こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
テレビがつまらないと感じている人は多いのではないでしょうか。
もちろん、一部の有益な番組はありますけれども。
私がテレビがつまらないと感じる主要因は、視聴率至上主義だからです。
視聴率を上げるためには、多くの人に見てもらわなくてはならない。
多くの人に見てもらうためには、マニアックな内容ではなく、
大衆的な内容にしなくてはならない。
日本に中流階級や中流意識そのものが瓦解しているのに関わらず、
テレビ番組の多くは、大衆的な内容を放送しているわけです。
スポンサーを背負ったテレビ番組では視聴率を最優先することは、
宿命であり仕方のないことですが。
私がみたい番組は、もっとニッチな情報です。
専門的な情報です。
テレビで放送されるほど大衆的にはメジャーではないけれども
専門の業界で光っている人や物に焦点があてられている番組です。
たとえば、好きな経営者や、好きな本の著者が発言している番組です。
しかし、そんなテレビ番組は、ニッチすぎてカネにならないので、
スポンサーが集まらず、番組が成立しないというわけです。
しかし、そのジレンマをUSTREAMが打開しました。
たとえば、ソフトバンク社長の孫正義さんのプレゼンや、
小山龍介さんの番組、
本のタイトルを決める過程をUSTREAMでみせていくコンテンツなどなど、
テレビ番組として成立しないくらいにニッチだけれども、
知的好奇心を刺激するコンテンツを放送できる環境が整いました。
現在のUSTREAMは、まだ黎明期だからということはありますが、
スポンサーはなくても意欲的なコンテンツは多いです。
USTREAMで放送するのに大規模な装置は必要ありません。
iPhoneだけあれば、世界中に放送が可能です。
2010年代は本当に面白い時代になったと思います。