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シニアの携帯端末、絶対の法則

2014年08月28日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

本日は、確信したことを書いてみたいと思います。
現在、ある60代のシニア世代に、タブレットを使用してもらっています。

昨年の10月からですから、早いもので1年弱が経ちました。
先日、その経過を聞いたのですが、とっても良いとのこと。

どんなことをしたら、何がどのように良かったのかをシェアしてみたいと思います。

そのシニアは、元々は、パソコンと携帯電話(ガラケー)を持っていました。
パソコンは、主に、メールと、インターネットの閲覧をするのに使用していました。
そのためだけにパソコンを立ち上げるのは少々面倒でした。

携帯電話(ガラケー)は、主に音声通話と、メールと、たまに写真撮影をしていました。

昨年の今頃は、スマートフォンを買うかどうか思案していました。

そこで、私が提案したのが、スマートフォンを買わずに、タブレットを導入する方法です。

これまで、携帯電話(ガラケー)+パソコンだったのを、
携帯電話(ガラケー)+タブレットにすることを薦めました。

そして実際に、NEXUS7を昨年2013年の10月から使用しています。
主にメールと、ネットの閲覧というそのシニアの使い方でしたら、
タブレットがあれば、パソコンはもういりません。

Windowsのパソコンは、立ち上げるだけで数分間かかってしまう場合もあるかもしれませんが、
タブレットなら、立ち上げるのは一瞬です。

メールも、ネットの閲覧もワンタッチです。

しかも、タブレットには、SIMカードが入るタイプにしましたので、月額1000円程度で直接ネットにつながります。
回線のスピードは速くないですが、たくさん通信をするわけではないので十分です。

また、パソコンを使用していた時のLANケーブルの煩わしさがありません。
そのおかげで、家にいる時だけでなく、外出中もタブレットから、メールやネットを閲覧できるようになりました。

パソコンをタブレットに置き換えたので、パソコン用に契約していた家のプロバイダも解約できました。

スマートフォンではなく、タブレットにした理由は、
シニアにとって、確実に大きい画面のほうが見やすいからです。

ただ10インチくらいの大きすぎるものだと、かさばって重く、持ち歩きに不便ですので、
シニアにとっては、7−8インチ程度の大きさのタブレットがベストです。

ただ、7−8インチのタブレットといっても、ソフトキーボードでの文字入力は面倒です。
そこで、音声入力です。
電車の乗り換え案内を使うときにも、ブラウザを立ち上げて、指で文字入力する必要はありません。
声で「東京から田園調布」といえば、タブレットが自動的に検索して結果を表示してくれます。

そのシニアも、音声入力を使いこなしていました。

さらに、タブレットの導入は、デジタルカメラも不要にしました。
もちろん、ビデオカメラも持っていく必要がなくなります。

タブレットにデジタルカメラの機能がついているからです。
画面をタップするだけで、写真が撮れていきます。

タブレットの性能によっては、デジタルカメラの画質に及ばないものもありますが、
最新のタブレットでしたら、遜色がなくなってきています。

タブレットの弱点を聞いたところ、内蔵バッテリーがすぐなくなるという点があげられました。
外出時にヘビーに使い込むと1日もたないことがあります。

ただ、これは電源ケーブルを持って行くことで解消できます。

タブレットを導入することで、さらに、家族の絆が深まりました。
主に写真の使い方なのですが、そのあたりについては、またのブログで書いてみたいと思います。

ちなみに、タブレットを導入した60代のシニアというのは、私の母です^^