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15年以上、新規営業をしていない会社が、次の20年のために変えようとしていること

2026年05月05日

今朝(2026/05/05)、数学の未解明問題を、AIが次々に解き始めたというニュースを目にしたとき、ふと手が止まりました。

人間が何百年もかけて挑んできた問題を、AIが短時間で解いていく。
そのニュースを読みながら、私は経営者として、教育者として問わずにはいられませんでした。

人にできることは、何なんだろう?

カティサークを創業したのは2004年。
Webの可能性を信じて、私は会社を立ち上げました。
あれから22年。
今、私は次の20年に向けて、この会社をあえて変えようとしています。

カティサークの最初のクライアントは、銀座にありました。
2004年、独立して初めて受けた仕事は、銀座のある専門店の案件でした。
それから22年。
直近で「良い仕事ができた」と心から思えた案件もまた、銀座にある店舗のリピーター集客のコンサルティングでした。

BtoCの集客のコンサルティングを通じて、お客様の数が着実に増えていきました。
20年経って、また銀座で仕事をしている。
それも、ゼロから立ち上げる仕事ではなく、すでに存在する事業を伸ばしていく仕事で。

これはカティサークが大切にしてきた仕事の形そのものです。
新しいものを派手に立ち上げるより、すでにある資産を深く理解して、長期的に育てていく。
そういう仕事を、私は20年以上続けてきました。

カティサークの仕事は、クライアントへのヒアリングから始まります。
何を売りたいかではなく、その会社がこれまで何を大切にしてきたかを、時間をかけて聞いていきます。
要件定義、デザイン、実装、公開後の運用まで。一気通貫で並走します。

短期的な売上のために、納得できない仕事を引き受けることはしません。
意味のある仕事を選び、誠実にやり遂げる。
カティサークでは、もう15年以上、新規営業というものをしていません。

取引のあるクライアント企業の経営者さんらが、勝手に口コミしてくれて、取引先が広がっていったからです。
これは私にとって、何よりの誇りです。

営業活動の結果ではなく、目の前の仕事を誠実にやり抜いた結果として、次の出会いがやってくる。
そういう仕事の循環を、20年来、行ってきました。

ただ、今、変化を感じています。
AIは、数学の未解明問題まで解き始めました。
クライアントの期待値も、世の中の常識も、加速度的に変わっています。
クライアントが今、本当に求めているのは何か。

私は、ブランディングという付加価値だと考えています。
単にWebサイトを作ることではなく、その会社の本質的な魅力を見抜き、形にして世に届けること。
これからの時代、ここに最も価値が集まると確信しています。

だから、進化させていきます。
進化の柱は、AIの活用とデザイン性、本質を見抜く力です。
AIで効率的に案を出し、人の目で見て判断していきます。

技術と感性の両面で、一段高い価値を提供していきます。
これまでの延長線上ではなく、次の20年を見据えた会社に進化させていきます。

しかし、変えないものもあります。
クライアントの話を時間をかけて聞くこと。
その会社が大切にしてきたものを尊重すること。
耳の痛いことも率直に伝えること。
意味のある仕事を選び、長期的な関係を育てること。

これらは、20年以上やってきて確信していることです。
AIがどれだけ進化しても、人と人とで作る信頼関係の価値は、むしろ高まっていくと私は考えています。

カティサークが大切にしてきたのは、いつも「速く動くより、早く動くこと」でした。
流行を追いかけて慌てて動くのではなく、未来を見通して、準備を整えて、早めに動き始める。

22年前にWebの可能性を信じて起業したように、これからの20年は、AIとブランディングの可能性を信じて進んでいきます。

その道を、共感してくださるクライアントと、パートナーと、一緒に歩んでいけたらと願っています。
カティサークは、デジタルを活用したブランディング コンサルティング会社として、次の20年も進化し続けていきます。