cuttysark

上海で見つけました!

2007年03月23日

上海に出張して来ました。

実は、1996年に上海に留学していたことがあったので、
懐かしかったです。

ただでさえ建設ラッシュが激しい上海ですから、
高層ビルが郊外まで広がっていたり、
地下鉄も高架の道路も出来ていて、
かなり変わってました。

「新天地」という六本木ヒルズのような再開発地区があるのですが、
こういった超高級スポットは11年前には存在しませんでした。

上海で様々なビジネスモデルを見ることが出来ました。

例えば、観光客を相手とした箸専門店がありました。
高級な箸を1膳数千円程度で販売している専門店でした。

数千円は、日本人や欧米人の観光客にとって
たいした値段ではないのですが、
中国では、一般的なホテルに一泊できる程の値段なのですね。

つまり、一般の中国人は、買えない価格です。
でも、観光客はお土産に買っていくわけですね。

例えば、同様のビジネスモデルを日本で展開する
と言ったことも出来るかと思います。

日本独自色を出すために、商品ラインナップを
日本特有の漆塗りの高級箸にするなどは必要ですが。

出店は、高級ホテルです。
しかし、グランドハイアットやコンラッドなどの
外資系ホテルではなく、
日本の文化に憧れを持つ外国人達が泊まる日本の高級ホテルです。

オークラやニューオータニあたりに小さなお店を出します。
効率的に裕福な外国人観光客にアプローチします。

小さなお店に商品は、箸だけ。
箸以外は置いてはいけません。

間違っても「日本」などとプリントされたTシャツを置いてはいけません。
Tシャツは他にいくらでも売っている店があるし、
箸専門店ということを強く印象づける必要があるからです。

こういったアイデアは、頭の体操レベルの話ですが、
参考となるビジネスモデルをいくつか見つけることが出来ました。