こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
先日、滋賀県、大津北商工会様にてセミナー講師をしてきました。
内容は、企業のYouTube活用法でした。
YouTubeをどのようにして、活かすかというセミナーでした。
1つ言えることは、テクノロジーは年々進化しているということです。
数年前でしたら、YouTubeに動画を1000本程度載せることで
自然と再生数とWEBへの流入数が増えて、成約に結びつくという流れがありました。
しかし、1000本のうち、何本がオリジナリティがあるかというと
疑問が残るような動画も多数ありました。
要は、動画のタイトルだけ変えて、同じような内容の動画が氾濫していたということです。
そのため、動画スパムとでも言えるような状況が一部ではあったように思います。
このような状況は、YouTubeもGoogleも良いとは認識していません。
しかし、数年前までは、Googleは、動画の内容までを自動で理解することはできませんでした。
そこで、動画のタイトルや説明やタグにそれらしいことが書いてあると、
そのキーワードで上位に表示されるということがあったんですね。
そして、覚えている人もいるかもしれませんが、
2012年にGoogleが猫の画像を認識できるようになったというニュースがありました。
これは、Googleの人工知能に猫の写真を1000万枚見せることで、
人工知能が、猫とはどのようなものなのかを学習したということです。
1000万枚という数字がとてつもないですね。
それから、4年がたって、現在、2016年です。
もちろん、Googleは、猫だけでなく、他の動物も認識していると考えるのが妥当ではないでしょうか。
そこで、どうなるかというと、Google、YouTubeは、自動で動画の内容も理解してきているのではないかという推論です。
(現在、動画の内容を自動で理解しているかどうかの程度はわかりません)
このような状況になってくると、動画の内容と、タイトルがあっていなければ、上位には表示されませんね。
動画を作ってYouTubeにアップするのなら、タイトルだけでなく、内容にもこだわりをもちましょう、というのが私の考えです。
そんなこともセミナーでは紹介してきました。
参加された方々、それに商工会の担当者さんも、みなさん熱心な方々で、話しやすかったです。