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【旅前】航空券LCC編:観光デジタルマーケティング4

2018年10月19日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

前回、
「LCCは国内旅行では乗っている時間が短く荷物が少ないため悪くありませんが、
海外旅行のフライト時間が長く荷物が多い場合は、個人的には避けたいと思っています。」
と書きました。

やはり、日本は島国ですので、他国へ行くには、通常、数時間以上かかることが多いからです。
(日本から海外へのフライトは、一番近い韓国では、羽田から2時間程度かかる)

ただ、LCCでも、ヨーロッパ内での移動となると事情が異なります。

ポイントは、以下の3点です。
・フライト時間が(国同士が近接しているので)短い
・路線が多い
・LCCが本当に安い

ヨーロッパのLCCといえば、下記の2社が知名度・路線ともに豊富です。

Ryanair(ライアンエアー)
easy jet(イージージェット)

気になる方は、路線と価格を見てみて下さい。

たとえば、Ryanair(文字にすると「ライアンエアー」だが、発音は「ライアネア」の方が通じる)の場合、
イギリスのロンドンから、アイルランドのダブリンへは日本円にして数千円で飛行機に乗れます。
同様にロンドンから、ドイツへのフライトも軒並み数千円程度です。

実際に、私もロンドンオリンピックがあった2012年に渡航したときに、
ロンドンからダブリンへ乗ったことがあるのですが、
フライト時間も短いですし、時間は予定通り(Ryanairは定時運行で有名)でしたし、
荷物の追加料がかかったとしても、LCCでなんの問題もありませんでした。

したがって、たとえば、ヨーロッパへの海外渡航を考えていて、
もし7日〜10日くらい日程が取れるなら、まず東京ーロンドンの往復の航空券をとって、
ロンドンに着いてから、北欧のスウェーデンや、南欧のスペインへ数日程度LCCで行くなどということも十分可能です。

ちなみに、easy jetは、航空機だけでなく、空港までのバスも運行しており、
ジャンボタクシーほどの大きさの車両でロンドンの街中から空港まで運んでくれます。
これも日程によっては、2ポンド(300円!)ほどの信じられない価格のときもありますので、
知っておいて損はないと思います。

easy jetもRyanairもWEBで予約できます。
つまり、WEBを活用するだけで、簡単に安価に効率よく予約を入れられます。

それだけに、ますますデジタルマーケティングは重要になってきています。
個人的には、航空券の予約はいろいろと比較したいため、画面の大きなパソコンから行いますが、
人によっては、スマートフォンのアプリから予約する人も増えており、
航空会社も専用のアプリを運営しているケースも増えてきています。

たとえば、エアアジア(air asia)は専用のアプリがあり、ユーザビリティがよく、使いやすいため、
航空会社をエアアジア決め打ちの場合は、パソコンであれこれ検索するよりも、スマホの方が簡単便利ということもあります。

また、特に若い世代では、航空券の購入にスマホでも抵抗がないように思います。
ちなみに、エアアジアの場合は、日本(関空)からハワイ(ホノルル)の路線が片道2万円程度ということもときどきあるようです。

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(↑ エアアジアでは、関空−ホノルルが片道17,450円ということもある)

私の場合は、8時間かかる路線にLCCは厳しいので、乗りませんが、
若くて体力のある人であれば、乗る人も多いと思います。

次回は、そもそも、海外渡航先をどうやって決めるか?
について書いてみたいと思います。