こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
今の景気をどうみるかですが、株式の相場がここ2年ずっと上げ続けました。
アベノミクスという国の政策による、バブル景気ですね。
ただ、今年の夏に中国での株式市場のショックがあり、
そこから、だんだんと景気後退の足音が聞こえ始めている時期です。
ただ、それを感じない人は、あまり感じていないという時期でもあります。
不景気と聞くといやな感じがするのですが、
これまでの歴史では、景気は必ず循環しています。
資本主義には景気の循環は必要なプロセスなんですね。
それで、経営者や資産家と呼ばれる人たちは、景気変動の波を受け止めています。
良い時もあれば悪い時もある、その上で対策をしているのですね。
良い時に何をして、悪い時に何をするのかが明確なんです。
ある経営者は、景気の良い時にも銀行から融資を受けています。
なぜなら、景気の悪い時に銀行は融資を引き締めるからです。
借りたい時に借りられないと、企業の経営上、死活問題ですので、
景気が良くて、借りる必要性がそれほど高くない時にも、
金利を払いつつ銀行からお金を借りているわけです。
では、投資家はどうでしょう。
たとえば、ある不動産投資家は、景気の良い今、手持ちの物件を売っています。
一棟物のマンションなどの不動産の価格は、年々価値が下がっていくことが普通ですが、
一部の物件は、リーマンショック後にくらべて、価格が上がっているものもあります。
現在、まだ、世間的には景気が良いので、数年前に購入した物件を、
高値で売っているという投資家もいるということですね。
さて、景気後退の局面に対する備えはできていますか?
企業のWEB戦略という意味では、今のうちに仕込んでおくと、良いですね。
企業ホームページにコンテンツを掲載していくことはもちろんですが、
YouTubeをはじめとした動画戦略、ソーシャルメディアへの対策を、
今やっておくと、これから後にやってくる景気後退の局面にも対応できます。
余裕があるうちに取り組んでいきましょう。