こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
シンガポール・バリの渡航で何が得られたのかと反芻していたのですが、
1つは、地元の人(ローカルピーブル)と話をする機会です。
シンガポールでは、道を歩いていて、声をかけてくれる人がいる
(これは、何かのひっかけではなく、親切で)
そこから、話が発展することがありました。
また、ホテルのコンシェルジュとの会話や、
レストランで店員との話からその土地に住む人の状況を垣間見ることもできます。
タクシーの運転手さんとの会話もセレンディピティにあふれています。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイからリトルインディアへ向かうタクシーに乗った時、
「リトルインディア」行き先を告げた時から、運転手さんのテンションが1段階上がったのを感じました。
たくさん話しかけてきます。
彼は、リトルインディア出身のドライバーだったんですね^^
( ↑ シンガポールのリトルインディアは年に一度のお祭りをひかえてネオンが華やか )
彼は、インド系ということに誇りを持っています。
シンガポールには、インド系は、6−8%しかいません。
しかし、シンガポールに、人口パーセンテージ以上の貢献をしているのが、インド系だといいます。
インド系に限らず、マレー系や中華系の住民も自分たちがシンガポールに貢献しているという意識を
それぞれの人が持つことで、お互いに貢献しあう、貢献競争が起きるのかもしれません。
インド系の運転手さんとの会話から、
シンガポールが共存享栄している源泉は、その意識かもしれないと気づきがありました。
また、バリでは、ショッピングストアで、しばし話すことがありました。
コーヒーの売り子さんで、20代前半の女性でしたが、
職場までバイクで30分かけて通勤していると話しました。
日本で、女性でバイクで通勤している若い女性って、多くはないと思います。
バリでは、車が時間によってはとっても渋滞しています。
かと言って、日本のように地下鉄や電車はありません。
自転車もほとんど見ません。
なぜ自転車に乗らないのかと聞いたところ、暑すぎるからという答えでした。
もっともですね^^
というわけで、移動手段はバイクというパターンは多いんですね。
道にはずらっとバイクが並んでいます。
そういったローカルピーブルとの会話から、
そこで仕事をする人や暮らす人の姿が垣間見えることがあります。
これは、旅に出て、偶然出会った人と話すと、世界が拡がります。
また、地元の人と話をすることで、その国の人に対して興味が湧いてきます。
手先が器用とか、心遣いがあるとか、おもてなしがあるとかがわかります。
こういったことの1つ1つが、いつか何かの関係で、日本に帰ってきてからの仕事に役立つ時がくるのではないかと思います。