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Yahoo!の広告もここまで来てます

2013年11月28日

こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。

Yahoo!ってみてますか?
週刊東洋経済(2013年11月16日号)によると、
Yahoo!は、月間614億PVも見られていると言いますから、
日本のサイトでは、圧倒的にナンバー1です。

Yahoo!のトップページのニュースを毎日みているという人もいらっしゃると思います。
先日、Yahoo!のニュースを見ていたら、広告に目が行きました。

私の年齢が38歳なのですが、
「38歳」と書いてあったからです。

スクリーンショット 2013-10-01 7.39.45

だれでも、「みなさん」と言われても振り向きはしませんが、
「あなた!」と言われれば、振り向くわけです。

そんなわけで、「38歳」と大きく書いてあったら、ハッとして、見てしまうわけですね。

そして、Yahoo!は、そのような広告を出してくるわけです。
Yahoo!でアカウントを取る時に、個人情報を入力しているため、
ログインした状態ですと、Yahoo!は、私の年齢をバッチリ把握しているのです。

それで、Yahoo!は、私の年齢を正確に38歳だと認識しているわけです。
それで、広告をピンポイントで出してきたわけですね。

38歳の人だけでなくて、37歳の人には、「37歳」、36歳の人には「36歳」というように広告を出していると推察されます。

これは、やっぱり見てしまうので、とても効果的です。

そして、後日!

スクリーンショット 2013-10-04 9.05.41

今度は、「39歳までに」という広告が出てきました。
全く同じではなくて、近い将来のことにバリエーションを変えていて、実にいやらしい(^^;
そして、効果的です。

ただ、この広告は楽天o-netですので、未婚の方へ向けた広告です。
Yahoo!は、結婚しているかどうかは把握していないようです。
(または、登録時点での情報)

私は、既婚ですので、この広告で、38歳というところで目が行きますが、
その後に結婚の広告だということがわかると、「自分ごと」にはならないというわけです。

ただ、あなどれないのは、
総務省の統計によると2010年時点で、35-39歳で未婚の男性は、36%ほどいるわけですので、
結婚している2/3の人にとって効果がなくても、3人に1人以上には依然有効だということです。

インターネットの広告は、パーソナライズされてきています。

こういった広告は、なにもYahoo!だけではありません。
さらに、踏み込んだ広告が、Facebookでも表示されます。
そのあたりの話は、また今度のブログで書いてまいります。