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TOEICのリスニングでほぼ満点を取った方法

2021年10月06日

こんにちは、押切孝雄です。

現在、戸板女子短期大学の国際コミュニケーション学科で教えていまして、
国際コミュニケーション学科なので、英語の科目が多いです。
大学としては、学生がTOEICを受けることを推奨しています。

そこで、私は、情報・マーケティング系の教員ではありますが、
学生にTOEICを推奨しているため、
自分では、どのくらいの実力があるか、個人的に受けてみようと思いました。

2ヶ月でTOEICリスニングほぼ満点の方法

6月20日に勉強を開始して、8月に受けたTOEIC試験の結果が出てきました。

TOEICは、リスニングとリーディングの2つのパートに分かれています。
それで、リスニングはほぼ満点でした。
(リーディングは、満点には、ほど遠かったけど)

このTOEICのために、2ヶ月間ほど、対策をしたのですが、
本日は、2ヶ月でリスニングほぼ満点をとった方法について、
忘れないうちにまとめておきます。

TOEICの情報収集

まず、TOEIC満点(990点)はどれほどのレベル感なのか、
990点を取っている人の情報を検索しました。

ブログがいくつも見つかります。

毎日2時間の模試を解いている人や、
リスニング力を上げる方法など、勉強方法が出てきます。

その中で印象深いポイントは、リスニングのPart3,4の英文を暗唱しているというのです。
これは、私も暗唱を取り入れていきました。

2ヶ月のTOEIC勉強の流れ

2ヶ月の間で、中心的にやっていることは
少しずつ異なります。

part1〜4がリスニング
part5〜7がリーディングなのですが、
下記の順番で勉強を勧めました。

単語→part5およびpart1,2→part3,4→part6,7

絶対にこの順番に対策を立てたほうが良いということではありませんが、
単語のあとに、文法をやりつつ、基本的な英語の音に慣れつつ、
長い英文の聞き取り、読解にもチャレンジしていくという流れですので、
効率が良いと思います。

英単語の覚え方

英単語が基本ですね。
単語を覚えるには、見る頻度が重要です。
1ヶ月に6回程度、見るようにします。
すると、あまり苦労なく覚えていけます。

また、単語単体ではなく、フレーズで覚えることも重要です。
試験では、単語単体で出るのではなく、文章の中で出てきますので、
どんな単語がどんな単語と相性が良いのか、フレーズで覚えていきます。
毎日100単語を、フレーズで見ていきます。

TOEICの使用教材について

使用教材は、基本的にアプリです。
スマホのアプリであれば、ちょっとした時間にすぐに始められます。

・abceed
・スタディサプリTOEIC
・ETSのTOEIC公式問題集7

ETSのTOEIC公式問題集だけは、紙の問題集です。
実際の試験も紙ベースですので、
実際の試験に慣れるために、
模試をするときだけ、紙ベースで行いました。

単語力と文法力とリスニング力

単語力と文法力とリスニング力は連動しています。
単語がわかると、リスニングでも聞こえる音が増えます。

また、リスニングで「ん、今なんて言った?」と聞こえない音に遭遇しても、
文法力で、ここは「are」しか入らないから、areと言っているはずだ
ということで推測できるようになります。

リスニング力を鍛えるのは、ディクテーションです。
かんたんな英文でも、読まれた瞬間に聞こえないことがあります。

たとえば、「When is 〜?」という英文ですが、
書かれたものを見れば、意味はわかりますが、
読まれると「ウェン イズ〜?」とは発音してくれません。
「ウェニズ〜?」という発音になることがほとんどです。

そこで、自分が聞こえる音と、聞こえない音を知る必要があるのですが、
それが、ディクテーションなんです。

これを地道にやっていくと、次に「ウェニズ〜?」と来たら、
もう「When is 〜?」は一瞬にして聞こえて意味も理解できるのです。

モチベーションの保ち方

TOEICは1日勉強しただけでは、点数は上がりません。
やはり2ヶ月以上くらい勉強すると、結果が出てきます。
そこで、いかにしてモチベーションを保つかですが、

私は、「みんチャレ」というアプリで報告しました。
他の人もTOEICの勉強をしていますので、
毎日報告し合うことで、モチベーションが保てます。

1日のうちで、いつTOEICの勉強するか?

朝4時に起きて、いきなりスマホで勉強をはじめます。
具体的には、スタディサプリTOEICで、
問題を解いて、間違ったところを次回間違えないようにします。

朝4時から6時までの2時間です。
あとは、職場への行き帰りの電車30分☓2で1時間です。

日中は普通に仕事をします。

さらに、夜寝る前に30分程度勉強します。
この時は、先述のpart3,4の暗唱音読が中心です。

すると、普通に仕事をしている社会人でも、1日3時間半勉強できます。

TOEICの得点力アップに役に立ったもの

10年前でしたら、TOEICの点数を上げるのに、
専門のスクールへ行っていたかも知れませんが、
現在は、情報が豊富にあり、
無料または安価に使えるツールがたくさんありますので、
自力でできます。

特に、YouTubeの動画が役に立ちました。
TOEICで調べると、TOEIC満点990点を取った人が
解説している動画が、いくつも見つかります。

それらを参考にしつつ、
自分用にスケジュールを組み立てて、
実行していくだけです。

完全に、紙の時代は終わりました。
この2ヶ月間、勉強してきて言えるのは、絶対にアプリです。
紙の参考書はいつも持っているとは限りませんが、
スマホはいつでも持っています。

そして、ちょっとした3分の電車待ちの時間でもすぐに勉強をはじめられるのです。
とても良い時代になりました。