cuttysark

知的財産戦略とは?

2006年11月14日

昨日、知的財産に関するセミナーに行って来ました。
六本木ヒルズの49階という見晴らしの良いところで行われました。
企業の知的財産をどのようにして管理していくかという内容でした。

さまざまな意見で興味深かったのは、
アメリカなどでは、知的財産に関する意識が高く、
アメリカの弁理士さん(や弁護士さん)は、
知的財産を将来どのくらい価値が出るかといったところを算定した上で、
特許などの申請した方が良いかどうかアドバイスしてくれる。
例えば、IBMでは知的財産だけで毎年1700億円の売上を上げている。
(ちなみにそのレベルの弁理士さん・弁護士さんの時給は400ドル=4万円超!!)

日本の場合は、申請・管理業務がメインで、知的財産を将来的にどのくらい価値が出るのかといった観点から俯瞰して見られる弁理士さんがまだまだ少ないとのことでした。

私は知財の分野は、まだ詳しくわかりませんが、
そういう意見があったということです。

また、ある出席者は、複数の弁理士事務所に見積を依頼したところ、
全く同じ内容に関わらず60万円?600万円と弁理士事務所によって
10倍も違う見積が出て来たそうです。
これは、ちょっとひどいですね。

良い弁理士さんにお願いすることが大事ですね。
ただ、良い弁理士さんを探すのは、現在のところ紹介などに頼っているというのが現状だそうです。