて増えました。
つづいてスマートフォンです。

スマートフォンの保有率は、100%です。
朝起きたら顔を洗うように、家を出るときは靴を履くように、
スマートフォンは日常に欠かせないガジェットとなって数年がたちました。
ではその端末が、iPhoneなのか、それともAndroidのスマホなのかを聞きました。
すると、iPhoneが91%でした(アンドロイドは9%のみ)。
大学生はiPhone好きなんですね!
昨年2020年のアンケートでは94%でしたので、
2021年もiPhone人気は健在です。
これは東京の大学に在籍している学生に限ったことなのか、
日本全国で同じ状況なのかは興味があります。
もし東京以外の都市で教えられている教員の方がおられましたら、
ぜひアンケートをとって、結果をシェアくださいませ。

タブレットの普及率は2021年は25%でした。
この数年は20%台であり、
それ以上上昇する気配はありません。
たしかに、iPad proは新聞の画面も収まって紙の新聞いらずになりますし、
アップルペンシルで手書きできて使いやすいです。
さらに、Macbookの横にiPadをおいてサイドカーという機能を使えば、
iPadが拡張ディスプレイになります。
画面が2画面になりますので、とても使いやすく一度使い始めると、
外出時には、MacbookとiPadはペアで持ち歩くようになる人もいるほどです。
ただし、大学生にととっては、タブレットは、
大きな画面のスマホという位置づけを脱しきらず、
ファーストチョイスはスマートフォン、
セカンドチョイスはパソコン、
そして、サードチョイスにタブレットという実態が見て取れます。
ちなみに、スマートウオッチやVRのヘッドセットは、フォースチョイス、フィフスチョイスですね。
2021年のSNSとスマホなどのハードウエアのアンケートをとってみて、
特にSNSは年々使う人が増えていくものと、そうでないものの潮流が見て取れました。
SNSでは特に、多くの人が使えば使うほど利便性が増す、ネットワーク効果があります。
逆に、使われないSNSは、利便性が低下します。
現在の大学生にとって、SNSは気軽に匿名でも投稿できるTwitterと、
画像がメインのInstagramが双璧です。
LINEはクローズドなコミュニケーションのインフラといえます。
今年2021年は、オンライン講義と対面講義のミックスでした。
厳密には、対面講義を計画だったのですが、
緊急事態宣言を受けて、オンラインでの講義も数週間に渡り行いました。
対面とオンラインとどちらが良いかですが、
それぞれの良さがありますが、
大人数向けの講義に限って言えば、
個人的には対面でもオンラインでもなく、
オンデマンドが最適ではないかと感じています。
学生の意見となりますが、
講義室での対面での講義では、電車が遅れたり、
私語をする学生がいたりして講義に集中しずらいなど、
万全な状態で受講できるとは限らないのです。
それに対して、オンデマンドでの配信では、何度でも再生できます。
講義形式の場合では、学びの効率化という点では、オンデマンドに軍配が上がります。
さて、来年2022年はどうなるでしょうか。
機会がありましたらシェアいたします。
ちなみに、大学の「WEBマーケティング」講義で教科書として使用している書籍がこちらです
『デジタルマーケティングの教室』マイナビ出版
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
大学でのインスタに関するアンケートがまとまりましたので、シェアいたします。
大学で開講している「WEBマーケティング」講義が今年で11年目に入りました。
今年2021年も昨年からのコロナ禍に見舞われた中での講義シリーズとなりました。
インスタに関するアンケートの2021年度の対象は、東京23区内にある大学の主に経営学部の2年から4年生です。
2021年のアンケートの有効回答数は263名です。
今回のアンケートは、Instagramのアカウント開設率についてのアンケートです。
Instagramのアカウント開設率です。

Instagramは大学生の間で拡大が続いています。
アンケートを取り始めた2015年から一貫して増加して、
2019年には90%に達しました。
そして昨年2020年は86%という結果でした。
2021年は89%でした。
約9割ですので、
大学生にとっては、Twitterと並び2大SNSといえます。
逆に言えば、インスタをやっていない大学生の割合は、年々減少しています。
2021年には、11%となりました。
大学生によっては、インスタのアカウントは、1つだけでなく、
複数アカウントを利用している人もいるほどです。
ただ、ここで注意すべきことは、東京の私立大学へ通う学生へのアンケート結果だということです。
日本全国の平均ではありませんので、このデータを引用する際などはご注意ください。
大学生の状況を見ていると、
インスタを見ていて、ECサイトへ移動して購入という行動も当たり前になってきています。
これはソーシャルコマースと呼ばれるものです。
アパレルブランドなどは特に顕著です。
Instagramでソーシャルコマースが気軽にできる現状があります。
このソーシャルコマースについては、
拙著『デジタルマーケティングの教室』(マイナビ出版)でも書きましたが、
また別途このブログなどでも書いてみたいと思います。
また、日々の情報源がInstagramという大学生も多くいます。
インスタで検索するというわけです。
現在は、インスタをやっていない大学生は少数派です。
ただし、これから5年先、10年先は、わかりません。
TikTokも急速にシェアを伸ばしています。
SNSの状況は、1年経つと少しずつ変わっているため、また来年以降もシェアできればと思います。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
現在、大学での仕事に時間を多く取られるようになったため、
試行錯誤して、時間の使い方を変えました。
仕事の成果を変えずに、時間を有効にする方法です。
まず、稼働する時間帯を変えました。
昨年2020年の夏に『デジタルマーケティングの教室』(マイナビ出版)の執筆で、
朝4時に起きて7時くらいまでの3時間を集中して書いていったのですが、
これがとても良かったのです。
そこで、2021年4月から戸板女子短期大学にて専任講師の仕事も増えましたが、
朝4時に起きることを継続しています。
特に着任1年目のため、講義は、すべて1から用意をする必要があります。
講義スライドをkeynoteやPowerPointでつくるのですが、1枚1枚すべて作るのですね。
これは、時間がかかります。
そして、毎回学生からアンケートを取りますが、
そのアンケートを翌週の講義のはじめに学生へシェアして紹介したり、
グラフにするなどして見せています。
そのため、朝4時に起きて6時まで自宅で用意をして、
大学へ向かい、朝7時に大学に到着して、9時までの講義開始まで講義の準備をします。
この4時間がとても重要な時間で、集中して講義準備を進めます。
(ちなみに、朝7時に出校というのは、教員の中では1番早いです。)
この、朝に集中するのは、とても良いですね。
頭がすっきりしていますし、自分のペースですすめられます。
朝9時までに仕事の準備が終わっていると、心にも余裕が生まれます。
そして、カティサークのコンサルティングの仕事も普通にあります。
むろん、大学とは関係ない日程でおこなうのですが、
コンサルティングの仕事は、企業の経営者や担当者さんと顔を合わせて進めます。
これまでは、移動して、企業に訪問してすすめることが多かったのですが、
コロナ禍により、Zoomなどのオンラインが増えました。
実際にオンラインで1年以上やってみると、何も問題がないのですね。
逆に、事前の準備にも時間が取れますので、内容の充実度の面からも効率的です。
移動があると、1時間移動して1時間コンサルティングで帰宅に1時間合計3時間かかります。
オンラインでは移動時間がゼロなので、本編のコンサルティングを1時間できます。
移動がないというたったそれだけのことが、とても効率的です。
しかも、1日1社しか訪問できなかったのが、2社できます。
コロナが明けても、今後はオンラインを中心にしていこうと思います。
移動を最小限にすることで、効率化が進むことになります。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
大前研一先生のビジネス・ブレークスルー様にて、
デジタルマーケティングに関する講座の収録をしてきました。
6回の講義シリーズの初回でしたが、
元青森テレビアナウンサーの南祐希さんが隣で小気味よく進行くださり、
とっても話しやすかったです。
私は山形の出身ということで、同じ東北つながりということもあってか
初顔合わせではありましたが、親近感がありました。
コロナ禍での収録ということで、
間に透明パーテーションがあるところがいつもの収録とは違うところです。
これから3ヶ月かけて収録が進み、夏には全講義を撮り終えてリリースとなる予定です。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
現在、大学で教育をしていて、学生から留学に関する質問があります。
海外留学をしたほうが良いのか?
また、子供を持つ親であれば、子供を留学させたほうが良いのかどうかについて考えることもあるでしょう。
私自身、大学時代に3度留学しました。
その経験から言えることは、海外経験は、絶対的におすすめです。
「井の中の蛙大海を知らず」という言葉がありますが、
海外体験は、人を強制的に井戸の中から出させることに意味があると思います。
やはり、海外へ出てみるとわかることがあるのですね。
卑近な事例となりますが、私の体験を書いてみたいと思います。
私は、山形県の生まれで、高校卒業の18歳までずっと山形で育ちました。
今とは違いインターネットもなく、
同じ空の先に広がっているはずの世界を夢想する日々でした。
はやく世界を見てみたいという意識が強くありました。
大学に入学してすぐにゼミ形式の講義がありました。
その時の先生が夏に1ヵ月北京大学に短期留学の引率をされるというのです。
すぐに応募しました。
そして、その年の8月には北京にいました。
19歳にして初めて飛行機に乗りこんで。
1994年当時の北京は、空港から市内への幹線道路を農業用の荷台を積んだ馬車が走るなど、
すさまじく発展途上でした。
また、大学の構内に湖(池ではなく)があるなど、
そのスケールの大きさに圧倒されました。
そして、餐厅(レストラン)でヘビやカエル料理を食べたり
(イメージと異なり、特にカエルの唐揚げは食べてみると美味しい)
と食の多様性にも驚かされました。
この経験があまりに刺激的だったため、
その後、大学1年の冬休みにもう1つの大国アメリカに1カ月間、短期留学しました。
すると、意外にもアメリカでも馬車が走っているのを目にしました。
しかも車がない時代の19世紀に走っていたような馬車です。
伝統的な生活をするアーミッシュ(※)のものだと知りました。
※アーミッシュ(Amish)は、アメリカ合衆国のオハイオ州・ペンシルベニア州・中西部などに居住するドイツ系移民の宗教集団。移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活をしていることで知られる。
出典wikipediaより抜粋
アメリカも中国も両方とも1カ月という短い期間でしたが、
現地でしか体験できないことの連続で、
両大国を実際に自分の目で見て、五感で感じられたことは幸運でした。
中国やアメリカの同年代の学生たちと話していると、
かならず、日本のことを聞かれます。
しかし、それら1つ1つの質問に対して満足に答えられていない自分を認識しました。
世界を知りたいと思って、中国やアメリカに行ったけれど、
結局は自分が生まれ育った日本のことを良く知らないという事実を思い知らされました。
そこで、大学2年の夏に日本各地を実際に訪れました。
当時JRより「青春18きっぷ」という普通電車や快速電車であれば乗り放題のチケットが発売されており、
東京から電車を乗り継いでの旅でした。
ちょうど、1995年は、戦後50年ということで、
日本を再考するイベントが多かったように思います。
8月6日は、広島の原爆ドームを訪れ平和記念式典に参列し、
8月9日は、長崎を訪ねました。
その後、大学3年生のときには上海に半年間ほど留学することになります。
長くなるため、このくらいにしますが、大学時代の3度の留学が、
その後の人生を決めたと言っても過言ではありません。
さらに、社会人になってから、英国の大学院に留学して、修士号を取りましたが、
今思い起こせば、はじめの北京への夏の1ヶ月間の短期留学がなければ、
留学していなかったかもしれません。
大学ですごす期間はとても尊いものだと思います。
もし、あなたが親で、子供が留学に行きたいと言ってきたら、
心配事もたくさんあると思います。
治安や周りの環境など。
男の子の親ならともかく、娘なら尚更でしょう。
留学先は、事前にしっかり選んで、リスクを減らすことは重要です。
たしかにリスクもありますが、そこで得られるリターンもまた少なからずあります。
「かわいい子には旅をさせよ」という言葉ありますが、
今、その言葉をアップデートするなら、
「かわいい子には留学をさせよ」。
また、留学にはお金はかかります。
お金は湯水のように出てくるものでもありません。
そんなときには、留学の費用を子どもに貸せばよいのです。
子どもが大学を卒業して、就職して働き始めてから、
毎月数万円でも留学費用を返してもらうようにしたらいかがでしょうか。
親としても、子どもという「投資」に対して、投資しっぱなしではなくて、
将来に渡ってリターンを得られます。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
大学での専任教員として、4月1日に着任してから1ヶ月半が経過しました。
1日に3コマある日もあり、
90分☓3コマ=4時間半ずっとしゃべる仕事ということで、
4月の末までに、喉の使いすぎで、声が枯れました(笑)
専門クリニックへ行って、薬を処方してもらい、
ゴールデンウィーク中に喉を休めて、何とか持ち直したところです。
この間、毎日、大学について考えながら、仕事をしてきたため、
いろいろと見えてきた部分があります。
本日は、大学での教員の3つの仕事について書いてみたいと思います。
大学というと、学生教育というのが一番はじめに思い浮かびます。
やはり、入学した学生を成長させて卒業させるというのは、大学の務めです。
四年制大学は、4年ありますが、
短期大学は、2年しかありません。
4月に入学して、2年生になる前、1年もたたない間に、就職活動が始まります。
そこで、一般的な四年制大学に比べると、ぎっしり詰まったカリキュラムとなります。
出欠も厳格で、講義を受けていたとしても、
20分以上遅刻してくると、欠席扱いとなるというような大学もあるくらいです。
そのため、1回1回の講義が真剣勝負なのですね。
教員の側では、毎回の講義を分析して、次回にフィードバックするようにしています。
私の場合は、毎回の講義の最後に、クイズを行い、学生の習熟度、理解度を把握しています。
その上で、翌週の講義のときに、軽く復習から入り、学生の質問へ回答するようにしています。
また、現在、緊急事態宣言を受けて、講義がオンライン(Zoom)になっているのですが、
「ブレイクアウトルーム」なども活用して、小グループに分かれて、学生通しがディスカッションをすることで、
さまざまな人の意見に触れる機会を設けることもあります。
オンライン講義で、リアル講義を超えることが可能なのか、
永遠の課題ですが、試行錯誤しながら、学生の学びが最大化するように対応しています。
大学教員の仕事の2つ目は、学内のことで、「大学を成長させること」です。
これは、大学の運営に関することです。
たとえば、学内に、さまざまな委員会があります。
大学のカリキュラムに関することや、学生に関すること、履修システムなどさまざまあります。
大学教員に求められる役割は、大学を改善する方法を提案して、実施していくことです。
学生にも教職員にも望まれる、優れたシステムを思いついたとします。
しかし、優れたアイデアだけがあればよいかということ、それだけではありません。
言いっぱなしで終わっては、意味をなさないからですね。
実施するには、関係者への根回しも必要ですし、
実行力も必要です。
私も、いくつかの委員会に携わっています。
アイデアを形にするのは簡単ではないですが、
関係する人みんなにとって時間が効率化されるシステムで
賛同者も少なからずいますので、1つずつ形にしていきたいと思います。
大学教員の3つ目の仕事は、社会へ貢献することです。
具体的には、大学は教育機関であると同時に、研究機関でもあります。
研究を通して、新たな知見を論文などで発表することです。
優れた論文は、社会を変革する力があるのですね。
個人的にも、現在、複数の研究プロジェクトが進行中で、
論文にする機会も増えていきます。
研究するからには、社会にとって有意義な内容を発表していきたいと思います。
これにより、社会に貢献していけるのですね。
現実は、なかなか一筋縄ではいきませんが、だからこそ面白みがあるのだと思います。