こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。
ロンドンの街を歩いていると、同行していた妻がTWININGSという看板を見つけました。
紅茶のトワイニングですね。
入り口の上に金のライオンと数世紀前の弁髪の中国人の立体の彫像があり、なんだか面白そうな雰囲気です。
入ってみることにしました。
すると、間口は狭かったのですが、奥に広いお店の作りでした。
そこに、トワイニングの紅茶やコーヒーが置かれていました。
両脇の壁の上の方に、肖像画が飾られています。
トワイニングの歴史を創った人たちなのでしょう。
ずっと奥まで行くと、壁に金色の板が取り付けられており、そこに何か文字が書かれていました。
トワイニングの創業者のトーマストワイニングが、
この地にお店を開いてから250年を記念して、
1956年にウエストミンスター区から贈られた銘板でした。
知っている方も多いと思いますが、
英国王室御用達(ロイヤルワランティ)という制度が今なおイギリスにはあり、
トワイニングは、英国王室御用達なわけです。
(ちなみに、日本の皇室御用達という制度は、メーカーに対する公平性という観点から昭和時代に廃止となっています。)
ということは、2006年には、300年周年を迎えているわけですね。
しかも、1つのお店がこれほど長く、同じ場所に居を構えているのって、ロマンがあると思います☆
( ↑ 茶葉で「I LOVE TEA」と書かれていて、遊び心があり、なかなかにLovelyですね )
トワイニングでは、茶業(コーヒーも扱っている)が、
脈々と受け継がれており、3世紀以上をまたいだブランドになっているわけです。
元々、世紀を越えるブランドをつくろうとしたわけではないでしょう。
日々、努力をした結果、世紀をまたぐブランドになっていたというのが、実際だと思います。
今回の2週間にわたる海外渡航で、様々なことに遭遇しました。
それは、次の10年を明確にするものになりました。
それは、これまでの10年と明らかに異なるもので、
今、思い起こせばカティサークの第一部は、
昨年、大学講師を拝命した頃に一度終わったんだと思います。
そして、昨年から今年にかけて第二部への胎動の時期があり、
しかしそれがはっきりするまでに、今回のイギリス渡航を待たなければなりませんでした。
そして、今、完全に覚醒しました。
「世紀を越えるブランドをつくる」
(日々の努力の結果、結果的に世紀をまたぐブランドになっている)
カティサークの第二部をはじめます。
次回、このあたりについて、もう少し詳しく書いてみたいと思います。