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LINEスタンプを買ったことある大学生は何%?88%の大学生が買っていた。有料アプリ、アプリ内課金とフリーミアム【2019年大学生アンケート結果】

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

本日は、2019年大学生アンケート結果から、有料アプリ、アプリ内課金とフリーミアムについて紹介します。

有料アプリ購入率

はじめに有料アプリを購入したことがあるかどうかについてのアンケート結果です。

#007_001

2014年からアンケートを取っており、2019年で6回目となりますが、
おおむね2割から3割ほどで推移しています。

有料アプリは、はじめから値段のついているアプリですね。
iPhoneやアンドロイドのスマートフォンを利用していて、
ダウンロード時に100円とか300円とか料金を払って購入するタイプのアプリになります。

これが、直近の3年間は3割を超えていますから、3人に1人程度は自分が必要とするアプリであれば、はじめからお金を払って購入しているということがわかります。

ゲームアプリ内課金割合

つづいてゲームアプリ内課金についてです。

#007_002

ゲームアプリを無料でダウンロードして、遊んでいるうちに有料課金するというタイプです。
これも、2014年から6年間アンケートを取っていますが、
直近の3年では4割を超えています。
約半分弱の人がゲームアプリでアプリ内課金をしたことがあるのですね。

ただ、課金については、大学生によって、真っ二つに分かれます。

課金肯定派 VS 課金したら負け

#007_003.5

毎回の講義の最後に、大学生にコメントシートを書いてもらっているのですが、
上のコメントシートを見ると、
課金を肯定する人もいる一方で、課金したら負けと考える学生もいることがわかります。

そして、それは、ほとんど信念と言ってもよいほど強いものです。

人によっては、数十万円もゲームアプリに課金したことがあるという人もいました。
そこまで課金させるゲームの魅力は強いものがありますね。

LINEスタンプ購入率

ただ、ゲーム内アプリを課金したら負けと答える学生でも、LINEスタンプとなると話は別です。

#007_003

LINEスタンプを購入したことのある大学生は、2016年には7割を超える程度だったのが、
直近の2019年には9割近くになりました。

毎年着実に増えています。
これをみると、いかにLINEが、生活の一部になっているかがわかります。

LINEスタンプの購入数

さらに、LINEスタンプの購入数を見てみましょう。

#007_004

1−5セットを購入したと答える大学生が45%と最も多く、ライトユーザーが多いことがわかります。
逆に、16セット以上購入している人は6%でしたので、ヘビーユーザーはそれほど多くはないといえます。

ただ、「LINEスタンププレミアム」という使い放題のサブスクリプションも
月額240円(学生は120円)で今年2019年にはじまって来ていますので、
来年2020年にアンケートを取ることがあれば、
LINEスタンプのサブスクリプションについても聞いてみたいと思います。

ゲームアプリとフリーミアム

#007_005

ゲームアプリのアプリ内課金についてですが、
これは、フリーミアムのビジネスモデルですね。

多くのユーザーは無料で遊ぶものの、数%程度の課金ユーザーが有料で遊ぶため、
成り立つビジネスモデルです。

ちなみに、フリーミアムのビジネスモデルは、
『WEBマーケティング集中講義』のp189でも解説しています。

大学の講義では、大学生のアンケート結果を先に話して、
それを受けて、ビジネスモデルなどについて紹介しています。
すると、自分たちの今の状況がわかりつつ、用語についても学べるため、理解がしやすいようです。

有料アプリ購入率調査をYouTube動画で解説

今回の内容はYouTube動画でも解説しています。

動画では、フリーペーパーのビジネスモデルについても紹介しています。
ぜひご覧ください。

Kindleで出版する方法:カティサーク出版をはじめました

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

Kindleで電子書籍を出版

このたび、Kindleで電子書籍を公開しました。

電子書籍『子連れ海外旅行 子も親も成長する旅育1 イスタンブール編』

カティサーク出版を立ち上げると2015年12月にこのブログに書いてから
約4年がたっていました。

4年ほどずれましたが、無事にカティサーク出版として第一弾を出すことができました。

Kindleで電子書籍を出版する方法

Kindleで電子書籍を出版すること自体はそれほどハードルは高くありません。

MSのWordでも制作できます。

今回は、MacのPagesで制作していきました。
PagesはePubへ書き出しができます。
また、目次も見出しを設定することで自動的に生成されます。

ただ、画像の挿入時の回り込みレイアウトにクセがありますので、
画像の上下レイアウトにしたり、項目ごとに改ページを入れて
Kindleの端末で見た時にレイアウトが崩れないようにデザインする必要はあります。

リフローと固定レイアウトどちらが良いか?

電子書籍には、リフローと固定レイアウトがありますが、
現在のKindleは文字の大きさが端末側で自由に切り替えられるリフローが基本です。

どうしてもレイアウトを崩したくない場合は固定レイアウトとなりますが、
固定レイアウトはタブレットなどの大きな画面で読むのには問題ありませんが、
スマートフォンなどの小さな画面で読むときには、画面に合わせて縮小されますので、
文字が小さくて読めないこともありえます。

そのため、文字情報を伝えるのがメインであれば、リフローがベストです。

表紙は本文とは別に制作

Kindleは表紙が重要です。
表紙画像のクオリティが高ければ、クリックして詳細ページを見てもらえるからです。

それでは、Kindleにおいてクオリティの高い表紙画像とは何でしょうか?

表紙の考え方は、紙の書籍とは違います。
Kindleの場合、実際に街にある書店ではなく、Amazonの画面で表紙を見ます。
しかもパソコンだけでなく、スマホで見ることもあります。

表紙画像は小さなサムネイルです。
そこで、表紙にはなるべく大きな文字でタイトルを書きます。

すると、サムネイル表示でも何が書いてあるのかがわかります。

さらに、表紙に載せる写真画像も重要です。

必ず写真画像が必要かといえば、ジャンルによっては無くても良いですが、
たとえば、旅の本なのに写真画像がないとなると、イメージがしづらくなります。

一方で写真画像があれば、イメージが膨らみますので、
写真画像を入れることをおすすめします。

Kindleは10万字無くても問題ない

一般的な本は何文字くらいあると思いますか?
一般的な紙の書籍は、1冊に10万字から15万字程度の文章があります。

ただ、Kindleの電子書籍であれば、1万字でも2万字でも大丈夫です。
長く書くよりも、短めの文章量でわかりやすくことに注力したほうが良いです。

短めの文章量で良いのは、なぜか?

紙の本であれば、ずっと読んでいられますが、
電子書籍は、タブレットやスマートフォンの画面で読んでいきますので、
文章量が多いと、読むのに長時間かかります。

読みづらいのですね。
読者のことを考えると、紙の本よりも短めでOKです。

価格設定をどうするか?

電子書籍の価格をどうするかですが、
本文の文字数が紙の本と比べて少ないことが多いですので、
価格も低く抑えている場合が多いです。

ちなみに、今回の『子連れ海外旅行 子も親も成長する旅育① イスタンブール編』は
390円に設定しています。

コストを気にせずカラーにできる

電子書籍のメリットは、なんといっても心置きなくカラーにできることです。
紙の書籍ですと、印刷コストとの兼ね合いで、
モノクロになることが多いですが、
Kindleの電子書籍なら、フルカラーの写真をふんだんに載せられます。

写真も何点までという制限がありませんので、
『子連れ海外旅行 子も親も成長する旅育① イスタンブール編』の場合は、
約50点ほどの写真を掲載しました。

Amazonへのアップロード時に650MB以内という規定はありますが、
通常はAmazonからダウンロードするときには数MBの範囲内で収まることが多いです。

やはり、多くの写真があったほうがイメージしやすいですので、
これは電子書籍のメリットですね。

Kindle unlimitedに対応した方が良いか?

Kindleの場合、Kindle Unlimitedに対応するかどうかを選択できます。
売り切りと比べて、多くの方が読んでくれる契機となりますので、
Kindle Unlimitedを選択する方が絶対によいと私は考えています。

ちなみに、Kindle Unlimitedの場合は、読んでくれたページ数に応じて支払われます。
おおむね、1ページあたり0.5円程度と言われています。
ただしこれは、月によって変動します。

『子連れ海外旅行 子も親も成長する旅育1 イスタンブール編』

というわけで、第一弾『子連れ海外旅行 子も親も成長する旅育1 イスタンブール編』
を公開しました。

旅を通じて子供と親が成長するという旅育は本当におすすめです。

「旅育」という言葉を聞くけれど、実際はどうなのでしょうか?

子供たちと旅育に出るのは、控えめに言って、、最高です!

旅の期間中、ずっと子供たちと一緒にいるためコミニュケーションが濃密になります。非日常の海外で、手をつないで歩いたり、一緒に食べたり、その日にあったことを話したり、ハイタッチをしたり、抱きしめたりとスキンシップがだいぶ多くなるため、子供たちはどんどん成長していきます。

これまで話せなかった言葉が急に話せるようになったり、歩くのがおぼつかなかった子供がしっかり歩き出したりといった、目に見える成長を見せることもあります。

この本に登場する5歳の子供は今回の旅育・海外旅行で11カ国目になりました。0歳5ヶ月の時にシンガポールとバリ島に初旅育してから、これまでベトナム、台湾、フィリピン、タイ、グアム、韓国などのアジアの国々を中心に渡航を重ねてきました。

本旅育シリーズは、イスタンブール、エジンバラ、リスボンを10日間で旅育した時の模様を収めています。本書では、旅育シリーズの第一巻(Vol.001)として、旅の準備(旅マエ)編と、イスタンブール編についてまとめられています。

kindle版は有料(390円)ですが、kindle unlimitedに入っていれば追加費用無く読めます。
kindle unlimitedは、30日間無料ですので、ぜひ見てみてください!

『子連れ海外旅行 子も親も成長する旅育1 イスタンブール編』

YouTubeとテレビ、見られているのはどっち? 2割の学生はTVをほぼ見ない。YouTubeとTVに関する大学生アンケート結果【2019年度版】

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

YouTubeとテレビ、よく見られているのはどちらでしょうか?
YouTubeとTVに関する大学生アンケートを実施しました。

その結果、約2割の学生はTVをほぼ見ないことや、YouTubeの視聴が増えてることがわかりました。

動画でもまとめております。

アンケート結果は、2019年のものです。
一部2018年と2019年2年分を比較したアンケート結果もあります。

テレビを見る頻度

まずは、テレビを見る頻度について見ていきましょう。

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テレビを毎日見ている学生も67%いるものの、特筆すべきはほとんど見ていない大学生が17%、1週間に1回が5%ですので、合わせて22%の大学生はテレビを習慣的には見ていないということがわかります。

毎回録画しているTV番組の有無

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毎回録画しているテレビ番組は、あると答えた人が38%おりました。
テレビを毎日見ている学生の約半分弱に相当します。

録画しているテレビ番組の内容を聞いてみると、ドラマが多かったです。
やはり、ドラマは1回飛ばすと話が追いづらくなりますので、録画をしても見たいコンテンツと言えます。

YouTubeを見る頻度

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続いて、YouTubeに関して見ていきましょう。
このアンケートは2018年と2019年2年間にわたってとっていますので比較したグラフとなっています。
青が2018年で、赤が2019年のグラフです。

YouTubeを見る頻度は、毎日と答えた大学生は2018年には60%だったのですが、
2019年には73%と、13%増えました。

7割の大学生が、YouTubeを毎日見ていると答えています。

毎日見る割合:TV vs YouTube

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ここで、毎日見る割合について、テレビとYouTubeの比較をしていきたいと思います。
2019年の比較です。
すると、テレビは67%、YouTubeは73%ですので、
すでにYouTubeの方が、毎日見る人の割合が高いということですね。

ほとんど見ない割合:TV vs YouTube

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さらに、ほとんど見ない割合です。
TVは17%、YouTubeは5%でした。

テレビを見ない人が増えている一方で、YouTubeを見ない人は稀だと言えます。

テレビとYouTubeどちらの視聴時間が長いか?

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視聴時間についての比較を見ていきましょう。

テレビとYouTube、どちらの視聴時間が長いのか?
というアンケート結果は、YouTubeが71%で、テレビが24%でした。

圧倒的にYouTubeの方が視聴時間が長くなっています。

なぜか?
それは、デバイスが視聴デバイスがカギを握っているようです。
デバイスについては、この後のアンケート結果にて紹介します。

YouTubeをいつ見ているか?

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YouTubeをいつ見ているか?
下記の3つに分けました。

朝起きてから大学へ行くまでの間
大学内(日中)
大学を出てから夜寝るまでの時間

すると、圧倒的に「大学を出てから夜寝るまでの時間」が多い結果となりました。
92%です。

余裕のある時間にYouTubeのエンタメコンテンツを見ている学生が多いようです。

YouTubeを見るデバイスは?

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なぜ、YouTubeがTVよりも視聴時間が長いのか?
それは、デバイスですね。

主にスマートフォンでYouTubeを見ているという大学生が89%でした。
テレビはテレビのある家のリビングや自分の部屋でなくては見られないですが、
スマートフォンであれば、いつでも持っていますので、視聴する場所の制限があまりありません。
これであれば気軽にいつでも見られます。

2020年以降の5Gになれば、なおさらですね。

お気に入りのYouTuberは、いるか?

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お気に入りのYouTuberがいるかどうかについて聞いています。
2018年と2019年の2年間のデータがあります。
2018年にお気に入りのYouTuberがいると答えた学生は42%だったのが、
2019年には65%へと2割以上増えています。
急激な伸びですね。

固定ファンが増加傾向だといえます。

YouTubeチャンネルの登録数は?

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最後にYouTubeチャンネルの登録数を聞いています。
すると、チャンネル登録をしていない学生が2018年には39%いたのが、
2019年には23%へと約半減しています。

それと反対に、
6−10、と、11以上のYouTubeチェンネルに登録している学生が増えています。
特に11以上のYouTubeチャンネルに登録している学生は、3人に1人以上となったところが注目に値します。

YouTubeとYouTuberに対するコメント

大学生にYouTubeの魅力について聞いてみました。
すると、
「テレビと違って「面白い」の基準が視聴者と横並びにあること」
「ギリギリ法律に触れないような、テレビ局では作れない面白い動画を作れること」
というような回答がありました。

YouTubeも危険な動画を中心に制限がかかっては来ていますが、
とはいえ、まだテレビよりはゆるいといえます。

まとめ

実際にアンケートをとってみて、大学生はこれほどまでにYouTubeを視聴しているのかという発見がありました。

ここから、企業でしたら、企業情報をYouTubeに公開したり、
採用情報についてYouTubeで積極的に活用していくことができますね。

来年もアンケートを取りましたらご紹介いたします。

YouTube動画のニーズの調べ方

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

動画制作時のニーズの調べ方

本日は、YouTube動画で重要なニーズの調べ方について書いてみたいと思います。

このブログでアクセスが多いページにSNSの利用率に関する記事があります。

アクセスが多いということは、知りたい人が多いということで、
大学生のSNS利用率アンケートページで紹介している内容を動画にしました。

YouTubeの動画を作る時のテーマ選びですが、自分が公開したいテーマだけではなくて、必ずニーズから入ることです。
やはり、見たいと思う人がいてはじめて視聴されますので、
調べられているキーワードを掴むことが大切です。

キーワードは、「キーワードプランナー」で調べます。

制作する予定の動画のキーワードを入れて調査します。
今回の場合ですと、
「SNS利用率」というキーワードは、月間1000回程度調べられていますので、
多すぎず、少なすぎず、ちょうどよいキーワードと言えます。

ちなみに、「SNS普及率」というキーワードでは、月間390回でした。
似たような言葉でも、約3倍違ってきます。

その意味でも、言葉選びは重要です。

2本目の動画:改善は続く

今回、「大学講師 押切孝雄」というYouTubeチャンネルで2本目の動画となりました。

1本目からの改善点は、
ビデオカメラをキャノンの一眼レフ(EOS 70D)に変えたこと、
1本目はモニターが明るすぎて、顔が暗くなりましたので、モニターの照度を調整したこと、
一文を短くして、テンポよく話したことなどです。

YouTube動画での話し方と、セミナーでの話し方は違います。
セミナーでは、目の前に受講者がおりますので、
受講者が理解しているかどうか、アイコンタクトをしたり、
間をとったりして確認していきます。

YouTube動画では、間を極限まで削ります。
学習系のYouTube動画を見ている人は、速く情報を吸収したい人です。

そして、何回でも繰り返し視聴できます。
そこで、なるべく短い時間で多くのことを提供できるように
スライドを多めに用意するようにします。

大学講師 押切孝雄のYouTubeチャンネルにて、
動画を充実させてまいりますので、もしよろしければ、こちらから、ぜひチャンネル登録をお願いします。

口コミ集客が10倍になる方法とは!?「大学講師 押切孝雄」公式YouTubeをはじめました!

 

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

ときどき、知り合いになった人に
「大学で教えているんですね」と言われて、
「大学のWEBマーケティング講義を聞いてみたいです」と言われることがあります。

これまでは、「うちの大学では部外者の聴講はできないんですよ」と応えていたのですが、
そういえば、YouTubeで大学で教えているような内容を公開したら良いのではないかと思い、
1本作って公開しました。

YouTubeに動画を公開「口コミ集客が10倍になる方法(実体験事例つき)」

「口コミ集客が10倍になる方法(実体験事例つき)」という動画です。

集客というのは企業にとっての永遠のテーマですので、
これであれば、大学生でなくても、社会人でも、企業のプロモーションに携わっている人にとって利益のあるテーマだと思います。

大学の講義は不要になる!?

私は、2011年から大学で教えはじめてもう9年目になるのですが、
大学での一方的な講義を不要にできないかと常々思っています。

聞くだけの講義であれば、収録されたビデオやYouTubeの方が適しているのではないかと思います。
そのほうが、いつでもどこでも聞けます。
特に大学生はスマートフォンでYouTubeを視聴していますので、生活のパターンにもフィットします。

YouTubeであれば、視聴の速さも変えられます。
1.5倍速とか、2倍速でも見られますので、同じコンテンツから学ぶにも時間を短縮できます。

大学での講義は、こういった動画を見た上で、
小グループに分かれて学生同士でディスカッションをしていくことで、
自分の意見を言ったり、自分とは違う他者の考えを知ったりすることで、
理解を深めることが重要で、その学びの方が絶対に良いというのが私の考え方です。

来年の大学講義

これから、大学で教えているような内容をYouTubeでもときどき公開していこうと思います。
現在の大学では、シラバスへの記載が、年々厳密になってきています。

文部科学省の方針により、
半期15回分の講義の1回1回の内容を詳しく書くことはもちろん、
予習・復習の時間や、予習で何をするのかまで書くことを求められます。

であれば、予習でYouTube動画を指定して、この動画を見てくるようにと言えば、
明確に、時間と内容が指定でき、私自身が作った動画であれば、内容のコントロールも可能です。

日本全国の大学生・企業担当者へのヒントに

YouTubeの動画であれば、何も私が教えている大学の学生だけでなくても、
デジタルマーケティングを勉強したいしたい人であれば、日本全国どこの学生でも気軽に視聴できます。

また、大学生だけでなく、企業の担当者が見たときにもヒントになるようなことを念頭に発信していきますので
長い目で見て、日本のデジタルマーケティングの底上げの一助になればと思います。

1回やってみると見えてくる改善点

動画の撮影をして、YouTubeに公開していく中で、さまざまな学びがありました。

よりわかりやすくするにはどうしたらよいだろうと考えて、
今回、32インチの大きなモニターを私の横において撮影しました。
スライドにポイントが書かれていますので、スライドがない場合と比べて話が追いやすいのではないかと思います。

ただ、スライドが切り替わって、モニター全面が白くなると、画面が明るいですので、
それをソニーのビデオカメラが感知して、自動的に明るさを調整するのですが、
すると、私の顔が暗くなります。

このあたりは、改善点ですね。
次回から、ビデオカメラではなく、一眼レフにして、試行錯誤していきます。

今後も、YouTubeに大学講義や書籍で紹介しているようなテーマの動画を随時公開してまいります。

「大学講師 押切孝雄」のチャンネル登録をして、通知をオンにすると、動画が公開された時に通知されますので、
ぜひ、この機会にチャンネル登録をお願いいたします。

YouTube「大学講師 押切孝雄」チャンネル

桐生祥秀選手のYouTuberについて「東スポ」より取材を受け掲載されました

 

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カティサークには、取材依頼が来ます。
先日、問い合わせメールにて、
「東スポ(東京スポーツ新聞)」より取材依頼がありました。

取材内容は、100メートル走の桐生祥秀選手がYouTuberデビューしました。
チャンネル登録者数10万人(現在2.8万人)を目指しているようです。
そこで、いかにして10万人になるか、その手法を知りたいとのことでした。

東スポの記者さんの意向では、その日に取材して、翌日の紙面に掲載したいとのことでした。

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実際に掲載された記事はWEBでも読めます。こちらです。「東スポWeb」へ

私は、取材を受けるときは、資料を準備するので、
その時、クライアント企業への移動の時間中だったのですが、下記のような資料を準備しました。

・・・
東京スポーツ新聞向け取材メモ:

桐生祥秀/ Yoshihide Kiryu Channelチャンネル
(マネジメント:アミューズ)

◆現況
2019年7月25日に開始
週1回ペースで公開
6本アップロード(2019年9月3日現在)
プロが作っている編集された動画

チャンネル登録者数:2.8万人
現在までは順調に増えている
動画再生回数を見ると、もっと伸びても良い

◆10万人への増やし方:

人気と実利の関係性があるので、
はじめは人気があって良いが、ある程度のところで伸び悩む危険性がある

◆コンテンツについて
視聴者の知りたいことを扱う
時事を扱う(大会後にすぐに出す)

速く走るには?
運動会シーズンなので、100メートル10秒切った男が語る:小学生に向けた速く走るコツ

◆配信について
週1回というペースを続ける
ちなみに(毎日というYouTuberは増え方も多い)
中田敦彦のYouTube大学は毎日更新で99万人(2019年9月3日)
2019年4月開始

◆各回の終わり方:
ブランドの方針があるのでなんとも言えないが
チャンネル登録を促す
最後に「チャンネル登録よろしくお願いします」という

今後は、他のYouTuberと絡んでいく
・・・

このメモは事前に記者さんへメールで送りました。
これをもとに、電話で10分ほど話しました。


記者さんに、「桐生祥秀選手の様々な側面があるけれど、なぜ、YouTuberという点に着目したのか」聞いたところ、
他社と横並びではない切り口で記事にしたいからとのこと。

中の人は、他社では扱わなそうな切り口の記事をマジメに作ってるんですね。

切り口が他社と一線を画す東スポらしいと思います。

昨日9/4掲載(7面)の取材の裏側でした。

タピオカミルクティ・タピオカドリンク専門店の未来

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

タピオカミルクティがブームですね。
駅前のお店で長蛇の列になっており、どこのお店だと思って見てみると台湾のタピオカミルクティ屋だったりします。

そんな背景があってか、気づいたら私の家の近くの徒歩圏内にタピオカ家が3軒ほどできました。
池袋といえども、徒歩5分圏内に3店舗ですから相当過密です。

タピオカドリンクのブームはこれからもずっと続くのでしょうか?
私はあと1年2年でしぼむと思っています。
ブームというものは続いたことがないからです。

ここで資金面でのシミュレーションをしてみましょう。
開業するのにいくら必要でしょうか?

特別に大きな設備は不要です。
タピオカミルクティですから、火も使いません。

物件の契約から、内装工事、はじめの数ヶ月の人件費、光熱費の運転資金を合わせて
安価にまとめて500万円から、しっかり作り込んで1000万円程度で、開業できると考えられます。

経営の視点では、この投資を回収していくのですが、
人件費を考慮すると、月商150万円はほしいところです。

人件費について、
時給1,200円x1日の営業時間12時間=1日1人あたりの人件費14,400円
1ヶ月30日間の営業日だとすると、1人分の月額人件費だけで432,000円かかります。
2人なら、月間86万円の人件費です。

1日の売上のシミュレーションについて
1日の売上が、1杯500円x1時間に5杯x12時間=1日の売上30,000円
1時間に10杯なら1日の売上が60,000円
1時間に20杯なら1日の売上が120,000円です。

1日6万円の売上なら、1ヶ月180万円の売上になります。
これであれば、販売スタッフを2人配置しても、黒字になるでしょう。

ちなみに、近くのタピオカミルクティ専門店は、販売スタッフが4人いましたので、
その運営体制では、1時間に平均10杯を売っても、黒字化するのは厳しいでしょう。

と言うわけで、3店舗ほど開店しましたが、
これらの店舗は3年後どうなっているでしょうか?

もちろん3店舗とも繁盛していれば良いのですが、ブームになったものは必ずしぼみます。
その時にお客さんを引きつけていない店舗は淘汰されることになります。

3年後2022年にまたこの3つの店を見てみたいと思います。

経営の方針もあります。
この1,2年のブームの時に稼いで、ブームが去ったら業態転換するという変わり身の仕方です。
ただ、この判断が簡単ではないのです。
せっかく開業したお店ですから、それを閉じる判断ですね。
いつ、ブームが終わったか、判断して適切な時期に、黒字のまま終えることができるのかに経営者の力量が問われます。

ブームの側面もありますが、お店を存続させるポイントとして、
私は、販売スタッフの人数がカギだと思っています。

売れ行き具合に応じて、時間によって1ポスト(人)で運営しているお店もありますので、
さじ加減をできる店は長く続くのではないかと思います。

航空券は早く取れば取るほどオトクか?

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

先日、夏の旅行でヨーロッパへ行ってきたのですが、本日は、航空券について書いてみたいと思います。

前に、このブログでも書いたとおりなのですが、
もともと、8月の旅行の航空券を2月に取りました。

すると、半年前と、かなり前ですので、ヨーロッパ往復で1人10万円ほどでした。
8月のハイシーズンですので、リーズナブルではないかと思います。

しかし、4月に不都合が起こります。
航空券はJet Airwaysというインドの航空会社を選択していたのですが、
Jet Airwaysが全便運行停止を発表します。

Jet Airwaysは、もともとインドで1位の航空会社で、そこから2位になっていたのですが、
日本航空がかつて経営破綻したのと似た状況ですね。

Jet Airwaysでは、飛べなくなりましたので、航空券を取り直さなくてはならなくなりました。
4月のことです。

旅程自体を見直すことにしました。

取り直した航空券は、ターキッシュエアラインです。
トルコの航空会社ですね。

トルコの首都イスタンブールから、イギリスのエジンバラ、
エジンバラからポルトガルのリスボン、
そして、日本への便を予約しました。

ただ、これに伴って、Jet Airwaysだけでなく、ヨーロッパで、LCCを使っての航空券を予約していたのですが、
こちらは航空券を捨てることになりました。

まとめると、下記のようになります。

8月の旅行のために、半年前の2月に取得した航空券は下記の4種類です。
1: 往復で、東京からインドのムンバイ経由でオランダのアムステルダムと、アムステルダムからムンバイ経由で東京という往復航空券(Jet Airways)
2: 片道で、アムステルダムからエジンバラ(easyjet)
3: 片道で、エジンバラからリスボン(easyjet)
4: 片道で、リスボンからアムステルダム(transavia)

4月に、インドの航空会社が運行停止という連絡が来ました。
それで、クレジットカード会社経由で払い戻し申請をしたところ、航空券料金は無事に戻ってきました。
ただ、インドでロンドンの大学院留学時代の友人と会う予定だったのは、また次回へと持ち越しになりました。

そして、ヨーロッパ行きのルートの見直しをしました。
4月に、航空券を別の航空会社で取り直しました。
今回は、イスタンブール経由としました。
1: 往復で、東京からイスタンブール経由でエジンバラと、リスボンからイスタンブール経由で東京という往復航空券(ターキッシュエアライン)
3: 片道で、エジンバラからリスボン(easyjet)

その結果、下記の2つの航空券が不要となりました。
2: 片道で、アムステルダムからエジンバラ(easyjet)
4: 片道で、リスボンからアムステルダム(transavia)

easyjetもtransaviaもLCCです。
払い戻しは無いんですね。
2は、3万円ほど、4は5万円ほどを捨てたことになります。

ホテルも予約を入れていましたが、ほとんどキャンセル可能なプランでおさえていたので、キャンセルができました。
ただ、アムステルダムの帰りの1日は、キャンセルできるホテルではなかったので、払い戻し不可となり、ここでも1泊分のホテル代を捨てたことになります。
キャンセルできなかったLCCの航空券とキャンセル不可のホテル代で、合計で10万円程度を捨てたことになります。

というわけで、たしかに半年も前に予約を入れれば、その分安いのですが、
思わぬ理由で、予定が変更となると、もったいない事態が起きますね。

ただ、それでも、2ヶ月前に予約するよりは、安いですし、
1ヶ月前ともなると、予約が一杯でそもそも予約できないこともあります。

今回、予定変更を余儀なくされたのは、インドの航空会社が全便運行停止になったことです。
そもそも航空会社が潰れることは稀ですから、
結論としては、少々リスクがあっても、半年前に航空券の予約をしたほうが良いです。

それでは、早ければ、早いほど、半年前よりも、1年前の方がよいかということです。
この点について、早いほどよいというわけでもないです。

たとえば、ハワイ島のホテルを予約しようとして、半年以上先を検索すると、
価格が通常価格の3倍近くまたは、満室になっていることがあります。

これは、ホテル側が、まだ価格が決まっていないので、高い価格にしているだけです。
全く同じホテルなのに、半年を切ってからの予約のほうが、安くなります。

場所にもよると思いますが、早すぎて、予約してしまうのは避けたほうが良いです。

今回の海外渡航では、さまざまな気づきありました。
たとえば、Uberなのですが、それはまた次回のブログで紹介いたします。

9年目の大学講義生活を振り返る

 
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こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

大学の前期の講義と試験が終わりまして、
学生の評価もつけ終わり、夏休みに入りました。

今年は、大学で教え始めてから9年目でしたので、
もう、ちょっとした中堅ですね。

この9年間で、さまざまなことがあったのですが、
振り返ると、3期に分かれるかと思います。

1年目から3年目、4年目から6年目、7年目から9年目です。

第一期:1年目から3年目

2011年にはじまった、1年目は、必死ですね。
今考えると、内容自体は、稚拙だったと言わざるを得ないのですが、その分熱量は最も高かったです。

私が担当したのは、「WEBマーケティング」という科目でしたが、
当時、書店に行っても教科書と呼べるものがなかったので、
自分でWEBマーケティングの教科書を作ろうという意気込みで
講義を重ねていきました。

トライアンドエラー、PDCAを繰り返していきました。
講義内容も、誰かのマネをするのではなくて、オリジナルの事例を1つ1つ作っていきました。

講義の最後に感想を書いてもらったのですが、
ありがたいことに、「この講義が大学でこれまで受けた中で一番面白かった」という感想を書いてくれた学生が毎年何名かいて、
今から思うと、講義の内容というよりは、この時期は学生に対して特に熱心に対応していたので、
その熱が少しは伝わったのかもしれません。

4年目に、これまでの3年間の積み重ねを教科書として世に出します。
それが2014年に出版した『WEBマーケティング集中講義』(マイナビ)です。

第二期:4年から6年目

この時期は拡張期です。
もう1つの大学からお声がけいただき、2つの大学で教えるようになります。
「Eコマースとマーケティング」という科目です。

自分で作った教科書を元に教えられるようになりました。

さらに、この時期に、都内の大学から、特任教授就任の打診をいただきます。
大変ありがたい話ではありますが、
私は本業のコンサルティングの仕事があり、
こちらも日々企業の経営者さんを相手にその企業がデジタルマーケティングで飛躍する手法を一緒に取り組んでいます。

その大学からは、特任教授は週3回大学に出講することという条件があり、
それをすると、もう1つの大学でも教えているため、足して週4日大学に出講する必要があります。

すると、本業のコンサルティングで稼働できるのが週5で働くなら1日、週6日働いても2日となり、
支障がでてくる可能性があると判断しました。
そして、話は流れることになりました。

第三期:7年から9年目

この時期は充実期です。
『WEBマーケティング集中講義』の続編となる、『デジタルマーケティング集中講義』(マイナビ)が出版されました。
また、教える大学の数を絞り、集中しました。

8年目には、大学教授ではないにもかかわらず、半期の期間でしたが臨時でゼミまで担当することになりました。
このゼミを持つという話が来たときには、個人的には荷が重いと思いました。

大学生は、もう立派な大人です。
ゼミで、大人15人と向き合って、1人1人に適切な指導ができるのか自問したときに、
簡単に受けてはいけない話だと思いました。

出講日は、週1回で、WEBマーケティング講義と同じ日にゼミが行われますので、
本業のコンサルティングにはほぼ影響がありません。

結果的にその任を受けました。
大学3年生のゼミで、学生が成長するように1人1人と向き合って、遂行しました。

成功するプロジェクトとは何なのか?
ということを突き詰めて考え、自分の中でパッケージ化できました。

クレドのように明文化することで、
ゴール・目的・目標の方向性がはっきりして、迷いがなくなりました。

実はこのパッケージは大学のゼミだけでなくて、
子育てというプロジェクトでも、企業経営というプロジェクトでも、
公私さまざまなプロジェクトに対して有効なパッケージです。

半年のゼミ生と向き合った結果ですが、
ゼミ生が主体的に、精力的に研究を進め、
体外的なコンペティションで良い成績を収めました。

私の力ではなく、学生自身が自ら考えて行動して、成果を出すことができたことは、誇りです。

そして、今年9年目は、これまでのすべてが繋がった年だったと思います。
WEBマーケティング講義では、『デジタルマーケティング集中講義』を教科書としつつ、
『WEBマーケティング集中講義』の内容も合わせて紹介していきます。

すると、学生は、前期15週で2冊の内容、合計約500ページ分を習得しました。

9年目は、最も多い250名以上の学生が履修しました。
講義をする場所も、8年目には教室から大きなすり鉢状のホールへと変わりました。

ここ数年は、海外からの留学生も増えてきています。

2020年:10年目に向けて

来年2020年以降ですが、
デジタルマーケティングは、世界的な事例なども増やしていきたいと思います。
そうするためには、私自身も海外に渡航して、その実例を体験する必要があります。

積極的に海外へも仕事やプライベートで行き、事例を集めてきたいと思います。
さて、来年2020年はどうなるのか、それはまた来年ご紹介いたします。

【2019年度版】大学生のQRコード決済の普及率はキャズムを超えたか?

 

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
大学の講義も前期の全15回が終わりました。
これで大学は夏休みに入ります。

私は、これから学生の評価をつけます。
250名以上が履修をしており、評価をつけるのはなかなかの作業となります。

そんな、2019年7月に、QRコード決済について大学生にアンケートを取りました。
対象は東京都内の大学生(2年〜4年生)で、有効回答数は198(履修生数は250人超)です。

PayPay、LINE Pay、メルペイ、楽天PayなどのQRコード決済がありますが、
結局、みんな使ってるの? 使っているなら何Payなのか?
という問いに対する回答です。

2019年7月 大学生のQRコード決済 普及率

QRコード決済の普及率について、早速結果を見てみましょう。

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昨年2018年10月にQRコード決済が本格的に始まってから、まだ半年強と、1年経っていないのですが、
大学生への普及率が23%ということですので、QRコード決済自体は、すでに、キャズムを超えました。

都内の私が教えている大学生という限定された対象にはなりますが、
現在、アーリーアダプターを経て、アーリーマジョリティに達しているということです。

それでは、どのQRコード決済を使っているのか?

つづいて、QRコード決済の各論に入っていきます。

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1位:LINE Pay(10%)

LINE Payが最も多く10%でした。
昨年2018年12月のPayPayの100億円キャンペーンあげちゃうキャンペーンのインパクトがあったので、1位はPayPayではないかという想定をしていたわけですが、実際には、LINE Payが1位という結果でした。
大学生にとってのLINEは、日常的に必須のアプリということから、LINEアプリからもシームレスに使えるLINE Payが1位という結果でした。

2位:PayPay(9%)

僅差の2位は、PayPayでした。ただ、9%ですので、1位のLINE Payとの差はわずかに1%の違いですから、ほぼ同等といえます。
PayPayのキャンペーンが苛烈でしたから、LINEのような日常的に使っているアプリというバックボーンが無くても、新たにダウンロードしたという大学生も多かった結果といえます。

3位:メルペイ(7%)

LINE PayとPayPayが2大QRコード決済なら、3位に切り込んだのはメルペイでした。

メルペイは、やはりメルカリですね。
2019年にとったアンケートで大学生でフリマアプリを使ったことがある人が79%、
そのうち、メルカリを使ったことがる人が92%でしたので、
LINE Pay同様に、メルカリをはじめに使っていて、その流れでQRコード決済も使い出すという流れは自然ですね。

4位:楽天Pay(3%)

楽天Payも健闘していますが、大学生への普及率は3%という結果でした。
それ以外のorigami payや、aupayなどは、2019年7月現在では、まだあまり大学生には普及していません。

今回、アンケートでは、QRコード決済をしたことのない学生の方が多かったわけですが、
一方で、複数のQRコード決済に対応している学生もおりました。
中にはビットコインで決済したことがあるという学生もおり、同じ大学生ですが、人によってかなりの違いがあるといえます。

WeChat Pay(微信支付)、AliPay(支付宝)

WeChat Pay(微信支付)、AliPay(支付宝)について、
私の講義の受講生に中国人(大陸)の留学生も複数在籍していますので、
中国人の学生はWeChat Pay、AliPayの両方を入れています。
逆に、日本人の学生がこれらのアプリを入れているということは2019年現在ではないようです。

余談:受講生の多様性の変化

今年2019年で、大学にて「WEBマーケティング」講義をうけもって9年目となります。
はじめの数年は留学生自体が少なかったのですが、
ここ数年は、留学生が様々な国から増えてきました。

中国、香港、台湾、ベトナム、韓国などのアジアだけでなく、トルコなどもおり、
世界的な広がり、多様性があります。

また、この数年で気づくのは、海外で生まれ育って、日本に来ている一般的な留学生だけでなく、
片方の親が外国人で、日本で生まれ育ったハーフの学生が増えつつあることです。
東アジア系が多いので、パッと見は見分けがつかないほどではありますが。
または、両親が外国人で日本で生まれ育った学生もおります。

すると、日本で生まれ育っていますので、もちろん、日本語は流暢に話せます。
さらに、親の国の言葉も話せます。

そのため、過去にはアルバイトで通訳をしているという学生もおりました。

このような多様性が現在の大学教育の現場で見られます。
このような時代に、どのようなデジタルマーケティングの手法が有効なのか、研鑽の日々が続きます。

QRコード決済の普及率について動画でも紹介

QRコード決済の普及率についてYouTube動画でも紹介しております。
お店だったら、QRコード決済に加盟したほうが良いのかどうかなどについても話しています。
ぜひご覧ください。

他にも大学生へのデジタルマーケティング関連のアンケートがありますので、
また折を見て紹介いたします。

【関連動画】
【2019年度版】大学生のSNS利用率・PCスマホ普及率アンケート調査結果(最長で9年分)