cuttysark

海外渡航で得られることは、新しい言葉を手に入れること:台湾3

2015年03月02日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

本日は、海外渡航で得られることを書いてみたいと思います。
それは、あらたな知見が得られることです。

たとえば、「クタ」という言葉があります。
バリに行ったことがある人でしたら、「ああ、クタね」と、必ずわかるはずです。

クタというのは、地名で、バリ島にいくつかある中心地の1つです。

バリに行かなければ、クタという地名を知る必然性がありません。
人は、必要な時になってはじめて本気で調べる習性がありますので、
不要なときには、あまり余分な情報を入れておかないわけです。

海外に渡航すると、新しいことばかりですので、そこで知ったことを興味関心をもって調べ始めます。

同様のことは台湾でありました。
私の場合は「八田與一」でした。

先日のブログでも少しでてきた「八田與一」は、
台湾の中部の地方(嘉南大圳と呼ばれる)に灌漑水路を10年がかりで完成させた人物です。
これにより、農作物の収量が安定的に増加しました。

台湾では、そんな人物がいたのかという程度だったのですが、
日本に帰国後、映画「KANO」を見て、そこでも八田與一が出てきて、さらに興味が増し、
八田與一を主人公とした映画アニメ「パッテンライ!!」も見ました。

80年経っても八田與一が建設したダムは現役ですので、
台湾の人々に多大なる貢献をしているわけです。

ちなみに、「バッテンライ」とは中国語の発音で、「八田が来る(八田来)」という意味です。

新しい知見は新しい土地に行って観察すると得られます。
それは人生を豊かにすることの1つなのではないかと思います。