こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
雑誌『セラピスト』で「SNSブランディング入門」が特集されています。
雑誌名からも明確な通り、サロンを運営しているセラピストのための雑誌です。
セラピストが、LINE@や、Instagramや、YouTubeを活用して、
ブランディングをするにあたり重要なことについて、
5ページほど執筆しました。
それぞれのSNSの特徴に加えて、
それぞれの事例もまとめられています。
同じ実力のサロンやセラピストでも、SNSを効果的に活用するかしないかで、集客力に差がでてきます。
そのあたりのヒントが見つかる記事を書きました。
できあがってきた雑誌を手にとって思ったのは、
主に女性向けの雑誌ということで、イラストが多く、見ていて楽しいということでした。
どんなSNSを活用するのが良いか迷ったら、フローチャートもあります。
フローチャートをたどっていくと、あなたにふさわしいSNSがわかります。
本屋さんなどで見かけたらぜひ手にとって見てみてください。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
監修で携わった書籍『激わかる! ビジネスで使える Web・SNS入門 』(実業之日本社)が
12月6日に発刊となりました。
東京 池袋のジュンク堂書店に行ったら、面展開いただいておりました。
ありがたいです。
今回、監修だったので、内容の精査を中心に関わりました。
こうして、1冊の本になるまでに、出版社の編集者、編集プロダクション、ライター、装丁家などが力を合わせて作っています。
そして、流通に乗るには、出版社の営業、書店員さんを通して、最終的に購入される人のところへと届けられます。
多くの工程があり、1つ1つが持てる力を尽くし、連携して形となります。
今回、私が書いたのは「はじめに」だけで、本文はライターさんが3人がかりで書いています。
それだけに、いつも著者として書く時は、すべての文章を自分で書くのとは違う感覚があります。
それは、客観性ですね。
どうしても自分が著者として書いていると、没入して、のめり込む感じがあるのですが、
今回は、監修ですので、一歩引いて、本当にこの内容で良いのか、
もっとわかりやすく良くするためにはどうしたら良いのかといったことを考えながら、
書籍づくりに携わっていきました。
書店などで、みかけましたらぜひ本書を手にとって、めくってみてください。
1つでも参考になるようなことがありましたらと思います。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
このブログでも何度か進捗を紹介している監修本ですが、Amazonでページができました。
「激わかる!」というのはシリーズ名ですね。
本書の他に、「激わかる! 実例つき ビジネス統計学」や、
「激わかる! 実例つき 管理会計」という書籍がすでに出ています。
本書は激わかるシリーズの3作目という位置づけですね。
イラストが多い2色刷りのビジネス書です。
現在Amazonでは予約ができますが、実際の発売は12月6日となります。
ちょっと振り返ってみると、
本書の話があったのが9月で、12月には発売ですので、とてもスムーズですね。
私が初めて書籍を書いたのは2008年の『グーグル・マーケティング!』(技術評論社)でしたが、
企画から実際に書店に並ぶまで1年かかりました。
著者であれば、企画から執筆まで1人でこなすことが多いので、どうしても時間はかかります。
今回は、役割が明確に決まっていて、
ライターさん3人というのが、早くできた1つの方法だったと思います。
監修者として、内容にLINE@を盛り込んだほうが良いとか、
中小企業にとってのYouTubeの運営のコツなどのコンテンツの追加をお願いした部分はありますが、
基本的には、私に監修の話が来るまでの元々の企画がよく練られていたと思います。
本書『激わかる! ビジネスで使える Web・SNS入門』は、中小企業で、WEBを兼業で担当している人が、
何をやったら良いかがまとまっている本です。
実際の紙に印刷された書籍が、来週以降出てくると思いますので、
手元に届きましたら、内容について、またこのブログで紹介したいと思います。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
先日のブログでこれから出る本の監修者を依頼されたと書きました。
現在、進行中です。
実際の文章はライターさんが書きます。
今回の本の場合は、1冊の本に複数のライターさんが分担して書きます。
すでに、台割が決まっており、このページには何を書くということがはっきりしていて
鋭意、ライターさんが書いているところです。
今、監修者は何をやっているかというと、
ライターさんが書きすすめている時に、質問が出てくるんですね。
ここに入れる事例はないかとか、ここはどういう趣旨かとか。
監修者は、ライターさんのそういった質問に、ここはこの事例でとか、
ここの趣旨はこういう意味ということをメールでやりとりしていきます。
間に編集プロダクションさんが入るので、
直接ライターさんとやりとりすることありませんが。
これまで、著者として本を書いてきたので、
もう、いっそのこと自分で全部書きたいくらい。
でも、そこはぐっと我慢して、ライターさんが書くのを見守っています。
複数の人が関わって作っていく書籍なので、
より客観性が高まるのではないかと期待しています。
通常、私一人で書くと1冊の本を書き上げるのに数ヶ月から半年くらいかかります。
1冊目の時は企画から出版まで丸1年かかりました。
今回の本の進行は、ライターさんが分担して書くということもあり、
一気に進んでいます。私が1人で書く場合の数倍の速さ。
なかなかおもしろい本の作り方だと思います。
進捗は、またこのブログで紹介します。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
先日、これから出る本の監修を依頼されました。
これまで、著者として本を書くことはあったのですが、監修ははじめてです。
本によっては、海外の翻訳本だと、監訳者というのがあったり、
日本の本でも、監修者がつく場合がありますね。
すでに出版社で通っている企画があって、本文は編集ライターさんが書きます。
今回は、著者ではなく、監修者としての本に関わることになります。
それでは、監修って何をするのでしょう?
つい先日、出版社・編集プロダクションさんと顔合わせをしてきたのですが、
今回の監修の仕事は、企画内容・台割の確認と、
「まえがき」を書く、初校の確認、再校の確認とのこと。
それと本の中ででてくる事例の推薦なども依頼されています。
全ての監修が必ずそうではないでしょうが、大雑把に言うと本の内容に間違いがないかチェックして、
より良い本にするのが主な仕事です。
たとえば、ライターさんが台割に基づいて書きすすめている時に、
疑問点や質問が出てくるんですね。
ここに入れる事例で適切なものがないかとか、ここはどういう趣旨かとか。
監修者は、ライターさんのそういった質問に、ここはこの事例がふさわしいとか、
このページの趣旨はこういう意味ですということをメールでやりとりしていきます。
今回の監修の場合は、間に編集プロダクションさんが入りますので、
直接ライターさんとやりとりすることありませんが。
これまで、私は著者として複数冊の本を書いてきたので、
いっそのこと自分で全部書きたいくらいです。
しかし、そこはぐっと我慢して、ライターさんが書くのを見守ります。
通常、私一人で書くと1冊の本を書き上げるのに数ヶ月から半年くらいかかります。
1冊目の時は企画から出版まで丸1年かかりました。
今回の本の進行は、ライターさんが分担して書くということもあり、
一気に進んでいます。私が1人で書く場合の数倍の速さです。
タイミングを逃さずにタイムリーに本ができるという点は、
監修者+編集ライター数名+編集プロダクション+出版社で本を作っていく利点ですね。
著名な人物であれば、監修として名前を置くことで、
それだけで本が売れていくということもあると思います。
実際、著者となれば、その本を自分で書いたり、ブックライターに任せる場合でも、内容への責任は重いのですが、
監修であれば、監修者が自分で本文を1から書くということはありませんので、
著者として書く場合の何分の一もの時間で監修が可能です。
また、著者として書く場合は、ブックライターなどの他の人に任せずに自分で書きますので、
著者であれば、書くことに没頭できるのですが、
監修は監修で、本を俯瞰して、客観的に見られます。
編集者、ライター、監修者のみんなで何度も見てブラッシュアップしていっている感覚があります。
ちなみに、この時に監修した本がこちらです↓
ぜひ合わせてお読みください。
私の場合は、デジタルマーケティングの分野となりますが、
監修してほしいという出版社さん、編集者さんがいらっしゃいましたら、一度、お問い合わせフォームよりご相談ください。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
拙著『デジタルマーケティング集中講義』(マイナビ)が先月発売されて、
それからけっこうな反響があります。
弊社ホームページの問い合わせページからの問い合わせも増えています。
いただいている感想からは、本がフルカラーで、図版が多いので読みやすいということです。
一方では、内容が多いので、全部を読みこなすのが大変そうだという印象を伝えてくれる人もいます。
(実は、それは私が教えている大学の大学生だったりします)
そこで、大学生へは、本の読み方として次のように教えています。
本をいきなり読まない読み方です。
全体をつかむ方法です。
1.本をまずは読まなくて良いので、
バラバラっとはじめから最後のページまで1分くらいでめくりなさい。
2.それを3回繰り返すと、なんとなく図が多いとか、
WEBの画像キャプチャが多いとかがつかめます。
3.さらに3回繰り返すと、
デジタルマーケティングの分野(ドローン、第4次産業革命)に関する情報がかかれているとか、
YouTube、Facebook、Twitter、LINE@などのソーシャルメディアに関する情報が書かれているということがわかります。
このようにして全体で10回程度繰り返すと、この本で何が書かれているのか大ざっぱにわかります。
脳の機能として、全体をつかむというのは、とても重要です。
全体がわかったら、各講義を読んでいくようにします。
いきなり、1ページから読み込んでいってもよいのですが、大学の12回分の講義を凝縮しており、
250ページ以上もありますので、一気には読めません。
そこで、上記の要領で全体を把握してから、1講、2講と読んでいくことをおすすめします。
本の全体を掴む方法として、目次を見るという方法もあるのですが、
目次だけですと、文字情報のみなので、イメージがしづらいです。
ページをめくっていくことで、図版の情報が目に入るのでよりイメージがしやすくなります。
この読み方は『デジタルマーケティング集中講義』だけでなく、多くの実用書で適用できる方法です。
ぜひ実用書を読む時には、はじめにパラパラっと書籍を10回くらいめくってみてください。
その後精読するのがずいぶん楽になります。
注意点としては、小説には向いていませんので、小説を読む時にはこれをやらないでください。
(小説の場合は、ラストがわかってから読んでも面白くないと思いますので)
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
先日出版した拙著『デジタルマーケティング集中講義』(マイナビ)の反響が、意外なところから続々とあります。
3年前の前著の時に私の顔のイラストを描いてもらったのですが、その評判が良かったので、
今回も同じイラストレーターさんに私の顔のイラストを描いてもらったんですね。
実物よりも目がクリッとしていて、髪も少し盛ってくれてて、でも特徴を掴んでいてなかなか似てますね。
個人的にも気に入っていて、そのイラストは私のFacebookのアイコンにも設定しています。
そうしたら、知り合いから、そのイラストのテイストが良いということで、イラストを描いてもらえないかと打診がありました。
このようにして広まっていくんですね。
また、仕事の現場では、企業ホームページには、
そこで働く人の顔の写真を入れた方と親近感もリアリティも増すため良いということがあります。
ただ、企業によっては、人の写真を入れるのが難しい場合があります。
プライバシーの問題だったり、ホームページに載るのが恥ずかしいということだったり。
でもイラストだったらOKということもあります。
それで、ある企業でWEB戦略会議をしていて、イラストを載せようということになり、
私の顔のイラストを見せたところ、良いねということで、拙著で描いてくれたイラストレーターさんにお願いすることになりました。
そのイラストレーターさんなのですが、実は、もともと私の大学での講義を受講していた学生だったんです。
経営学部の学生なのですが、絵を描く才能があって、3年前の前著の時には大学生だったのですが、今は卒業して仕事をしています。
こんな形で仕事の輪が広がっていくのは良いことだと思います。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
本日は、少しだけマニアックな話です。
本の原稿を書く時に最適なパソコンの設定です。
長文の原稿は、全体を考えながら、部分を書いていきます。
今書いているところに集中しつつ、一方で全体のことも考えながら書くということなんです。
そこで、昔は、原稿を書く時に、ある程度書いたら区切りの良いところでプリントアウトをして、
何枚か机に並べて、全体を見ながら校正していくということを繰り返していました。
プリントアウトした原稿を机に、3枚くらい並べると、全体が見えやすいんですね。
パソコンの画面だと1200字くらいしか1画面に表示できないんですね、普通なら。
そのため、プリントアウトすることを繰り返すことになったのですが、
今回の『デジタルマーケティング集中講義』では、
プリントアウトすることなく、原稿を書きました。
パソコンの1画面に4000字程度を一度に表示する方法を思いついたからです。
4000字を表示できれば、プリントアウトした時の3枚分に相当する文章量なので、
画面だけで十分となります。
まず、「Googleドキュメント」で書きます。
つづいて、「ページ設定」で、「タブロイド判」「横」の設定にします。
余白を上下0.5センチずつにして、左右を0.2センチにします。
「表示形式」→「列」を3行にセットします。
文字の大きさを「9」ポイントにします。
こうすると、1画面で表示できる文字数が4000字くらいになります。
ちなみに、使っているパソコンの解像度は横1680くらいです。
(MacBook Proの13インチ)
22インチの画面の大きな外付けのディスプレイにつなげられる時には、
より見やすくなります。
すると、私の場合は、前後の文章ブロックのつながり・流れが見えるようになるので、プリントしなくても、画面だけでOKとなります。
おそらく、あまりにニッチ過ぎて参考になる人が限られる話ですが、
長文を書く仕事の人とか、卒論とか書いている人は1度試してみても損はないかなと思います。
プリントアウトしたり、赤ペンチェックしたり、そこからパソコンに再度入力反映させたり、用紙をシュレッダーする手間が省けただけでも、けっこうな時間をセーブできました。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
この半年間書いてきた本なのですが、いよいよ来週発刊の予定となりました。
『デジタルマーケティング集中講義』という本で、マイナビ出版からでます。
複数の大学でデジタルマーケティングの教科書としても使われるので、
ギリギリ間に合ってよかったです。
264ページ フルカラーです。
今、印刷所で刷っていて、書店には来週4月14日頃に並ぶことになりそうです。
出版社さんの方で、『デジタルマーケティング集中講義』を購入すると、前著『Webマーケティング集中講義』の特別編集版PDFがもれなくもらえるというキャンペーンをしてくれていています。
なかなかお得ですね。
ご覧くださいー。
また、出版の裏話的な話をこのブログで書いてみたいと思います。
こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
今、4月に発刊の本の「再校」をしています。
自分が書いた文章に編集が入り、本のレイアウトになって戻ってくるのが「初校」です。
その初校へ修正を入れていき、出版社に返して、さらにもう一度、著者に戻ってくるのが「再校」です。
たとえば、「計測測量」と「測量計測」という言葉ではどちらが自然ですか?
どっちも間違いではありません。
Googleで検索すると、「計測測量」は45万件の検索結果、
「測量計測」は58万件の検索結果がでてきます。
「測量計測」の方が、多くの人が使っている言葉だとわかりますので、「測量計測」という言葉を採用するというような作業です。
同様に、「関心が薄い」でも「関心が低い」でも間違いではないですが、
こちらは、一般的にどちらが多く使われているという観点ではなく、
文章に入った時に、文脈でどちらがより適切かといったことを考えながら、
「関心が薄い」でも「関心が低い」でもなく「なじみが薄い」に修正するといった作業をしています。
ちなみに、この時点ですでに、原稿を10回以上読んでいて、
もう修正点はほぼ無いのですが、より自然な文章になるように、読み込んでいきます。
もうすぐ、私の手を離れていきます。