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ブランドとは、なにか? 「AISARE(アイサレ)」 01

2008年10月28日

こんにちは、ホームページ制作会社(東京都千代田区)
株式会社カティサークの押切孝雄です。

ブランドとは、なんでしょうか?

なぜ、ルイ・ヴィトンのカバンを持つ女性が多いのでしょうか?
なぜ、ナイキのシューズを欲しがる少年は多いのでしょうか?
なぜ、販売台数が400台に満たない高級スポーツカーのエンツォ・フェラーリに全世界から3500人以上の購入希望が殺到したのでしょうか?(ちなみに、価格は1台7850万円)

その答えは、「AISARE(アイサレ)」です。

「AISARE(アイサレ)」をはじめて聞いたという方も多いのではないでしょうか。

「AISARE(アイサレ)」は、拙著『グーグル・マーケティング!』(技術評論社 2008)で
はじめて発表したモデルです。

「AISARE(アイサレ)」とは何か?

「AISARE(アイサレ)」とは、下記のモデルです。

A: アテンション(注目・認知)
I: インタレスト(興味・関心)
S: サーチ(検索)
A: アクション(購入)
R: リピート(繰り返し購入)
E: エヴァンジェリスト(他人に広める)

ブランドについて、長年試行錯誤し、やっとたどり着いたのが、
「AISARE(アイサレ)」というモデルでした。

たとえば、あなたがGoogleの「Googleトレンド」や
「Googleアラート」などの無料のサービスを利用していて、
その使いやすさに共感して使い続けているうちに、
利用方法についてエキスパート級にうまくなったとします。

そんな時に、友人と話していて、
「今、大学の卒業論文を書いているんだけど、
卒論のテーマについて、自動的に情報が集まる方法はないかな?」
と言われたとしましょう。

「Googleアラート」を設定すると、
Googleがメールで設定したテーマについての情報を送ってくれるようになるので、
卒論などの文章を書いている人にとってはうってつけです。

あなたは、Googleアラートを友人に紹介するでしょう。
そして、Googleの無料のサービスの有用性について、一通り話すのではないでしょうか。
この状態がエヴァンジェリストです。

サービスや商品を提供している企業から頼まれていもいないのに、
その使いやすさや有用性について、自然と口コミをして、おすすめしている状態です。

今の流れを「AISARE」のフェーズにまとめましょう

A: アテンション(注目・認知):「Googleアラート」について知る
I: インタレスト(興味・関心):設定したタイミングで新しい情報をお知らせしてくれる機能なのか
S: サーチ(検索):「Googleアラート」についてもっと詳しく調べてみよう
A: アクション(購入):設定してみよう
R: リピート(繰り返し購入):自動的に情報を教えてくれてとっても便利だ
E: エヴァンジェリスト(他人に広める):友人が困っていたらつい教えてしまう

AISAREのフレームワークは、有料のモノにはもちろん当てはまりますし、
Googleの無料のサービスであっても当てはまります。

AISAREは消費者の行動心理モデル

AISAREは、消費者の行動心理モデルです。

AISAREの流れで考えると、人がモノやサービスについて知るという段階から、
引き寄せられて、調べて、購入して、使い続けているうちに好きになって、
知人などにも自然と広めるという流れがあることに気づくでしょう。

ブランドには、人を引き寄せる何かがあるんです。
それは、商品やサービスの機能的な使いやすさだったり、
話さずにはいられないようなブランドの創業ストーリーだったり、
プロダクトの手触りやフォルム、つやといった感覚的のものだったりと、
多種多様です。

誰しも愛着を持っているブランドや、商品やサービスがあるものです。
それは、子供の頃に好きだったモノかもしれないですし、
現在、ハマっているモノかもしれません。

一時的に好きになったけれど、すぐに飽きてしまった商品やサービスもあるでしょうし、
10年以上ずっと使い続けていて、好きでい続けているブランドもあるかもしれません。

ブランドの本質である「AISARE(アイサレ)」とは何かについて、
このブログで、何回かのシリーズにして書いていきたいと思います。

あなたの身の回りの「AISARE」について考えるきっかけになればと思います。