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大学生のスマートフォン利用調査2012

2012年05月24日

こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。

昨年に引き続き、「大学生のスマートフォン利用調査」2012を行いました。
すると、興味深いデータが得られました。

昨年2011年は、私の講義を受講している大学2年生約100人に
スマートフォン(iPhone、アンドロイド)を所有しているか聞いたところ、
38%の学生が持っていると答えました。

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それが、今年2012年4月にとったアンケートでは、
72%に跳ね上がりました。
約2倍ですね。

この1年で、スマートフォンが飛躍的に伸びました。

比較するにあたっての留意点は、
今年は受講学生の対象が2?3年生となったことと、
受講人数も約160名へと増えたことです。

「WEBマーケティング」の講義を取っている大学生ですので、
ネットに関心のある(または、抵抗のない)側に少しバイアスがかかっているとは思います。

ただ、この結果は、わりと平均的な東京の大学生の姿という感じがしています。

毎回、学生から質問も受け付けているのですが、
スマートフォン利用で注意することとは何ですか?
とか、ウイルス、個人情報取り扱いに関する質問がありました。

スマートフォン市場は、現在成長期で、まだ未成熟ですので、
そこを狙った不正なアプリによる個人情報流出のニュースが絶えません。

自己防衛するには、パソコンと同じで必ずウイルス対策ソフトを入れることと、
定評があり公開されてから時間の経ったアプリを厳選して利用することをすすめています。

今回の調査で、スマートフォンの利用率が劇的に増加したことがわかりました。

他にもいくつかの調査をしましたが、ここまで伸びたものは少ないです。
(もう1つ飛躍的に伸びた調査項目がありますので、また次回のブログで書いてみたいと思います。)

来年は、大学生にどのくらいスマートフォンが浸透しているでしょうか、楽しみの1つです。