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大学でのWEBマーケティング講義が9年目に!

2019年03月14日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

大学で講義を受け持つのも、はや9年目に入りました。
「WEBマーケティング」という科目です。

毎年思うのですが、学生が最大限に価値を得る講義内容にしたいと思っています。

講義のはじめにアンケートを毎回シェア

毎回の講義の最後にアンケートをとっています。
内容は、WEBやSNSやYouTubeの利用や、IoT機器の活用などに関するものです。

これを、翌週のメインの講義がはじまる前に毎回学生にシェアしています。
シェアをすることで、学生本人たちがなんとなく考えていることが、
グラフを伴う数値で紹介されるため、本人たちも納得感があり、アイスブレイクに良いコンテンツとなっています。

1200字レポートは書く力を養成する

前期15回の講義の中間で1200字程度のレポートを任意で提出してもらっています。
強制ではなく、書きたい人だけ提出するものですが、9割以上の人が書いています。
(レポートを書いた人はプラスの評価をしています)

中にはなかなか考え抜いて書かれたレポートもあります。

優秀なレポートを書いた人はプレゼンも

200人を超える学生が履修しているため、7年目まではやっていなかったのですが、
昨年2018年に8年目にしてはじめて、良いレポートを書いた学生数名を事前に指名して、
数分程度で発表してもらいました。

私から見ると、発表自体は稚拙だと感じる部分はあるのですが、
着眼点の良い学生の発表のため、意外と学生からの反響がありました。
そこで、今年も昨年に引き続き、学生による発表は取り入れたいと思います。

アクティブラーニングが課題

大教室の講義ではありますが、アクティブラーニングの要素は取り入れたいと思っております。

ちなみに、私が最も効果的だと思っている講義の仕方は、
まず大きな講義室での講義の後に、
すぐ次のコマでゼミ程度の小グループに分かれてのディスカッションをパックにした講義形式でした。

ちなみにこれはイギリスでの修士留学での講義の形式です。
これであれば講義でのインプットと、
次のゼミでの発言によるアウトプットと他の人からの意見がすべてミックスされ最も効果的だと思いました。

ただ、なかなか大教室の講義ということもあり、アクティブラーニングを取り入れるのは簡単ではありません。

やる気のある学生も多いので、Googleの「デジタルマーケティングの基礎」というWEBで履修できる無料の学習ツールも紹介していこうと思っています。
これについては、またこのブログでも紹介していきたいと思います。

今年も、大学の講義にて、前年を上回る内容を履修学生に提供できたらと思っています。