こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
Photo by Julie Lindsay cc
本日はカティサーク起業前ストーリーの上海編です。
私が留学をはじめた当初、3月の上海は、
天気がどんよりとしていました。
あまり晴れの日がなく、雲が垂れ込める日が続いていたのですが、
4月に入ると、晴れの日が多くなり、天気とともに気温も上がってきて、
過ごしやすい気候となりました。
4月、1つ気がかりなことがありました。
東京の大学の履修登録です。
私は日本の大学を休学せずに上海に来ましたので、
物理的に自分で日本の大学の履修登録が行なえません。
そこで上海に来る前に、同じ学科の友人Wに履修登録の代行をおねがいしていました。
今のようにインターネットが活発ではない時代。
メールといえば、電子メールではなく、手紙だった時代です。
今なら、履修登録ができたことをメールで確認が簡単にできるでしょう。
また1996年当時は、日本でもまだ携帯電話が満足に普及しておらず、
固定電話が主流でした。
そこで、タイムリーに連絡がとれずちょっと心配だったのですが、
国際電話か何かで友人Wと連絡がとれ、無事に履修登録ができたことを確認できました。
これで、東京の大学の方もクリアして、
心理的にも上海を存分に堪能する状況が整いました。
上海の大学に半年間留学しましたが、
はじめの4カ月は中国語を学び、
最後の2カ月弱で中国各地を旅しながら中国の当時の様子をつぶさにみてきました。
とにかく自分の目で見て行動するという「体験」が後に役立ってくることになりますが、
次回は、留学のお金の出所などについて書いてみたいと思います。
私は全くの私費留学でした。