9年目の大学講義生活を振り返る

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

大学の前期の講義と試験が終わりまして、
学生の評価もつけ終わり、夏休みに入りました。

今年は、大学で教え始めてから9年目でしたので、
もう、ちょっとした中堅ですね。

この9年間で、さまざまなことがあったのですが、
振り返ると、3期に分かれるかと思います。

1年目から3年目、4年目から6年目、7年目から9年目です。

第一期:1年目から3年目

2011年にはじまった、1年目は、必死ですね。
今考えると、内容自体は、稚拙だったと言わざるを得ないのですが、その分熱量は最も高かったです。

私が担当したのは、「WEBマーケティング」という科目でしたが、
当時、書店に行っても教科書と呼べるものがなかったので、
自分でWEBマーケティングの教科書を作ろうという意気込みで
講義を重ねていきました。

トライアンドエラー、PDCAを繰り返していきました。
講義内容も、誰かのマネをするのではなくて、オリジナルの事例を1つ1つ作っていきました。

講義の最後に感想を書いてもらったのですが、
ありがたいことに、「この講義が大学でこれまで受けた中で一番面白かった」という感想を書いてくれた学生が毎年何名かいて、
今から思うと、講義の内容というよりは、この時期は学生に対して特に熱心に対応していたので、
その熱が少しは伝わったのかもしれません。

4年目に、これまでの3年間の積み重ねを教科書として世に出します。
それが2014年に出版した『WEBマーケティング集中講義』(マイナビ)です。

第二期:4年から6年目

この時期は拡張期です。
もう1つの大学からお声がけいただき、2つの大学で教えるようになります。
「Eコマースとマーケティング」という科目です。

自分で作った教科書を元に教えられるようになりました。

さらに、この時期に、都内の大学から、特任教授就任の打診をいただきます。
大変ありがたい話ではありますが、
私は本業のコンサルティングの仕事があり、
こちらも日々企業の経営者さんを相手にその企業がデジタルマーケティングで飛躍する手法を一緒に取り組んでいます。

その大学からは、特任教授は週3回大学に出講することという条件があり、
それをすると、もう1つの大学でも教えているため、足して週4日大学に出講する必要があります。

すると、本業のコンサルティングで稼働できるのが週5で働くなら1日、週6日働いても2日となり、
支障がでてくる可能性があると判断しました。
そして、話は流れることになりました。

第三期:7年から9年目

この時期は充実期です。
『WEBマーケティング集中講義』の続編となる、『デジタルマーケティング集中講義』(マイナビ)が出版されました。
また、教える大学の数を絞り、集中しました。

8年目には、大学教授ではないにもかかわらず、半期の期間でしたが臨時でゼミまで担当することになりました。
このゼミを持つという話が来たときには、個人的には荷が重いと思いました。

大学生は、もう立派な大人です。
ゼミで、大人15人と向き合って、1人1人に適切な指導ができるのか自問したときに、
簡単に受けてはいけない話だと思いました。

出講日は、週1回で、WEBマーケティング講義と同じ日にゼミが行われますので、
本業のコンサルティングにはほぼ影響がありません。

結果的にその任を受けました。
大学3年生のゼミで、学生が成長するように1人1人と向き合って、遂行しました。

成功するプロジェクトとは何なのか?
ということを突き詰めて考え、自分の中でパッケージ化できました。

クレドのように明文化することで、
ゴール・目的・目標の方向性がはっきりして、迷いがなくなりました。

実はこのパッケージは大学のゼミだけでなくて、
子育てというプロジェクトでも、企業経営というプロジェクトでも、
公私さまざまなプロジェクトに対して有効なパッケージです。

半年のゼミ生と向き合った結果ですが、
ゼミ生が主体的に、精力的に研究を進め、
体外的なコンペティションで良い成績を収めました。

私の力ではなく、学生自身が自ら考えて行動して、成果を出すことができたことは、誇りです。

そして、今年9年目は、これまでのすべてが繋がった年だったと思います。
WEBマーケティング講義では、『デジタルマーケティング集中講義』を教科書としつつ、
『WEBマーケティング集中講義』の内容も合わせて紹介していきます。

すると、学生は、前期15週で2冊の内容、合計約500ページ分を習得しました。

9年目は、最も多い250名以上の学生が履修しました。
講義をする場所も、8年目には教室から大きなすり鉢状のホールへと変わりました。

ここ数年は、海外からの留学生も増えてきています。

2020年:10年目に向けて

来年2020年以降ですが、
デジタルマーケティングは、世界的な事例なども増やしていきたいと思います。
そうするためには、私自身も海外に渡航して、その実例を体験する必要があります。

積極的に海外へも仕事やプライベートで行き、事例を集めてきたいと思います。
さて、来年2020年はどうなるのか、それはまた来年ご紹介いたします。

【2019年度版】大学生のQRコード決済の普及率はキャズムを超えたか?

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
大学の講義も前期の全15回が終わりました。
これで大学は夏休みに入ります。

私は、これから学生の評価をつけます。
250名以上が履修をしており、評価をつけるのはなかなかの作業となります。

そんな、2019年7月に、QRコード決済について大学生にアンケートを取りました。
対象は東京都内の大学生(2年〜4年生)で、有効回答数は198(履修生数は250人超)です。

PayPay、LINE Pay、メルペイ、楽天PayなどのQRコード決済がありますが、
結局、みんな使ってるの? 使っているなら何Payなのか?
という問いに対する回答です。

2019年7月 大学生のQRコード決済 普及率

QRコード決済の普及率について、早速結果を見てみましょう。

スクリーンショット 2019-07-27 11.03.21

昨年2018年10月にQRコード決済が本格的に始まってから、まだ半年強と、1年経っていないのですが、
大学生への普及率が23%ということですので、QRコード決済自体は、すでに、キャズムを超えました。

都内の私が教えている大学生という限定された対象にはなりますが、
現在、アーリーアダプターを経て、アーリーマジョリティに達しているということです。

それでは、どのQRコード決済を使っているのか?

つづいて、QRコード決済の各論に入っていきます。

スクリーンショット 2019-07-27 11.03.32

1位:LINE Pay(10%)

LINE Payが最も多く10%でした。
昨年2018年12月のPayPayの100億円キャンペーンあげちゃうキャンペーンのインパクトがあったので、1位はPayPayではないかという想定をしていたわけですが、実際には、LINE Payが1位という結果でした。
大学生にとってのLINEは、日常的に必須のアプリということから、LINEアプリからもシームレスに使えるLINE Payが1位という結果でした。

2位:PayPay(9%)

僅差の2位は、PayPayでした。ただ、9%ですので、1位のLINE Payとの差はわずかに1%の違いですから、ほぼ同等といえます。
PayPayのキャンペーンが苛烈でしたから、LINEのような日常的に使っているアプリというバックボーンが無くても、新たにダウンロードしたという大学生も多かった結果といえます。

3位:メルペイ(7%)

LINE PayとPayPayが2大QRコード決済なら、3位に切り込んだのはメルペイでした。

メルペイは、やはりメルカリですね。
2019年にとったアンケートで大学生でフリマアプリを使ったことがある人が79%、
そのうち、メルカリを使ったことがる人が92%でしたので、
LINE Pay同様に、メルカリをはじめに使っていて、その流れでQRコード決済も使い出すという流れは自然ですね。

4位:楽天Pay(3%)

楽天Payも健闘していますが、大学生への普及率は3%という結果でした。
それ以外のorigami payや、aupayなどは、2019年7月現在では、まだあまり大学生には普及していません。

今回、アンケートでは、QRコード決済をしたことのない学生の方が多かったわけですが、
一方で、複数のQRコード決済に対応している学生もおりました。
中にはビットコインで決済したことがあるという学生もおり、同じ大学生ですが、人によってかなりの違いがあるといえます。

WeChat Pay(微信支付)、AliPay(支付宝)

WeChat Pay(微信支付)、AliPay(支付宝)について、
私の講義の受講生に中国人(大陸)の留学生も複数在籍していますので、
中国人の学生はWeChat Pay、AliPayの両方を入れています。
逆に、日本人の学生がこれらのアプリを入れているということは2019年現在ではないようです。

余談:受講生の多様性の変化

今年2019年で、大学にて「WEBマーケティング」講義をうけもって9年目となります。
はじめの数年は留学生自体が少なかったのですが、
ここ数年は、留学生が様々な国から増えてきました。

中国、香港、台湾、ベトナム、韓国などのアジアだけでなく、トルコなどもおり、
世界的な広がり、多様性があります。

また、この数年で気づくのは、海外で生まれ育って、日本に来ている一般的な留学生だけでなく、
片方の親が外国人で、日本で生まれ育ったハーフの学生が増えつつあることです。
東アジア系が多いので、パッと見は見分けがつかないほどではありますが。
または、両親が外国人で日本で生まれ育った学生もおります。

すると、日本で生まれ育っていますので、もちろん、日本語は流暢に話せます。
さらに、親の国の言葉も話せます。

そのため、過去にはアルバイトで通訳をしているという学生もおりました。

このような多様性が現在の大学教育の現場で見られます。
このような時代に、どのようなデジタルマーケティングの手法が有効なのか、研鑽の日々が続きます。

他にも大学生へのデジタルマーケティング関連のアンケートがありますので、
また折を見て紹介いたします。

【2019年度大学生アンケート】:サブスクリプションでキャズムを超えたサービスは何か?

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

Amazonプライムや、Netflixなどのサービスに入っているという人も少なくないのではないでしょうか。
個人向けの月額課金や年額課金のサブスクリプションが世の中に受け入れられて、拡がりを見せているように思います。

そこで、今年2019年に大学生に、サブスクリプションに関するアンケートを取りました。
すると、興味深い結果となりましたので、紹介します。

大学生の過半数がサブスクリプション

何か1つのサービスでもサブスクリプションをしているかどうかを聞きました。

スクリーンショット 2019-07-10 11.34.33

すると、大学生の59%が何かしらサブスクリプションしていることがわかりました。
過半数ということで、サブスクリプション自体はキャズムを超えて、レイトマジョリティへ達しており、
大学生においては一般的になっているということがわかります。

ちなみに、アンケートは、この日に東京都内の大学にて受講していた2年〜4年の大学生のうち、
有効回答数は179(履修者数は250超)です。

サブスクリプションの内訳

つづいて、どんなサービスを契約しているかのサブスクリプションの内訳を紹介します。

スクリーンショット 2019-07-10 11.34.49

すると、実にさまざまなサービスに入っていることがわかりました。

最も多いAmazonプライムでは25%と4人に1人が入っていることがわかりました。
以下、Netflix(17%)、hulu(11%)と映像プラットフォームが続きます。

キャズム(16%)を超えていたのは、Amazonプライムと、Netflixでした。

盤石なAmazon、続くNetflix

やはり、Amazonプライムは魅力的です。
Amazonで購入したものの配送が早く届くだけでなく、
映画やオリジナルコンテンツのAmazonプライムビデオ、
ある程度の音楽が聞けるAmazonMusic、
さらに、Kindleの電子書籍もkindle Unlimitedほどではありませんが、
ある程度Amazon Readingで読めます。

Amazon Readingは読みたい本があるかどうか微妙なことが多いですが、
おまけのサービス、Unlimitedへつなげるお試しサービスとしては優れているといえます。

すると、Amazonプライムは、年額4900円ですが、
たとえば、Amazonプライム・ビデオで年間10本映画を見て、
Amazon Readingで年間20冊本を読むだけでも十分に元が取れるサービスですね。

さらに、大学生であれば、Amazonプライムstudentの契約で、
はじめの6ヶ月が無料で、その後も月額250円、年額2450円(2019年7月現在)ですから、
入らない理由を探すのが難しいほど魅力的ともいえそうです。

Amazonプライムは、サブスクリプションの中でも、様々な分野のあるデパート型とでもいえそうです。

それに対して、Netflixは映像コンテンツに特化したブティック型ですね。
Netflixにしかないコンテンツがありますから、それを見たいと思ったら、Netflixに入るしか無いわけです。

従来型のレンタルのTSUTAYAやGEOなどのDVDをレンタルしているような業態はますます厳しくなっていきますね。

大学生に特徴的なサブスクリプションは?

他のサブスクリプションサービスでは、Spotify、LINE MUSIC、AWAなどの音楽のサブスクリプションサービス群があります。
やはり、Amazonプライムで音楽もついているけれど、それはおまけの範疇を超えずに、
本格的に聞くには物足りないということがよく現れた結果だといえます。

さらに、大学生という属性からか、ジャニーズWEB(月額課金300円)だったり、
ピクトリンク(FuRyu)というプリクラのサービスのサブスクリプションという特色が見られました。

また、YouTubeを毎日視聴する大学生は7割を超えていて
(YouTubeに関するアンケート結果についてはまた後日紹介します)
広告がいらないという感想を持つ学生は多いのですが、
広告が非表示になるYouTubeプレミアムへの加入は今年2019年7月時点では2%にとどまっています。

それは、YouTubeプレミアムが月額980円と高めの設定ということも関係していると思われます。

他、本当にさまざまなサービスをサブスクリプションしていることがわかります。

電子雑誌はサブスクリプションを超える日は来るか?

電子雑誌のサブスクリプションでは、楽天マガジンと、dマガジンがあります。
ちなみに、私は、Amazonプライムと楽天マガジンをサブスクリプションしています。
楽天マガジンは本当に素晴らしいサービスで、便利です。

ただし、電子雑誌は、大学生にとってキャズムを超える日は来ないと思います。

理由は明白で、電子雑誌を読むのにはタブレットがほぼ必須だからです。
画面の大きさの関係で、スマホで開くと読みづらいのですね。

今年の大学生のアンケートで、大学生はタブレットを持っていない(タブレットを持っている大学生は2割強程度)でした。

kindleであれば、リフローして、画面サイズに合うようにレイアウトが最適化されますので、
スマホでも問題ありませんが、
電子マガジンは、固定レイアウト型なので、スマホでは画面が小さくてそのままでは文字が読めません。
電子雑誌は、タブレット向きと言えます。

今回は、大学生のサブスクリプションについて見てきました。
この辺の事情は、毎年、刻々と変化するようにも思いますので、来年も機会がありましたらまとめてみたいと思います。

雑誌『セラピスト』2019年8月号にて「動画活用超入門」記事を寄稿

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

スクリーンショット 2019-07-08 12.19.25

セラピストのための雑誌『セラピスト』誌の6月号でもシェアリングエコノミーに関する記事を書いたのですが、
最新号の2019年8月号にて「動画活用超入門」記事を書きました。

スクリーンショット 2019-07-08 12.18.58

文字と写真だけよりも、動画が加わるとわかりやすいですので、
企業の動画マーケティングはとても盛んになっています。

スクリーンショット 2019-07-08 12.20.00

それは、企業だけでなく、サロンなどのお店や、セラピストの個人であっても同様に効果が期待できます。
そこで、今回の記事では、YouTubeを活用して施術やサロンを広めるための手法について紹介しています。

iPhoneであれば、Apple純正の動画編集アプリのiMovieで画面を指で操作して動画を編集できます。
そしてそのままスマホからYouTubeへ動画を公開できます。

YouTubeに動画が1つもなければ、動画からの成果はゼロですが、
動画は1つでもアップロードしておくことで、
数カ月後、1年後、2年後であっても、その動画を見た人からの問い合わせや予約が入る可能性があります。

さらに、その動画の数が、1つでははく、10本、50本と多ければ、
それに応じた反応が期待できます。

セラピスト誌は、書店やアマゾンなど見つかると思います。
サロン経営者さんや、セラピストの方をはじめ関心のある方は、ぜひ参照ください。
3ページの記事で、p53-55部分です。

海外旅行の航空券は何ヶ月前に予約するか?

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

夏休みに向けて海外旅行を計画されている人も少なくないと思います。
航空券は、いつどうやって取りますか?

旅行会社の店舗へ赴いて買うという人もいれば、
ネットで予約をするという人もいるでしょう。

私の場合は、2010年代初頭からexpediaで購入することが増えました。
行き先と日程を自分で入力して、あれこれ比較できるので、
あらゆるプランを調べてみたい人にとって、理想的な予約手段といえます。

それで、航空券は、ダイナミックプライシングですので、
購入する時期に応じて価格が変わってきます。

さらに、なるべく早い方が価格は安価です。

たとえば、8月というのはハイシーズンで最も航空券が高い時期の1つですが、
8月初旬の航空券を取ろうとして、その4ヶ月前の4月に予約するよりも、
半年前の2月に取ると、安く取れます。

具体的にどのくらいかというと、
ヨーロッパ(東京ーアムステルダム)への便(往復)をexpediaで調べたところ、
4月には、約20万円だったのですが、
2月でしたら約10万円でした。
2ヶ月の間に約2倍になったということですね。

ちなみに、2月の最安値はJet Airwaysというインドの航空会社、4月の最安値はエミレーツ航空でした。

家族4人なら、2月なら40万円のところ、4月なら80万円ということですので、
その差は40万円です。

2月に取っていれば、2回分いけるということになりますので、
複数人の旅であれば、この差はバカになりません。

早起きは三文の得といいますが、計画的に早めに予約すると得がありますね。

ただ、早すぎて問題が出てくるときもあります。
実は、イギリス留学時代の友人にインド人がおり、夏休みに彼らに会いに行こうとJet Airwaysにて、航空券を2月に取ったんですね。

Jet Airwaysはかつてインド1位の航空会社で、その後2位に後退したということは知っていたのですが、
なんと、そのJet Airwaysが4月に入って運行停止を発表したんです。
現在のところ経営破綻というニュースでは無いので、支援企業を探しているのだと思われます。

そこで、Jet Airwaysでは渡航できなくなり、払い戻しの申請をして、
4月に他の航空会社でチケットを取り直したんです。

行き先も少し変えたのですが、
4月にはすでに夏休み向けの航空券が高くなって来ており、
結局2月に取得したよりも約2倍近くの金額になりました。

早く取りすぎると、航空会社が運行停止をするというリスクがあります。
まぁ、普通はほぼないのですが。

ただ、今回のJet Airwaysも、かつての日本航空も大きいからというだけでは、
安心ではないということですね。

教訓としては、航空券を予約するときには、予約する時期を早めにするだけでなく、
航空会社が安定経営なのかを見極める必要があるといえそうです。

【2019年度版】大学生のSNS利用率・PCスマホ普及率アンケート調査結果(最長で9年分)

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

大学で開講している「WEBマーケティング」講義も今年で9年目に入りました。
今年も1回目の講義時(2019年4月)に大学生にSNS利用に関するアンケートを実施しました。

アンケートの第一弾がまとまりましたので、シェアいたします。
2019年の対象は、東京23区内にある大学の主に経営学部の2年から4年生です。
履修者は約250名へと増えました。
(中にはアジアや中東などの海外からの留学生もおります)
うち2019年のアンケートの有効回答数は220です。

今回のアンケートは、デバイス(パソコン、スマホ、タブレット)の所有率と、
SNS(Twitter、Facebook、Instagram、LINE@、mixi)のアカウント開設率についてのアンケートです。

SNSアカウント:Twitterの開設率

はじめにTwitterアカウントの保有率からみていきましょう。

スクリーンショット 2019-04-18 13.15.48

2019年のTwitterは92%でした。
Twitterに関するアンケートは2013年からとっていますが、
この間、低い年で83%、高い年は95%の間を推移しており、全期間にわたって8割以上と高位で安定しています。

社会人では、Twitterは過去に使っていたけれど、今は使わなくなって久しいなという人も相当数いるのではないかと思いますが、
大学生のTwitter利用は活発です。

ニュースはニュースアプリではなくTwitter、
検索は、Google検索ではなくてtwitterで検索をする学生もおります。

Twitterは、大学生が利用しているSNSのド定番といえそうです。

SNSアカウント:Facebookの開設率

続いて、Facebookです。

スクリーンショット 2019-04-18 13.15.34

Facebookは、2011年から9年間アンケートをとっていますが、
2014年の76%をピークにして下落が続いています。

やはり、大学生にとっては、自分のお父さんが使っているSNSで私生活をさらすのは抵抗があるというのは理解できます。
Twitterと違ってFacebookは実名制という点もハードルが高い要因になっています。

ただ、2019年は35%と、前年の2018年と同じで踏みとどまったようにも見て取れます。
来年2020年に横ばいなのか、さらに下げるのかを注視していきたいと思います。

SNSアカウント:Instagramの開設率

続いてInstagramです。

スクリーンショット 2019-04-18 13.14.40

Instagramは大学生の間でのFacebookの凋落とは裏腹に拡大が続いています。
アンケートを取り始めた2015年から一貫して増加して、2019年はついに90%に達しました。

Twitterと並ぶ普及率となりました。
写真がメインということと、芸能人などの著名人も活用しており、
華やかなものや現在のトレンドをキャッチアップするのに活発に利用している実態が見て取れます。

SNSアカウント:LINEの開設率

つづいてLINEです。

スクリーンショット 2019-04-18 13.16.07

LINEは2019年は、99%という結果でした。
私の「WEBマーケティング講義」を受講している大学生には、海外からの留学生も複数在籍しております。
今年は、中国、台湾、ベトナム、トルコなど様々な国からの学生がおります。

アンケート取得時の4月には、日本にきてまだ間もないという学生もおりますので、
99%ということではありますが、実質的には、LINEはほぼ全員に行き渡っているように感じ取れます。

SNSアカウント:mixiの開設率

さて、つづいてはmixiです。

スクリーンショット 2019-04-18 13.16.31

mixiは、2019年に2%となりました。
2011年の79%から、この9年、一貫して下げて、現在ではSNSとしてのmixiについて聞くことはほぼありません。

学生も、mixiはSNSの会社ではなく、モンスターストライク(モンスト)などのゲーム会社という認識の方が強くあるようです。

毎年、mixiは今年もアンケートに入れるかどうかを検討するのですが、
いっそのこと、0%になるまでとってみようと思っています。

パソコンの所有率

次は、パソコンの所有率についてみていきましょう。

スクリーンショット 2019-04-18 13.16.18

パソコンについては、家族のパソコンではなくて、自分のパソコンを持っているかどうかのアンケートです。
2019年は59%でした。

この数年6割前後で推移しています。
スマートフォンがこれほどまでに使いやすくなった現在で、自分のパソコンがなくても事足りるといえばそうかもしれませんが、
やはり研究をするなら、パソコンがあったほうが画面も大きくキーボードもありますので、格段に仕事効率は良いだろうと思います。

ちなみに、私が講義している教室でも、学生が自分のノートパソコンを持って講義にのぞんでいる人が複数人います。

講義の板書をとるだけでなく、
学内でWi-Fi環境が整っていますので、講義で出てきたWEBサービスやツールをその場で実際に使ってみるという学生もおり、
パソコンを持参する学生の数は、毎年増えています。
私の講義ホールでは、体感として、Macが増えた印象です。

スマートフォンの所有率

つづいてスマートフォンです。

スクリーンショット 2019-04-18 13.14.57

スマートフォンの保有率は、100%です。
朝起きたら顔を洗うように、家を出るときは靴を履くように、スマートフォンは日常に欠かせないガジェットとなって数年がたちました。

ちなみに、現在の大学生がはじめてスマートフォンを持ち始めたのがいつなのか?
中学生になったときに買ってもらったのか、小学3年生の時にはすでに親から防犯のため持たされたのか、
そのあたりは、別の週にアンケートを取る予定でおりますので、
結果が出てまいりましたらまた別途シェアしたいと思います。

タブレットの保有率

最後にタブレットです。

スクリーンショット 2019-04-18 13.15.14

タブレットの普及率は2019年は23%でした。
この数年は20%台であり、それ以上上昇する気配はありません。

たしかに、iPad proは新聞の画面も収まって紙の新聞いらずになりますし、
アップルペンシルで手書きできて使いやすいです。

ただし、大学生にととっては、タブレットは、大きな画面のスマホという位置づけを脱しきらず、
ファーストチョイスはスマートフォン、
セカンドチョイスはパソコン、
そして、サードチョイスにタブレットという実態が見て取れます。

ちなみに、スマートウオッチやVRのヘッドセットは、フォースチョイス、フィフスチョイスですね。

まとめ

2019年のSNSとスマホなどのハードウエアのアンケートをとってみて、
特にSNSは年々使う人が増えていくものと、そうでないものの潮流が見て取れました。

SNSでは特に、多くの人が使えば使うほど利便性が増す、ネットワーク効果があります。
逆に、使われないSNSは、利便性が低下します。

現在の大学生にとって、SNSは気軽に匿名でも投稿できるTwitterと、画像がメインのInstagramが双璧です。
LINEはクローズドなコミュニケーションのインフラといえます。

来年2020年も機会がありましたらシェアいたします。

ちなみに、大学の「WEBマーケティング」講義で教科書として使用している書籍がこちらです↓


ぜひ合わせてお読みください。

【マイナビ】5/16開催「20代向けキャリアセミナー!デジタルマーケティング業界にチャレンジするためのノウハウ教えます!」に登壇しました

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

0095_picture_01

先日5/16(木)にマイナビクリエイターにて、
「20代向けキャリアセミナー!デジタルマーケティング業界にチャレンジするためのノウハウ教えます!」
へ登壇してきました。

今年だけで同じ内容のセミナーへ3回目の登壇となります。
リピートのリピートですね。

デジタルマーケティング業界は人気の業界ということもあり、
ニーズがあるということですね。

また、20代のこれからどのようにキャリアを積んでいこうかと考えている人にとって、
一度は聞いてみたいという内容なんだと思います。

今回も申し込みが50名を超えたと聞きました。
当日会場に入ってみたら、座席一杯に人が入り、会場全体に熱気がありました。

どんなセミナーにも言えることですが、
会場の席の前列に座る人というのは、やはりモチベーションの高い人なんだと思います。

会場が受付開始時間になりはじめに受付を済ますような人ですね。

セミナー中も熱心に聞いて、最後の質問コーナーでも積極的に質問をするような人です。
こういう人は、目的意識がはっきりしています。

転職というと、やはり、前職の経験も重要な1つの要素です。
ただ、他業種からの挑戦であっても、それを上回るやる気と、
物事を吸収しながら、自分で考えていける人であれば、十分通用する業界です。

デジタルマーケティング業界は、成長業界です。
若い人の挑戦を応援したいと思います。

北國銀行にて「2時間で集客できる!基礎からの観光マーケティングセミナー」をしてきました

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

IMG_6376のコピー

先日2019年5月9日(木)に「2時間で集客できる!基礎からの観光マーケティングセミナー」の講師を金沢の北國銀行にてしてきました。

観光分野は今まさに成長している分野ですね。

IMG_6381のコピー

2013年に年間1,000万人だった訪日客が、
2015年に2,000万人規模になり、昨年2018年には3,000万人へとあっという間に3倍になりました。

政府の目標では、2020年に4,000万人、
2030年に6,000万人へと2018年比でさらに2倍への施策が着々と打たれています。

私は、TLSで講師をしているのですが、
今回はその絡みで観光デジタルマーケティングのセミナー講師をしてきました。
(北國銀行・ビジネス・ブレークスルーが主催)

IMG_6384のコピー

インバウンドの観光分野は、成長分野ということもあり、熱いですね。

金沢でしたので、石川県の方だけかと思ったら、
福井県や富山県の北陸3県から参加される人がいらっしゃり、
熱量の高いセミナーとなりました。

セミナー講師の側も、話をしていて、参加者からの視線や真剣さといったものは、感じるものなんです。

久しぶりの金沢で、観光分野のデジタルマーケティングの話をしてきましたので、
個人的にも見どころの多い金沢を観光したい気持ちもあったのですが、
翌日に、東京にて大学の講義があったため、セミナー後すぐに新幹線に乗って帰京となりました。

日本全国的に盛り上がってきているインバウンドの観光デジタルマーケティングのこれからの進展が楽しみです。

ちなみに、大前研一先生が代表を務めるTLS(ツーリズム・リーダーズ・スクール)にて講師もしております。

雑誌『セラピスト』6月号に寄稿:シェアリングエコノミーで「教える」「集める」を気軽に!

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

IMG_8753

セラピストのための雑誌『セラピスト』2019年6月号に、
「シェアリングエコノミーで『教える』『集める』を気軽に!」という記事を寄稿しました。

昨年もセラピスト編集部よりご連絡いただき、「SNSブランディング入門」の記事を執筆したのですが、
再びご依頼いただき誌面となりました。

IMG_8754

セラピストとして開業する時に、一昔前であれば、
集客するために広告を打ったり、施術する場所を月額家賃で契約したりということは当たり前で
開業時に多額の費用が必要だったのですが、
スマートフォンが進展した現在では、そのハードルが下がっています。

たとえば、TABICA、ストアカ、ココナラ、タイムバンクといったWEBサービスを活用すると、
集客がスムーズに行えます。

また、SPACEMARKETやSpacee、軒下ビジネスなどの時間貸しの場所が多数掲載されている
プラットフォームを活用すると、施術する場所やセミナーをするスペースが、
1時間単位で借りられます。

これらのWEBサービスやアプリを活用することで、
セラピストとして起業するときの金銭面、心理面でのハードルが下がります。

セラピスト誌向けの記事として書きましたので、セラピストにフォーカスされていますが、
セラピストだけでなく、講師業をしている人や、手芸、アクセサリー作りなどの手作り系の先生などが
集客、教室の開催するときにも参考になると思います。

5ページの記事で、p112-116に載ってます。
詳しくは、誌面にてご覧ください

2分CMでも再生1000万回!ウェブ動画広告が長くても見られる理由とは?:ダイヤモンド・オンラインからインタビューを受けました

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

スクリーンショット 2019-05-08 11.51.25

ダイヤモンド・オンラインにて
「2分CMでも再生1000万回!ウェブ動画広告が長くても見られる理由」という記事が掲載されています。

実は、約2ヶ月ほど前にインタビューを受けまして、その内容が記事となりました。
WEB媒体もダイヤモンド・オンラインともなると、
記事ができたらすぐに掲載すのではなくて、
記事を公開するタイミングを厳選するんですね。

YouTubeの動画広告ですが、スキップされる広告と、
思わず最後まで見てしまう動画広告があると思います。

売り込みが強い動画広告はスキップしてしまいますね。
それに対して、ストーリー性と意外性がある動画広告は、
広告ということを感じさせないものすらあります。

ダイヤモンド・オンラインでの記事では
そのあたりについて、まとめられています。

ちなみに、このダイヤモンド・オンラインの記事を書いた記者さんが
私と同郷の山形県の出身でして、それだけで親近感がわくものですね。

まだ若いライターさんということもあり、応援しています。

ダイヤモンド・オンラインの記事、ぜひ読んでみてください。