こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
「We choose to go to the moon.」 ケネディ元米大統領の言葉です。
(我々は月に行くことを選択する)
1960年代のアメリカは、ソ連との冷戦の真っ只中、戦争の危機にありました。
その中で、血で血を洗う他国との争いごとにもっと執着することもできました。
しかし、ケネディ元米大統領は、他のどの選択肢でもなく、
月へ行くという壮大なビジョンを「選択」することによって、
人々を夢を実現する方向へ導きました。
動詞が、wantではなく、decideでもなく、choose(選択する)というところがポイントです。
さらに、「1960年代内に」と、明確な日付を指定している点。
このために、人類が月へ行くことが1970年ではなく、1969年に実現しました。
( ↑ ドバイの砂漠から見上げた月 )
できたら本当にすごいと思えるようなビジョンを提示して、
熱狂的に向かわせることができる人がリーダーなんだと思います。
ひるがえって、今の日本の状況を考えると、中国と韓国との領土問題があります。
でも、ケネディ時代の冷戦のように、やはり建設的な状況ではないですね。
ネガティブな競争ではなくて、ポジティブなビジョンに向かった方が良いわけです。
企業という点から考えると、
国内で他社と競争したり、市場が縮小するのに合わせて衰退していくのではなく、
日本の伝統ある老舗企業ほど、どんどん世界に出ていった方がいいのではないかと思います。
私ができることは何なのかと、海外渡航の間にずっと考えていて、
昨日ブログで書いた目標の1つが導き出されました。
◆WEBを活用し、老舗日本企業のグローバル化の支援をする
(2020年までに限定100社程度)
インターネットのテクノロジーを活用して、
日本の良いものを持っている伝統的な企業が、
世界と直接やりとりし、さらに発展するように支援する。
今年のテーマが「向き合う」でもありますし、
2020年くらいまでは、1000社とか多くの会社ではなくて、
選ばれた100社程度にフォーカスしようと思います。
ですので、そういった事業を私どもと一緒にやってみたい人、
また、世界に出て行きたい老舗の日本企業の方は、
お気軽に私に連絡ください(^_^;
次のブログでは、もう一つのビジョン
「世紀を越えるブランドをつくる」
(日々の努力の結果、結果的に世紀をまたぐブランドになっている)
について書いてみたいと思います。