こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
電通のプレスリリースによると、
インターネットの広告費が新聞を抜きました。
インターネット広告費は、
2004年にラジオを抜いて、
2006年に雑誌を抜いて、
2009年に新聞を抜きました。
世界的な不況の影響で、
マスコミ4媒体(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)が軒並み、広告費を減らしました。
それに対して、インターネットの広告費は約7000億円程度と昨年とくらべて微増でした。
ただ、当たり前ですが、広告費が抜いたということであって、
ネットの影響力が他の媒体を抜いたとか抜かないという話ではありません。
現在、電通の表は、インターネット広告費でパソコン向けもケータイ向けも
一括りにされていますが、市場がさらに拡大する数年後には、
パソコン向けとケータイ向けで分けて掲載されるような予感があります。
私がコンサルティングをしていても、
DMなどへの予算を減らす一方で、インターネットのオーバーチュアや
グーグルアドワーズ広告に積極的なクライアントがいます。
また、ケータイ向けのモバイル広告に参入する企業もこのところ増えています。
今回の電通の発表は、
統計と、私の日々の仕事での実感とがぴったりあう内容でした。