こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
世界の大きさがどんどん小さくなっています。
航空機で飛べば、数時間で海外へ行けます。
今でこそ、中東への渡航は難しくなりましたが、
日本のパスポートを持っていたら、ほとんどの国へ渡航できます。
他国のパスポートでしたら、ビザの取得などで実質的に海外渡航が難しいケースもありますので、
これは日本の利点だと思います。
新しい世界を知ると、同じものでも見る目が変わってくるということはあると思います。
たとえば、海外に行ってみて、英語の重要度にあらためて気づいて、
帰国後に英語を勉強するというのはよくあることだと思います。
また、日本の治安の良さを実感するということもよくあることだと思います。
( ↑ 台湾のシンボル的建造物「台北101」 )
というわけで、なるべく毎年世界へ行くようにしています。
先月、台湾へ行ってきました。
今回の目的地は、台湾の南の都市、高雄です。
台北から台湾高速鉄道に乗って、1時間半で到着しました。
( ↑ 台湾の新幹線の車内、日本の新幹線に似ている )
台湾に、なぜ新幹線があるか?
車両は、日本の技術で作られたからです。
乗ってみると、やはり日本の新幹線にたいへん似ています。
シートも2列、3列でした。
日本の新幹線同様に揺れも少なく快適でした。
高雄への新幹線から車窓をみると、農地が広がっていました。
台湾の近代史で必ず出てくる、八田與一の功績をはじめて見ることができました。
日本統治下の台湾でダムと水路などの灌漑設備を1931年に完成させた人物ですね。
現在は、それを礎としてより大きくなっているわけですが、
実際に見てみると、80年以上前の先人に対して畏敬の念が湧いてきます。
多くの気づきのある台湾だったのですが、
次回のブログでは、世界を見る目の相対化・メタ化について書いてみたいと思います。