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観光デジタルマーケティングのアップデート1

2018年10月14日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

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(↑ デュシタニ クラビ ビーチリゾートのプールサイド)

現在、TLSというコースで観光デジタルマーケティングについて担当しています。
コース自体は、昨年2017年に制作されております。

ただ、デジタルマーケティングの分野は変化が激しいですので、
自主的に、今年2018年から2019年にかけての最新アップデート版を作ってみたいと思っています。

そこで、このブログにて、観光デジタルマーケティングについて、
何度かに分けて、シリーズで書いていきたいと思います。

1回目の今回は、観光デジタルマーケティングって何なのか?
について書いてみたいと思います。

一言でいえば、「観光(ツーリズム)にデジタルマーケティングを適用すること」です。
もっというと、「WEBを活用して、観光分野で売れる仕組みをつくること」です。

たとえば、ホテルを運営している企業であれば、WEBを活用して、ホテルに客が殺到する仕組みをつくることです。
レストランであれば、自動的にWEBで予約がいっぱいになることです。

実際に、大通りに面していなくても、少しわかりにくい場所にあるレストランでも、
WEBでの評価が高いことにより、にぎわう事例があり、先日私も体験してきました。

ツーリズムでいえば、特に、ホテル業界、飲食業界や、
(日本でもこれからはタクシー業界も含めて)デジタルマーケティングは必須になってきています。

ホテルや、レストランでは、観光客と接点を持つために、
ホームページやGoogleマイビジネス、トリップアドバイザーといったWEBサービスを活用すると成功する事例が増えています。

ただ、どう活用するかが、大きなポイントです。
活用方法を間違えると、全く同じ実力をもったホテルやレストランであっても、結果は雲泥の差になります。

たとえば、トリップアドバイザーで地域1位の評価を得ていてるホテルと、
100位のホテル。

トリップアドバイザーは、評価のシステムなので、実は、実力に差はないというケースがありえます。
むろん、1位の評価を得ているホテルの方が、圧倒的に集客が有利です。

この例は、少し極端に感じるかもしれませんが、
WEBに力を入れているホテルと、全く力を入れていないホテルでは、
起こり得ることです。

ホームページ・WEBサイトは自社で、いかようにでもコントロールできますが、
Googleローカルガイドによる口コミや、トリップアドバイザーによる評価は、
自社ではなんともコントロールしにくい部分があります。

しかし、まったくコントロールできないかというと、
良い口コミを誘発するような策はあります。

先日、海外へ視察にいくことで、自分でも実際に体験してきましたので、
ホテルの場合、レストランの場合などの場合分けをしつつ、
観光デジタルマーケティングについて、これから何度かに分けて紹介してまいります。