cuttysark

インターネット業界の醍醐味とは?

2007年06月13日

インターネット業界は、とても面白い業界だと思います。
あまりに動きが速いからです。

よく「ドッグイヤー」といわれますが、
たった1年前の最新知識や成功経験が、
すぐに一気に広まって、
陳腐化してしまう業界です。

例えば、「WEB2.0」という言葉、
たった1年前にもてはやされた言葉でした。
書店のインターネットコーナーにはWEB2.0の本であふれていました。

しかし、2007年の今、WEB2.0という言葉は、全く目新しさがありません。
むしろ使い古された言葉、という印象があります。
WEB2.0は当たり前で、それを前提とした文脈が形成されています。

書店に並んでいる、インターネット関連の書籍は、
その半分はすでに陳腐化し、役に立たないものかもしれません。

つまり、あまりにスピードが速すぎるので、
インターネットのノウハウ本に書かれていることは、
1年前は、効果があったかもしれないけれど、
今は、その効果が疑わしいという場合が多いのです。

だからこそ、インターネットの業界は面白いのだと思います。

誰かが行なって成功したというノウハウ本が出るまで
行動を躊躇していては、いつまでも成功できません。

この世界は、自分で成功体験を切り開いていくしかないのです。
自分でテストマーケティングを行い、
効果を測定し、うまく行くことをどんどん積み重ねていく。。

もちろん、先人の成功経験も学んでいく必要はありますが、
それを鵜呑みにせず、自分で成功体験を創っていく。

簡単ではありませんが、
こういった業界で働けること自体が醍醐味です。