こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
先日、何か気になって、浦和にある知人のお店に行っていました。
このお店は10月に開業したばかりです。
お店に入ると、オーナーさんがいらっしゃいました。
ただ、どことなくいつもとは少し違う雰囲気。
お店の外に出て話してみると、その日でお店をたたむとのこと。
開業して2ヶ月という短期での決断です。
お店で扱っている商品は好評なものの、
販売が計画よりも下回っており、これ以上続けられないとの判断だそうです。
オリジナルの商品を提供しているお店なだけにとても残念です。
ただ、新業態のお店たたむことになりましたが、
本業の方は快調です。
本業で力をためて、またチャレンジしたいと語ってくれました。
起業家は、チャンスを見いだしてトライするものです。
挑戦には、必ずリスクが伴うものです。
ユニクロの柳井正さんも言うように、
ビジネスは、一勝九敗の世界です。
今回の撤退は栄光ある撤退だと私は思っています。
いつか自分のお店を持ってみたいと思う人はたくさんいます。
でも実際にお店を出す人は、多くはいません。
そして、今回は撤退という決断を強いられましたが、
実経験として、多くの学びがあったはずです。
それができる起業家(アントレプレナー)は、挑戦者としてあっぱれだと思います。
彼は、日本の味覚を世界に広めたいと言う熱い思いを持っていますので、
本業でまたがんばって、
1回りも2回りも大きくなって、
またチャレンジしてほしいと思っています。