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カティサーク起業前ストーリー上海編4

2010年05月27日

こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。

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Photo By Jakob Montrasio CC

本日は、起業前ストーリー上海編の4回目です。

1996年春に、私は上海虹橋空港に降り立ちました。

上海浦東国際空港が開港するのが1999年ですので、
上海の空港といえば虹橋空港だった時代です。

大学がある華山路までは、タクシーで着きました。
夜だからか、門がしまっています。

門番に開けてもらい、
部屋に通されると、2人部屋でした。
部屋は暗く、電気がついていません。

同部屋の人がいないようでした。

私はフライトの疲れで、同部屋の人が来るのを待つことなく、
そのままベッドに横たわりました。

翌日、目覚めると、向かい側のベッドに男が寝ていました。
私が起き出すと、男も起きました。

挨拶をすると、男は台湾からの留学生でした。
名は、李。

半年間の交流を通じて、徐々に親友になっていく男ですが、
その時の印象は、ごく普通の東洋人というものでした。

日本で集めた情報では、大学には日本からの留学生も複数いるということでした。

そこで、日本人と相部屋になったら中国語を勉強するにも異国の文化を学ぶにも
意味が半減すると思いました。

せっかく上海に来たのだから、同部屋の学生を、日本人ではなく、
他国からの留学生にしてほしいとリクエストしておいたのが、
結果的に良かったようです。

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