cuttysark

タブレット保有率はいかに!?大学生アンケート2015結果

2015年04月20日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

今年も大学での講義が始まりまして、1回目の講義が終わりました。
1回目の講義の時に行なっているのが、アンケート。

下記の項目についてアンケートをとっています。

1:スマートフォンを持っているか
2:自分専用のPCを持っているか
3:自分専用のタブレットを持っているか
4:LINEアカウントを持っているか
5:Twitterアカウントを持っているか
6:Facebookアカウントを持っているか
7:mixiアカウントを持っているか

東京都内での大学の講義は5年目ですので、最大で5年分の推移がわかります。
私の講義を取っている2年生から4年生で、有効回答人数は248名。
経営系の学部で「WEBマーケティング」講義を取っている学生です。

それでは2015年版のアンケート結果を早速みてみましょう。

◆1)スマートフォンを持っているか

cuttysarksmartphone2015

スマートフォンの保有率は98%となりました。
完全に行き渡ったと言えます。
必須のアイテムですね。

それでは、あとの2%はなにかというと、ガラケーではなく、
スマホ・ガラケーの2台持ちでした。

◆2)自分専用のPCを持っているか

cuttysarkPC2015

自分専用のパソコンを持っている人は、過半数の人がYESと答えています。
ただ3年連続で下がり続けています。

スマートフォンを持っているので、情報の検索から、友人とのコミュニケーションから、
ネット通販で購入するまでなんでもできるので、
自分専用のパソコンがなくても不自由しないという学生もいるようです。

ちなみに、大学のレポートもスマホでフリック入力で書いていって、
大学や家族のパソコンに送って、プリントアウトして提出という学生もおります。

◆3)自分専用のタブレットを持っているか

cuttysarkTablet2015

3年目のアンケートです。
2013年、14年と1割だったのですが、今年2015年になって、16%と増えました。

私の講義中もタブレットを持ってきている人がちらほら見られるようになりました。

ちなみに、教科書は拙著『Webマーケティング集中講義』(マイナビ)を使用しているのですが、
紙の書籍ではなく、Kindle版をダウンロードしてタブレットで講義を受けている学生もおります。

◆4)LINEアカウントを持っているか

cuttysarkLINE2015

スマホの保有とペアであるかのようですね。
日本では5400万人のユーザ数(2014年10月)となり、
完全に当たり前のツールとなりました。

◆5)Twitterアカウントを持っているか

cuttysarkTwitter2015001

意外と高いアカウント保有率なのが、Twitter。
やはり140文字という気軽さと、匿名OKという敷居の低くさが
高保有率をキープしているポイントと言えそうです。

さらに、電車に乗っていても、ちょっとした隙間時間でも、
スマートフォンから気軽にツイートできることも大学生との親和性が高い要因のようです。

◆6)Facebookアカウントを持っているか

cuttysarkFacebook2015

Twitterとは対照的に、下がったのが、Facebook。
友人とのコミュニケーションツールとしては、LINEがあるので、
無理にFacebookをしなくても困らない学生も多いようです。

Twitterと違って、実名制というあたりも若干の敷居の高さを感じるポイントのようです。

◆7)mixiアカウントを持っているか

cuttysarkmixi2015

今年アンケートを取るかどうか迷ったのがmixi。アンケートをとりはじめた2011年は、
まだまだやっている人が多かったのですが、
SNSとしてのmixiは現在あまり話題になりません。

結果31%でした。
逆に1/3の人がアカウントを持っていることに驚きました。

単にアカウントを持っているかどうかというアンケートですので、
毎日見ている人は、この数値から下がります。

大学生にとってmixiといえば、モンスターストライクなどのゲーム会社としての方が
有名かもしれません。

総括すると、SNSには栄枯盛衰があるものの、Twitterの健闘は光りますね。
タブレットの保有率は上がってきました。

今年すでに講義にタブレットを持ってきて、教科書は電子書籍版を活用してる学生がおります。
紙の教科書の持ち運びは軽くはないですので、
利便性という点から、教科書の紙と電子比率が、電子が多くなっていくことが予想されます。

3年後くらいには、どのくらいの比率で教科書は電子書籍版になるでしょうか。

機会があれば、今後もレポートしてみたいと思います。