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社長ブログ

意外と進んできた大学のIT化の現在地

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

大学で講師をするようになってわかったことがあります。

4月になると、学生は履修登録をします。
どの講義を取るか、履修表を見ながら決めていきます。
多くの大学では、1冊の冊子になっていて、講義ごとの詳細が書いてあります。

この講義内容(シラバス)は、事前に、我々講師が講義ごとに作ります。
それを大学の事務員さんがまとめて1冊にしてくれるわけです。

5年前には、講義内容・シラバスを書いた時には、大学から送られてきたエクセルへ記載して、メールで事務員さんに送っていました。
それを、大学の事務員さんが、1講義ずつ、登録していったわけです。

講義数は、大学全体で、数百になりますから、たいへんな手間だったと推測します。
(エクセルよりも前の時代は、手書きだったかもしれませんね、今となっては、もうそんな時代のことは考えられないほどです)

これが、今は、WEB経由です。

教員それぞれが、大学のネットにログインして、シラバスを打ち込んで終了です。
教員は、エクセルに書くか、ネットで入力するかの違いだけですので、ほぼ手間は変わりません。

大学職員さんは、講師から送られてくるエクセルからの転記の手間が完全になくなり、内容チェックに専念できるので、
かなりの事務作業の手間が省けたのではないかと思います。

これは、本当に良いITの使い方です。

ちなみに、現在の大学では、期末の試験結果も、講師が大学のWEBにアクセスして、
採点結果を直接的に入力して確定できます。

わざわざ郵送するとか、大学に行く必要がないですので、非常にスムーズです。
こういう多くの人の労力を効率化するIT化は、良いIT化です。

ただ、ほめて終わりですと、進歩が無いですので、
最後に講師からの注文としては、学生にアンケートをとったり、
反転授業や半反転授業がしやすいように、
講義資料をWEBに公開するスペースやアンケートシステムをもう少し簡単にできるように整備して欲しいです。

昨年、アンケートを電子化したのですが、スマホでQRコードを写すとアンケートに答えられるような仕組みを講師の私が考えましたので。
大学側で整備したら、多くの講師が普通に使用することができてさらなる使い勝手の向上につながると思います。

大学での講義が5年目に!

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

大学での講義もこの4月から5年目になります。
昨年は、『Webマーケティング集中講義』(マイナビ)という教科書を作りまして出版しました。

現在、2つの大学で教えています。
1つは文京学院大学での「WEBマーケティング」講義
もう1つは、明星大学での「Eコマースとマーケティング」講義です。

昨年は、2校あわせて300人くらいが受講しました。
前期の期間15週連続での講義となります。

ただ、今年は、5年目ということもあり、さらに進化させて、深めていきたいと思います。
具体的には、アクティブ・ラーニング、反転授業、半反転授業なども取り入れていけたらと思っています。

単に講演形式の講義をするのではなくて、
事前に資料をWEBにアップして、予習できたり、復習が容易になるようにできないかとか、
講義中にもワークを取り入れていけないかと考えています。

なるべく学生一人ひとりと向き合っていきたいと思っていますので、
300人は多すぎます。

半分の150人が受講なら、1講義あたり50人になるので、ちょうど良いかと思います。

今年はぐっと受講者を絞っていけないかと思っています。
ただ、受講者を講師側で選別することはできません。

そこでどうするか?

やる気のない学生に受講をあきらめてもらえばよいでしょう。

そこで、1回目の講義でガイダンスをするのですが、
その時に、評価を”めちゃめちゃ”厳しくする旨を伝えて、
本気で学びたい学生だけに絞っていこうかと思ってます^^

実は、大学の世界もIT化が進んでいまして、近年特に効率的になってきているのですが、
そのあたりの具体例は、また次のブログで書いてみたいと思います。

海外渡航で得られることは、新しい言葉を手に入れること:台湾3

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

本日は、海外渡航で得られることを書いてみたいと思います。
それは、あらたな知見が得られることです。

たとえば、「クタ」という言葉があります。
バリに行ったことがある人でしたら、「ああ、クタね」と、必ずわかるはずです。

クタというのは、地名で、バリ島にいくつかある中心地の1つです。

バリに行かなければ、クタという地名を知る必然性がありません。
人は、必要な時になってはじめて本気で調べる習性がありますので、
不要なときには、あまり余分な情報を入れておかないわけです。

海外に渡航すると、新しいことばかりですので、そこで知ったことを興味関心をもって調べ始めます。

同様のことは台湾でありました。
私の場合は「八田與一」でした。

先日のブログでも少しでてきた「八田與一」は、
台湾の中部の地方(嘉南大圳と呼ばれる)に灌漑水路を10年がかりで完成させた人物です。
これにより、農作物の収量が安定的に増加しました。

台湾では、そんな人物がいたのかという程度だったのですが、
日本に帰国後、映画「KANO」を見て、そこでも八田與一が出てきて、さらに興味が増し、
八田與一を主人公とした映画アニメ「パッテンライ!!」も見ました。

80年経っても八田與一が建設したダムは現役ですので、
台湾の人々に多大なる貢献をしているわけです。

ちなみに、「バッテンライ」とは中国語の発音で、「八田が来る(八田来)」という意味です。

新しい知見は新しい土地に行って観察すると得られます。
それは人生を豊かにすることの1つなのではないかと思います。

視野を広げる方法とは?:社外ランチ

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

前回のブログで、海外旅行ではない方法で、視野を広げるはどうしたらよいか?
それには秘策があります、と書きました。

視野を広げるのは、何か新しいものに会うということですので、
海外に渡航すれば、環境が変わりますので、新たなものに気づくという論理でした。

視野を広げる方法は、あと2つあります。
人に会うことと、本を読むことです。

新しい視野を得るというポイントですので、人に会うというのは、
いつも顔を合わせている家族や社内の同僚のことではありません。

社外の人と話すことです。
それでは、どうやったらよいでしょうか。

おすすめの方法は、ランチです。
これはと思った人と1対1でお昼を食べながら話します。
夜に飲むというのも悪くないのですが、ランチでしたら1時間位ですし、費用もランチ代だけです。

私の場合は、今年会う12人というのを決めており、ランチの日程を入れています。
その12人は、各分野で活躍中の人たちです。

私は、過去1年くらいで得られた経験や知識を話します。
相手の方も、興味深い話をしますので、大変有意義なランチになります。

12人それぞれの人と会うのは1年ー数年ぶりとなります。
1年にランチをする12人は固定されているわけでなく、
数年ぶりに久しぶりにお会いしたい方もいらっしゃいます。

1年ー3年に1回位が良いタイミングだと思います。

すると、お互いに成長していますので、今取り組んでいることなど、新しい話ができます。

月に何人もとなると、なかなか難しいかもしれませんが、
月1回くらいでしたら、毎月が楽しみになりますので、
ぜひ、社外の人とランチ、参考にしてみてください。

世界を見る目の相対化・メタ化:台湾2

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

海外へ渡航してで得られることは、良くも悪くも、自国と他国を比較できることです。

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( ↑ 台湾 高雄の早朝の公園の光景:太極拳 )

たとえば、台湾の高雄では、早朝に公園へ行ってみると、太極拳やスワイショウをしている人が目につきました。
これは、台湾だけでなく、中国本土や、香港でも見られる光景です。
日本で言うと、ラジオ体操のようなものですが、
日本でも大正時代くらいまでは、スワイショウ(肩甲骨の運動)をする人は多かったと聞いたことがあります。

比較対象が多ければ、それだけ他国で優れていることを取り入れるアイデアを持つことにつながります。

1カ国だけでなくて、2カ国、3カ国と増えていけばそれだけ多くの国の文化を比較・相対化していけます。

昨年訪れたシンガポールでは、smart nationという方向性を志向しており、
デジタル化が進んでいました。

空港でタッチパネルがいたるところに置いてあり、フィードバックができる仕組みがあったのを始め、
デジタルで効率化している様子がわかります。
(詳しくは過去のブログにも書きました)

日本のIT化を考えた時に、デジタル化の進んだシンガポールを参考にするということはありえます。
他国を訪問することで、日本の状況を相対化して、俯瞰して見られるようになります。

日本での常識(自分の中にある常識)を、他国を見ることで拡げることができるのですね。

そういう意味で、世界を見るということは重要だと考えています。
ただ、なかなか海外に行けないということはあると思います。

そんな時にはどうしたらよいか?
秘策があります。
それは、またのブログで書いてみたいと思います。

世界の今を知る渡航:台湾1

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

世界の大きさがどんどん小さくなっています。
航空機で飛べば、数時間で海外へ行けます。

今でこそ、中東への渡航は難しくなりましたが、
日本のパスポートを持っていたら、ほとんどの国へ渡航できます。

他国のパスポートでしたら、ビザの取得などで実質的に海外渡航が難しいケースもありますので、
これは日本の利点だと思います。

新しい世界を知ると、同じものでも見る目が変わってくるということはあると思います。

たとえば、海外に行ってみて、英語の重要度にあらためて気づいて、
帰国後に英語を勉強するというのはよくあることだと思います。

また、日本の治安の良さを実感するということもよくあることだと思います。

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( ↑ 台湾のシンボル的建造物「台北101」 )

というわけで、なるべく毎年世界へ行くようにしています。
先月、台湾へ行ってきました。

今回の目的地は、台湾の南の都市、高雄です。
台北から台湾高速鉄道に乗って、1時間半で到着しました。

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( ↑ 台湾の新幹線の車内、日本の新幹線に似ている )

台湾に、なぜ新幹線があるか?
車両は、日本の技術で作られたからです。

乗ってみると、やはり日本の新幹線にたいへん似ています。
シートも2列、3列でした。

日本の新幹線同様に揺れも少なく快適でした。

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高雄への新幹線から車窓をみると、農地が広がっていました。
台湾の近代史で必ず出てくる、八田與一の功績をはじめて見ることができました。
日本統治下の台湾でダムと水路などの灌漑設備を1931年に完成させた人物ですね。

現在は、それを礎としてより大きくなっているわけですが、
実際に見てみると、80年以上前の先人に対して畏敬の念が湧いてきます。

多くの気づきのある台湾だったのですが、
次回のブログでは、世界を見る目の相対化・メタ化について書いてみたいと思います。

仕事のタスクを忘れない仕組みとは?

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

多くの人が、仕事をたくさん抱えていると思います。
A社のコンサルの準備、B社の見積、C社と会議などなど。

そのタスク管理どうしてますか??
エクセルですか?
会社のシステムですか?

私はGoogleのToDoリストを使用しています。

数年前までは、若干使いづらい(シンプル過ぎてやったかどうかを管理するだけ)ものでした。
そこで、Googleのスプレッドシートを活用して、タスクの管理をしていました。

しかし、スプレッドシートは、パソコンでは見やすいものの、スマートフォンでは画面が小さく見にくいのです。

そこで、GoogleのToDoリストに移行してみました。
すると、数年前とは違い、使いやすいツールになっていました。

タスクを並べ替えたり、終わった日順に並べたり、直感的に操作できます。

ポイントは、やはりパソコンで使えるだけでなくて、
スマートフォンでも最適化されて使えることですね。

スマートフォンでのアプリは、Googleの純正のものがなく、
GoogleのToDoリストと連携できるアプリを使用しています。

私が購入したのは「gTasks」というアプリで500円しましたが、
PCとの連携が心地よく、とても安い買い物だったと思います。

30代と40代では何が違うのか?

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

個人的な話ですが、今月、40歳になりました。
40代という響きは、やはり30代とは、違いますね。

大学卒業後の仕事の経験も約20年ということで、
仕事の勘所が(ようやく少し)わかる年代になりました。

資金を投入すべきところと、引き締めるべきところの勘所、
人材を投入すべきところと、しないところの勘所、
時間をかけるところと、さっと完了させるところの勘所、
これらが、20年の仕事の経験で(少し)できる年代だと思います。

40代は、目上の人と若い人の翻訳者であり、
つないでいく実質的に日本を支えている年代だと思っていますので、
さまざまなことにチャレンジしていきたいと考えています。

WEBブランディングという仕事は結果が数字で出やすい(アクセス数や、問い合わせ数など)ですので、
やりがいを感じます。

仕事でも責任ある立場を任されることがますます増えています。
クライアント企業が繁栄する施策を一緒に考えて実装してまいります。

また、私にとっては、40代を見通す時に、昨年授かった子どもの誕生が大きいです。
子どもの存在が、日本や世界を、もっとよい社会にしていきたいと思う原動力になっています。
(非力ではありますが)
40代は、親としても成長する機会だと思っています。

さらに現在、人の役に立って、収益力もある仕組みを考えています。
昨年後半から着々と動いているプロジェクトがあります。
今年中くらいには形になるのではないかと思います。

ブログでもお知らせできますように進めていきたいと思います。

仕事とマラソンは似ている?

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

2月8日(日)に赤羽ハーフマラソンがありました。
当初目標をつくりまして、2時間を切ることでした。

結果、手元の時計で1時間55分32秒でゴールできました。
これまでのハーフマラソン歴でも最も速いタイムでのゴールでした。

これまでのブログでも書いてきております通り、
健康のために走っていますので、身体を壊さない程度に、
タイムは速すぎないようにを心がけています。

当日は、雨が途中から降ってくるというコンディションでしたが、
最高タイムを更新できたのは、定期的に走っている皇居ランと、
当日の食事、ペース配分の結果だと思います。

これまでの経験から、途中で息があがってしまうことがありました。
それは、当日の朝の食事に問題がありました。

ハーフマラソンは、2時間程度走りっぱなしですので、
当日朝の食事量が少ないと、スタミナ切れを起こします。

そこで、今回は学習して、餅を4つとバナナを食べてのぞみました。
さらに走りながら、ときおり、飴で糖分を補給して走りました。

また、目標をもって走りだすと、それを達成しようとしてペースを計算しつつ、
身体を動かしていくようになります。

1キロあたり5分30秒のペースで走りました。
途中で速く走りたい気持ちが沸き起こってくる(ランナーズ・ハイ)を我慢しながら
ペースを守って走ります。

すると、結局は良いタイムでゴールできます。

これは仕事でも同じですね。
締切から逆算して、ペース配分していきます。
すると、無理や徹夜をすることなく仕事ができます。

走りつつ仕事を考えた赤羽ハーフマラソンでした。

日々の行動指針を忘れないためのアプリ「LIFE」

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

人と会って話したり、本やブログを読んでいて、
良いアイデアに出会うことがあります。

たとえば、「1アクション3ゴールズ(1つの行動で、3つのことをする)」、
「ビジネスプランは毎月1回見直す」、
「水を1日2リットル飲む」などです。

こういった言葉に出会うと、はじめのうちは覚えているのでやるのですが、
数日もすると忘れてしまいます。

そんな経験はありませんか?

本で読んだことも、実際にやりつづけないことには、結果は出ません。
良いことは続けたほうが身につくので、リストを忘れないようにしたいものです。

そのための方法はあるでしょうか?

私の場合は、こういう「行動指針」になるような言葉は、これまでは、パソコンで打っていって、
プリントアウトして手帳に挟んでました。

そして、電車に乗っているときなどに、ときどきこの「行動指針」リストを見ていました。

すると、思い出して継続することができます。
10年位前から作りはじめて、今ではリストが300項目以上あります。
そのため、1つ1つを読むというよりは、ザッと眺めるようにして見ます。

ただ、最近、手帳を持ち歩くことがめっきり減ってきました。
スマホでスケジュール管理をしていることが大きな要因です。

そこで、行動指針リストもスマホで管理すれば良いのではという結論に達しました。

私は、「LIFE」というアプリを使っています。

リストを見た日に、1つずつチェックしていきます。
すると、何%チェックしたか、いつチェックしたかが蓄積できます。

紙のリストを眺めても良いのですが、何月何日に見たかといったことまではわかりません。
それが、このアプリでしたら自動的に集計されて、非常に快適です。

現在300円という価格の有料アプリですが、スタバのカフェラテよりも安いということで、
断然オススメできるアプリです。

他にも、日々活用している良質なアプリがありますので、
また、機会がありましたら書いてみたいと思います。