知り合いからのメールをいただき知ったのですが、
2007年5月21日未明に
イギリスのグリニッチに展示されている、
カティサーク号で火災があり、
かなりの部分が消失した模様です。
(写真はCNNのニュースより)
元は、こんな帆船でした↓
(こちらの写真は私が撮影)
カティサーク号は、
1870年に処女航海を行った帆船でした。
100年以上前にイギリスから中国までを就航し、
当時一番速かった船でした。
中国からは茶葉などを運んでいました。
弊社の社名の由来となった帆船です。
BBCのニュースによると、
カティサーク号は昨年11月より、
日本円で60億円をかけて修復中だったようです。
そのため一部の船の部品は、別の場所で修復中で、
被災を免れたとのことです。
インタビューによれば、残った部品などを用いて、
再建し復活できるのではないかとのことでした。
消火活動は、8台の消防車が出て、
40人の消防士たちが行ったそうです。
イギリスに留学中に
消防隊員にインタビューをしに行ったことがあります。
その消防署こそ、
グリニッチのカティサーク号から一番近いところにある
消防署でしたので、私と話をしたうちの何人かの消防士は、
実際に、カティサーク号の消火活動を行ったのかもしれません。
私がグリニッチに住んでいた時は、
毎朝、家からグリニッチ公園を周り、
このカティサーク号のところまで、
ジョギングをするのが日課でした。
何でもそうですが、形があるものは、
いつかは無くなってしまうリスクがあります。
痛ましいですが、起こってしまった火災は取り返すことが出来ません。
あとは、人々の心に生きるのか、
それとも再建・復活するのか。
その後の経過を見守っていきたいと思います。