こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
大学の講義にて、毎年アンケートを取っています。
今回は、その結果のシェアの1回目です。
大学生(2年から4年)のFacebook、Twitter、Instagramのアカウント開設率を紹介します。
(アカウント開設率なので、アクティブ率ではないことを留意してください。)
東京都内の2つの大学で、この6年間で有効回答数はおおむね毎年200以上です。
はじめに、イメージしてみてください。
FacebookとTwitterとInstagramのアカウント開設率は、それぞれ何割で、どういう順番になると思いますか?
大学生には、予測する力が重要だと伝えていますので、下記の結果を見る前に、一瞬でも考えてみてください。
はじめに、Twitterをみてみましょう。
結果は、この4年間、ほぼ横ばいなんです。
LINEの次に使われているSNSです(LINEについては、アンケート結果の2回目で紹介します)。
社会人でしたら、TwitterよりもFacebookを頻繁に使用している人も多いですので、
意外に思う人もいるかもしれません。
次に、Facebookに行きましょう。
都内の大学生のFBアカウント開設率は、どのくらいだとおもいますか?
一昨年(2014年)の76%がピークになっていますね。
今年2016年には、50%まで減りました。
大学生は、Facebookではなく、Twitterなんですね。
Twitterの140字という短さや気軽さが支持されていますね。
また、Facebookの顔出し文化や、リア充をさらす行為は、
大学生にとっては少し大人の世界のSNSと感じる人が少なくないようです。
来年2017年も大学生のFacebookのアカウント開設率が下がっているようでしたら、
大学生は、FBへのハードルが高いということになりますので、注目してみていきたいと思います。
その代わりに伸びているのがInstagramです。
昨年2015年に5割、そして、今年2016年は6割でした。
着実に増えていますが、激増というわけではありませんね。
ただ、着目すべきは、Facebookを超えていることです。
来年2017年にどうなるか動向が気になるSNSです。
最後に蛇足ですが、mixiです。
mixiにアカウントを持っている人が19%です。
10年前にブームだったSNSも今では見る影が無いですね。
アンケート結果を見ると、「mixiって何ですか?」という回答もあったくらいです。
ただ、逆に約2割の人がアカウントをもっているという事実も、
捨てたものではないと思います。
いかがだったでしょう。
事前の予想とは違ったという人もいたのではないでしょうか。
また、大学生のアンケート結果ですので、社会人とは違う結果となります。
社会人でしたら、Instagramが6割もということは無いでしょうし、Facebookはもっと多くなりそうです。
アンケートを取る対象によって、結果は大きく変わります。
このアンケートは、都内の2つの私立大学ですが、地方の国立大学だったら、同じサンプル数でも結果は変わります。
次回(2回目)は、パソコンやタブレットやスマホなどの所有率、さらにLINEに関するアンケート結果を紹介します。