cuttysark

未来を予測する方法とは?

2014年11月02日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

半年後に上がっている株の銘柄が今わかったら良いですよね。
先回りして、対応(投資)ができますから。

起こりうる未来はなかなか予見できないものですが、
本日は、未来を予測する方法について書いてみたいと思います。

ここ数日で、5冊の書籍を読みました。
菅下清廣さん、中原圭介さん、ジム・ロジャーズさんの書籍です。

3人に共通しているのは、株や経済の予測が当たることです。

菅下清廣さんは元証券マンで、中原圭介さんはエコノミスト、
ジム・ロジャーズさんは、世界中を旅して実際に様々な国を訪れて投資する銘柄を選ぶという投資家で、
アメリカ生まれで現在シンガポールに在住の人です。

3人とも投資の世界で仕事をしてきて、結果を残している人です。
結果を残すからには、理由があります。

その理由を探るために、
3人の著作を読んでいくと、共通することがありました。

それは、3人ともに経済学だけで未来を予測しているわけではないということです。

数ヶ月から10年先の経済を予測するために、経済学の他に、歴史学、心理学、哲学を取り入れています。
経済学者の経済予測が当たらないのは、経済学の理論だけを援用しているからだと言います。

しかし、実体経済は、経済学の理論だけで動いているわけではありません。
人の心理が大きく作用していますので、心理学が必要です。
また、これから起こることは、過去にも起こっていることだったりしますので、歴史。
そして、予測をすることは、何よりも、他人の意見を鵜呑みにするのではなく、
自分の頭で考えることということで、哲学なのです。

3人ともに共通するポイントが見えましたので、
早速私も、自分の「未来年表」に起こりうる未来(たとえば「2020年東京オリンピック開催」)だけでなく、
自分なりの予測を書き入れることにしました。

私は、株をしませんので、銘柄の予測には関心がありません。
しかし、WEBマーケティングの会社を経営していますので、
実業の世界でどんな業種が伸びていくか、日本と世界の経済がどうなっていくかという点については
たいへん関心があり、自分なりに見通していきたいと思います。

はじめは、予測は当たらないかもしれません。
しかし、その原因を自分で考えて修正していくことで、少しずつ当たるようになると思います。