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クロスタウンカフェ カンボジア視察(9)

2013年02月20日

こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。

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本日はカンボジア視察の9回目です。

Cross Town Cafeがあるエリアは、
日本で言うと、東京の青山のような高級地区だそうです。

トンレサップ川近くに建つnaga hotelから、クロスタウンカフェまでは、
トゥクトゥクに乗って行きました。

S君の開発した交渉方法で、2ドルでした。

トゥクトゥクに乗る時に、地元の人なら2ドルが相場ですが、
外国人だと、4ドル?5ドルくらいにふっかけられます。

ドライバーが5ドルと言ってきたら、
これを2ドルにするのはとても面倒です。

そこで、簡単に2ドルで妥結するにはどうしたら良いでしょう?

交渉する時には、ドライバーに「いくらか?」
と聞かずに、いきなり「1ドルでいいか?」
と聞きます(笑)

すると、トゥクトゥク運転手は、こいつ相場を知っているなという感じで、
「3ドル!」と言ってきます。

この時点で、外国人価格の4?5ドルは下回っているのですが、
すかさず、こちらは「1.5ドル!」と言います。

すると、最終的に2ドルに落ち着くという交渉方法です(笑)

さすが、S君、だてに日本の最高学府の大学院を卒業してないわと、
感心しながらトゥクトゥクに揺られているうちに、
クロスタウンカフェに到着しました。

クロスタウンカフェは、 日本人の宮内さんが 、2012年に開店したカフェです。

カンボジアでは、おしゃれなカフェがまだあまりなく、
外国人が集まるホットスポットになっているようです。

その理由は何かといえば、
1つは、インテリアデザインが素敵。
木のやわらかみのある素材を活かした作りで、落ち着きます。

そして、何と言ってもお店のホスピタリティ。

奥のソファ席で、くつろいでいたのですが、
メニューを持ってくるスタッフが、我々よりも目線が低くなるように、
傍らでしゃがみ、接客をします。

日本でもここまでのところはなかなかないですので、
カンボジア人の現地スタッフへの教育が徹底しているなと感心しました。

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そして、やっぱり美味しい珈琲。
厳選された豆だけでなく、入れ方にもこだわりがあります。

注文してから10分くらいはかかりますが、
カンボジアでこのレベルの珈琲を出すことに徹底度が伝わってきます。

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もちろんWi-Fiも使えますので、
外国人のお客さんは、だいたいノートパソコンか、
タブレットの端末などを操作しています。

和気さんというお店の日本人の運営者さんに聞いてみると、
ただ、そんな高級な地区にもかかわらず、
すぐ近くの通りで、iPhoneを持って歩いていた人が、
暴漢に襲われるという事件があったエピソードを教えてくれました。

ポルポト時代を経て、拳銃が流通しているカンボジアでは、
事件はときどきあるようです。

暴漢は、どうやらiPhoneが欲しかったそうです。

襲われそうになった人は、拳銃を見たそばからすぐにその場に気絶して倒れたそうで、
それを見た暴漢は、その気絶具合に逆にびっくりして逃げたらしく(笑)
幸いに事なきを得たそうです。

高級地区でも用心が必要なプノンペンです。

カンボジアのサイトも少しずつ更新していますので、
そのあたりの状況も含めて、
次回、カンボジアシリーズ、最終回を書いてみたいと思います。