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世界一周(1) デンマーク、ベルギー、カナダのキャシュレス決済の現状

2023年08月30日

こんにちは、押切孝雄です。
この夏にデンマークのコペンハーゲン、ベルギーのブリュッセル、カナダのトロントとバンクーバーを回ってきました。

想像以上だったのは、現金を使わなくても滞在できたことでした。
クレジットカード決済が隅々まで行き届いているためです。

たとえば、ドリンクの自動販売機もクレジットカードが使えます。
というよりも、自動販売機は、現金が使えず非接触型のクレジットカード(タッチ決済)のみという機種を空港やバスターミナルで見かけました。

日本を飛び立って、1都市目がコペンハーゲンだったのですが、とはいえ現金は必要だろうということで、現地通貨のデンマーク・クローネをいくらか両替しました。
しかし、ホテルも、レストランも、スーパーマーケットも、観光施設も全てクレジットカード決済が可能で、現金を持ち合わせていなくても全く問題ありませんでした。

次に訪れたベルギーはユーロが通貨として流通しており、過去にヨーロッパに滞在したときに残っていたユーロの現金を持っていったため、新たに現金を両替しませんでしたが、ベルギーでも同様に現金を使うシチュエーションがありませんでした。
むしろ、市内でバスに乗ったのですが、バス運賃は現金での支払を断られたほどでした(クレジットカードで支払いました)。

今回の世界一周の3カ国目のカナダでは、もう現地通貨の現金を用意するのをやめようということで、カナダドルの現金に換金しなかったほどです。すべてクレジットカードまたは、スマホのアプリに紐づいたクレジットカードで滞在できました。

スマホのアプリに紐づいたクレジットカードとは、たとえば、Uberです。
海外ではタクシーではなく、配車アプリのUberが便利なため、ブリュッセルでもトロントでも、バンクーバーでもUberを活用しました。

また、コペンハーゲンでは、コペンハーゲンカードという観光施設や電車やバスなどがインクルーシブになるカードがあるのですが、物理的なカードは廃止されて、アプリでのみ提供されています。

このあたりは、デジタルマーケティングの実装の話になってきますので、また別の回に書いてみたいと思います。