こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
本日は、起業前ストーリー上海編の2回目です。
Photo By jamesfischer CC
大学2年の後期に、海外留学を決めました。
その行き先は上海でした。
1994年の北京への1カ月の短期留学の最後に、
2日間だけ上海に寄ったのがきっかけです。
北京とはまた違う開発途上の都市。
道が碁盤目状ではなくカオス的で、河が中心部を流れる街。
庶民が暮らす古い街並みと、新しいビルが建ちつつある浦東地区。
古いものと新しいもの、富める者と富を求めてやってくる者の街。
「白猫」と「黒猫」が混在する街。
それらが渾然一体となって、ものすごいパワーを発散している都市として、
1994年の2日間の間に私の身体が記憶しました。
おそらく、あの経験が忘れられなかったのだと思います。
2年後の1996年春に2度目の上海に降り立っていました。
今回は、半年間の予定でした。