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USTREAMが世界を変える

2010年05月09日

こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。

テレビがつまらないと感じている人は多いのではないでしょうか。
もちろん、一部の有益な番組はありますけれども。

私がテレビがつまらないと感じる主要因は、視聴率至上主義だからです。

視聴率を上げるためには、多くの人に見てもらわなくてはならない。
多くの人に見てもらうためには、マニアックな内容ではなく、
大衆的な内容にしなくてはならない。

日本に中流階級や中流意識そのものが瓦解しているのに関わらず、
テレビ番組の多くは、大衆的な内容を放送しているわけです。

スポンサーを背負ったテレビ番組では視聴率を最優先することは、
宿命であり仕方のないことですが。

私がみたい番組は、もっとニッチな情報です。
専門的な情報です。

テレビで放送されるほど大衆的にはメジャーではないけれども
専門の業界で光っている人や物に焦点があてられている番組です。

たとえば、好きな経営者や、好きな本の著者が発言している番組です。
しかし、そんなテレビ番組は、ニッチすぎてカネにならないので、
スポンサーが集まらず、番組が成立しないというわけです。

しかし、そのジレンマをUSTREAMが打開しました。
たとえば、ソフトバンク社長の孫正義さんのプレゼンや、
小山龍介さんの番組、
本のタイトルを決める過程をUSTREAMでみせていくコンテンツなどなど、
テレビ番組として成立しないくらいにニッチだけれども、
知的好奇心を刺激するコンテンツを放送できる環境が整いました。

現在のUSTREAMは、まだ黎明期だからということはありますが、
スポンサーはなくても意欲的なコンテンツは多いです。

USTREAMで放送するのに大規模な装置は必要ありません。
iPhoneだけあれば、世界中に放送が可能です。

2010年代は本当に面白い時代になったと思います。

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