cuttysark

会社を定義する:アップルは自らを●●会社だと定義している

2010年12月07日

こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。

iPhone、iPadなどを次々と世界的現象にしているアップルですが、
その秘密はなんでしょうか?

iPhone、Mac、iPod、iPadなどがヒットしているので、
アップルをハードウエアの会社だと思っている人は多いかもしれません。

私もその1人だったわけですが、
2007年にアップルのスティーブ・ジョブズとマイクロソフトのビル・ゲイツが
ともにステージに上がったイベントの中で、
スティーブ・ジョブズは、アップルの秘密について述べています。

アップルは、自らを「ソフトウエア会社」だと考えているというのです。
つまり、ハードウエアが最先端だけでは、ヒットしないということ。
さらにそれが日本の電機メーカーとの違いだったと述べています。

確かに、アップルの製品を使ってみると、使い勝手が実に良い。

製品のスペックではなく、まさに指になじむ操作性の良さで、
他の製品とは一線を画していることは、身体で理解できるものです。

アップルで働いている技術者と日本の電機メーカーで働いているエンジニアに
能力の違いは、ほとんどないのではないでしょうか。

経営者が、自らの会社を何と定義するかで、方向性が全く異なってくる。
逆に、定義次第で、どこまでも突き抜ける企業となることができると考えさせられた瞬間でした。

YouTubeでも、このイベントの様子を見ることができますが、
フルバージョンをiTunesからも無料でダウンロードでき、
画質もYouTubeより良いのでおすすめです。

押切孝雄のツイッター

人気ブログランキングへ