ソーシャルなプロモーション事例 ?JINS「スゴイ割」 (4)

こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
ソーシャルなプロモーション事例JINS編の4回目です。

前回までに、JINSの99%割引キャンペーンのニュースをmixiでみてから、
Facebookへ声をかけて、友人と10人が手を挙げて、当日10人で並び、
実際にクーポン券をGETして、後日メガネを購入したところまでを書きました。

jins001.jpg

( ↑ JINSのイベントのためにFacebookで立てた「イベント」。 企業はユーザが楽しめるネタを提供するとユーザは勝手にバイラルしていく)

本日は、少し俯瞰してこのキャンペーンをまとめます。

◆企業は、消費者が楽しめるソーシャルなネタとなるキャンペーンを投入する。

◆FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを通じて情報感度の高い人に広まる。

◆さらに口コミがその友人にも広まる。

◆JINSのようなキャンペーンは、
かなりお得な値段で買えるという実利的な便益を提供しているだけでなく、
さらに、仲間と協力するイベントとして「楽しさ」「経験」「思い出」を提供している

◆顧客満足度が高いので、その後もユーザによってブログやTwitter、facebookで口コミが発生する。

◆私のように、セミナーや大学で講義を受け持っているものは、
そこでも秀逸なソーシャルメディアキャンペーン事例として取り上げ、さらに口コミが発生する。

ということになります。

バイラル係数という、どのくらいの人に広まったかという指数がありますが、
今回は、1グループ10人で並ぶ必要があるので、実際に集まった人数が10人。

バイラル係数が10。
かなり高い数字です。

でも、実際には10人集まるまでに、もっと多くの人がこの情報をみています。
人によっては、日程が合わないとか、
原宿が遠いとかで、集まれないということもあったと思います。

したがって、実際JINSのキャンペーンを知った人は、
バイラル係数の10よりもかなり多かったと言えます。

ここからは推測ですが、費用的なところの企業負担では、
JINS側からすると、今回、100組(最大1000名)のキャンペーンでしたので、
6000円のメガネを最大1000人ですから、600万円です。
原価を単純に半分とすると300万円。

それにキャンペーンサイトの制作や当日のスタッフの経費、
それを広告代理店を活用してオーガナイズしていれば、
おおざっぱに合計1000万円の費用がかかったとします。
(この金額は単なる推定です)

この1000万円を高いとするか安いとするかは、
他のキャンペーンとの比較で計れると思います。

今回のように先着100組(最大1000人)で1組10人までで並んだら99%割引という場合と、
単純に、先着1000名までに、99%割引しますという場合を較べてみましょう。

企業側からすると、どちらも費用はほとんど変わりません。
でも結果は、大きく異なります。

単純に先着1000人まで99%割引の場合には、
マスメディアが絶大だった10年くらい前まででしたら、
インパクトのある強力なキャンペーンだったかもしれません。

しかし、現在2012年になり、ソーシャルメディアが発展してくると、
事情が変わってきます。

我々消費者が次々と勝手に口コミをしていって、
いい大人が踊らされて楽しんだわけですから(笑)

ソーシャルメディアで人が楽しんでイベントに参加できるような集まった人に応じて割引率をアップしていくというような、
今回のJINSのキャンペーンは、秀逸だったといわざるを得ません。

個人的には、昨日講師を務めたWEBマーケティングのセミナー(参加者50人以上)でも、
JINSのこのキャンペーンのことを話さざるを得なかったですし、

本日、午後に予定されている経営者向けのセミナーでもまた話すような気がしています。

本ブログ執筆者 カティサーク押切孝雄のセミナー情報はこちらからご覧いただけます

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