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【旅前】航空券編:観光デジタルマーケティング3

2018年10月17日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

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ここのところ、観光デジタルマーケティングについてシリーズで書いていますが、
今回は、第3回、「旅前」の航空券編です。

海外旅行の場合は、主に2通りあると思います。
1:JTBやHISといった旅行代理店(実店舗)へ行って、ツアー旅行を予約するパターンと、
2:航空券やホテルをexpediaや楽天トラベル(WEB)で自分で予約するパターンです。

1の場合は、旅行会社により日程が組まれているため、観光地を効率的に回れるだけでなく、トラブル対応などの安全面も含めて楽ですね。
反面で、パックツアーによっては、お土産物屋へ連れて行かれる場合もあり、
それが不要という人にとっては時間がもったいなかったりします。

2の場合は、航空券やホテルを自分で予約するため、何をするにも自分次第で、自由度が高いと言えます。
ただ、空港からホテルへの移動も自分でタクシーなどを手配したり、
レストランをどこにするかといったことも、全て自分で考えたり、選んだりする必要があり、
人によってはそれが好きだと言う人もいれば、手間だという人もいるでしょう。

どちらが良いかは旅行をする人の好みですので、
旅行に慣れていなかったり、楽に旅行をしたいという場合には、旅行会社によるパック旅行が適しています。

今回は、自由度の高い、2の自分で航空券やホテルをWEBで自分で予約する場合について考えてみたいと思います。

海外旅行の航空券を予約するときに、どのWEBサービスを使いますか?
エクスペディア(expedia)を活用するという人も少なくないのではないかと思います。
または、航空会社のWEBサイトから直接購入するという人もいる思います。
たとえば、ANAでしたら「旅作」というWEBサービスがあります。

私は、今から8年前の2010年に台湾へ渡航する時に、expediaを使ったのを皮切りに、
これまで何度もexpediaから航空券を購入してきました。
また、ANAのサイトから直接購入ということもあります(理由は後述)。

exipediaから航空券を購入する理由は、航空会社を横断的に検索してくれるため、
簡単に最安値を見つけやすく比較から購入までが楽だからです。

そもそも海外渡航することだけは決まっているが、
行き先や、日程がはっきりしていないタイミングであっても、
expediaなどのWEBサービスで、適当に3〜5ヶ月先くらいの日程を入れてみると、
航空券やホテルの価格帯が出てくるため、目安として掴めます。

価格は日に日に変化していきますので(通常は近くなるほど高くなる)、
早めに予約を入れられれば、お得です。

ちなみに、ANAの「旅作」の場合は、航空券とホテルをセットで予約すると、
expediaなどのWEBサービスよりも有利になることがあります。

個人的に、たとえば、フィリピンのマニラへの直行便で、5つ星ホテルの組み合わせが、
だいぶお得だったため、購入したことがあります。

航空会社によっては、得意な路線や抑えているホテルの組み合わせが
expediaなどのオンライントラベルエージェント(OTA)よりも、有利なことがあります。

その意味では、WEBでの航空券やホテルの予約も、さまざまなサービスが出てきており、
競争が激しく、顧客の争奪戦は続いています。

ちなみに、LCCの場合は、確かに航空券自体の価格は、安いものの、
シートが狭かったり、機内食が有料だったり、
シート指定したかったり、荷物が大きかったり、重かったりすると、追加料金がかかるため、
結局思ったよりも安くなかったということもありえます。

LCCは国内旅行では乗っている時間が短く荷物が少ないため悪くありませんが、
海外旅行のフライト時間が長く荷物が多い場合は、個人的には避けたいと思っています。

ただ、LCCでもヨーロッパでは事情が変わってきますので、
それについてはまた次回に書いてみたいと思います。