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【旅前】海外渡航先をどうやって決めるか?:観光デジタルマーケティング5

2018年10月26日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

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( ↑ タイ南部のクラビにて )

本日は、シリーズでお伝えしている観光デジタルマーケティングの5回目です。
今回のテーマは、「そもそも、海外渡航先をどうやって決めるか?」

あなたは、海外旅行するときに、行き先をどうやって決めていますか?

たとえば、、、
・テレビでポルトガル特集をしていて、行きたくなった。
・Facebookで友人がベトナムのダナンのリゾートホテルでのんびりしている写真をみて、自分も行こうと思った。
・友人とカフェでお茶をしていて、週末に行った台湾の話を聞いて、早速航空券を予約した。
・大学の講義で、教員が思い出深いイギリスの話をしていて、夏休みにロンドンに行く決意をした。
・親にハワイ旅行に行くんだけど、一緒に行かないかと誘われた。
などなど、海外旅行にいざなわれる動機は人それぞれだと思います。

ただ1つ言えることは、なにかきっかけがあるはずなんです。

知らない国には、行きようがないということです。
たとえば、エルサルバドルがどこにあるか知らない人は、
そもそも行きたいとは思わないでしょう。

海外旅行のきっかけはさまざまありますが、
近年では、WEBによってもたらされることも増えてきました。

海外旅行となると、仕事をしている人であれば、休暇を取ったり、
渡航費も必要ですので、実際に行くまでには、いくつものハードルがあります。

はじめのきっかけは、テレビやWEBの記事だったとしても、
その後に、SNSで友人が、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズのインフィニティプールの写真をアップしていたら、
行ってみたいと思う人もいるでしょう。

きっかけは、なにか1回とは限らずに、複数回、接触することによって、
行ってみたい気持ちが蓄積していきます。

はじめは受動的に見ていた情報でも、
行きたい気持ちが強くなってくると、自分で検索するようになります。

ここまでが「AISAS」のうち、「AIS」までの流れですね。

検索すると、インターネット上には膨大な情報がありますから、
イメージがより具体的になってきます。

そして、実際に海外旅行をするようになります。

海外旅行先のホテルやレストランの情報を調べるときに、どのWEBサイトを使いますか?

海外旅行であれば、私はあるときから圧倒的にトリップアドバイザーになりました。
4Travelというサービスもあるのですが、
日本のサービスなので、日本人には良いです。

このブログを読まれている方の中にも、そういえば、海外旅行に行く前に、
トリップアドバイザーをチェックすることが多くなったなぁと思われている方も少なくないのではないでしょうか。

トリップアドバイザーは、世界的なサービスなので、情報が膨大です。
また、ランキング形式でホテルやレストランが紹介されているため、
ホテルやレストランを決めるときに便利です。

トリップアドバイザーは、ユーザの評価によってランキングが決められているのがポイントです。
そのランキングによって、ホテルやレストランの売上は大きく影響を受けていると考えられます。

その意味で評価経済ともいえます。
次回は、評価経済としてのトリップアドバイザーについて書いてみたいと思います。