インターネット業界は、とても面白い業界だと思います。
あまりに動きが速いからです。
よく「ドッグイヤー」といわれますが、
たった1年前の最新知識や成功経験が、
すぐに一気に広まって、
陳腐化してしまう業界です。
例えば、「WEB2.0」という言葉、
たった1年前にもてはやされた言葉でした。
書店のインターネットコーナーにはWEB2.0の本であふれていました。
しかし、2007年の今、WEB2.0という言葉は、全く目新しさがありません。
むしろ使い古された言葉、という印象があります。
WEB2.0は当たり前で、それを前提とした文脈が形成されています。
書店に並んでいる、インターネット関連の書籍は、
その半分はすでに陳腐化し、役に立たないものかもしれません。
つまり、あまりにスピードが速すぎるので、
インターネットのノウハウ本に書かれていることは、
1年前は、効果があったかもしれないけれど、
今は、その効果が疑わしいという場合が多いのです。
だからこそ、インターネットの業界は面白いのだと思います。
誰かが行なって成功したというノウハウ本が出るまで
行動を躊躇していては、いつまでも成功できません。
この世界は、自分で成功体験を切り開いていくしかないのです。
自分でテストマーケティングを行い、
効果を測定し、うまく行くことをどんどん積み重ねていく。。
もちろん、先人の成功経験も学んでいく必要はありますが、
それを鵜呑みにせず、自分で成功体験を創っていく。
簡単ではありませんが、
こういった業界で働けること自体が醍醐味です。