cuttysark

ソーシャルレンディングmaneo ソーシャル+(プラス) (2)

2012年03月22日

こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。

今回は、ソーシャル+(プラス)の2回目です。

「ソーシャルレンディング」って聞いたことありますか?

「ソーシャル(社会的な)+レンディング(融資)」です。

事業資金がほしいと手を挙げている企業に、
みんなで事業資金を融資する仕組みです。

maneo001.jpg

たとえば、maneoという企業がソーシャルレンディングを事業化しています。

資金を集めたい事業者に対して、銀行ではなく一般から資金を募集して、
多くの人から資金を集めます。

そして、その集めた資金を元に事業者は企業活動を行います。
その結果、事業者が利益を得、多くの投資家も利益を得る仕組みです。

ものは試し、やってみなくては実感できない、
ということで、私もmaneoでソーシャルレンディングに参加しています。

たとえば、事業者が2000万円の資金がほしいと名乗りを上げます。
その事業の内容はオープンにされます。

その上で、ある人は4万円、ある人は200万円というように、
融資しても良いと考える人や法人が、リスクをとれる範囲で融資していきます。

今、何人の人が、いくら融資をしているのか、ほぼリアルタイムでサイトに表示されますので、
事業者側だけでなく、融資を行う側もオープン化、透明化していて、好感がもてます。

リスクはありますが、キャピタルゲインを狙う株などの投資よりも相対的にリスクは低く、
その分銀行にお金を預けるよりも、インカムゲインが高めに設定してあります。

最悪返って来ないリスクがあるので、リスクを精査した上で、
余裕のある資金を運用するのにはいいかもしれません。

先日、私が融資したソーシャルレンディングは、
東日本大震災で少なからず被害のあった企業でした。

また、集まった資金の一部(100万円)を東日本大震災の支援に回すという内容も共感できるものでした。

税金の使い道は、目に見えにくい(少なくとも実感しにくい)。
でも、ソーシャルレンディングは、目に見える。

もちろん、税金と融資では全く違う種類のお金ですが、
ソーシャルレンディングでは、どんな事業者が、何をするのにいくら必要なのかが明確ですし、
応援したくもなる。

そして、応援したい事業者に対して、リスクを熟知した上で、みんなで融資する。
その結果、事業者もハッピーになるし、ソーシャルレンディングした我々にもリターンとなって返ってくる。

意義のあるお金の使い方の一つだと思います。

銀行が融通してくれない資金だったり、それ以上に必要な資金をソーシャルに融資する仕組みとして
ソーシャルレンディングは面白い仕組みです。

今回は、ソーシャルレンディングについて見てみました。
次回のソーシャル+(プラス)は、ソーシャルコンサンプションについて書いてみたいと思います。