こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
10年後(2026年)に無くなる仕事、新たにできる仕事の3回目(最終回)です。
まったく新しくできる仕事とは何でしょうか?
前回2回目で紹介したのは、ドローン操縦士でした。
新しい分野のIoTができると、新しい仕事ができます。
子供の頃に、ラジコンが好きで遊んだという人もいると思います。
また、ラジコンヘリを持っていたという人もいるかもしれません。
そんな人にとっては、ドローン操縦士は、遊びの延長線上に仕事があるということです。
ドローンの分野は、測量、農業、橋梁などインフラの点検、警備など、
さまざまな分野で、これから新たに仕事ができてきます。
私の解釈では、現在、2016年は第4次産業革命が幕を開けた年です。
第4次産業革命とは、モノのインターネットが本番化し、
さまざまなモノがネットにつながっていきます。
たとえば、洗濯機といった当たり前に使っているモノさえもネットにつながっていきます。
さまざまな身の回りのモノがネットにつながると、
どんな良いことがあるの?
と思うかもしれません。
その恩恵は計り知れず、先程の洗濯機がネットにつながると書きましたが、
すでに業務用の洗濯機(コインランドリーの洗濯機など)は、ネットにつながっています。
その結果、洗濯機がいつ稼働しているか、クラウドで確認できますので、お店にいなくてもわかります。
たとえば、洗濯機の稼働が1日、2日とずっとなければ、壊れているのではないかと推察できます。
そして、お店に確認しに行くというようなことができます。
逆に洗濯機の稼働が休日に多く、混雑するというデータが出たなら、
平日の洗濯料金を少し安くして、平日に分散して使ってもらえるようにするといった施策を打てるようになります。
洗濯機がネットにつながっていなかったら、人が24時間いなくてはわかりませんので、上記のことはわかりようがなかったのです。
つまり、これから全く新しくできる仕事の本質とは、
モノのインターネットによって、さまざまなモノにセンサーがついて、
ネットにつながることで、大量のデータが収集されることでできる仕事です。
データだけでは、何の意味もないので、そのデータを意味のあるデータにする職業がこれから伸びてきます。
意味のあるデータとは、企業活動でしたら、顧客満足度を上げながら売上を伸ばし、コストを削減するためのデータのことです。
この部分が、これから2026年までの10年間、一貫して伸びていく分野になると私は考えています。
またしばらくしましたら、さらに深掘りして、このブログでも紹介いたします。